47都道府県には、それぞれの県民がもつ独特の文化があるもの。でも、それってなかなか知る機会がなく、当たり前のように行われているものもあるはずです。今回は、ソニー生命保険株式会社が全国の20歳～59歳の男女4,700名に行なった「47都道府県別 生活意識調査」をもとに、『他の都道府県の県民からよく驚かれること』をご紹介♡ みなさんの地元特有の文化は何でしょうか？
「何にでも砂糖かける」「古墳の上に住んでいる」県はどこ！？ 他県民から驚かれること一挙紹介！
◆北海道・東北
北海道「建物の中と外の寒暖差」
青森県「茶碗蒸しや赤飯が甘い」
岩手県「高校の部活動が加入必須」
宮城県「高校の共学が少ない」
秋田県「何にでも砂糖をかける」
山形県「全市町村に温泉がある」
福島県「まんじゅうを天ぷらにして食べる」
北海道って、ご存知のとおり冬場は気温が毎日氷点下となる地域が多いのですが…部屋の中は、半袖で過ごせるくらい暖房をぽかぽかに設定しがちなんです。なんならアイスも食べちゃう。それくらい、もう気温差半端ない。北海道は石油ストーブの家が多いので、エアコンほど調整が効かないからというのも理由のひとつかも。
そしてとっても気になるのが、秋田県民の「なんでも砂糖をかける」。なんでもって、どこまで…？ と思ってしまいますが、まさかの「納豆」にもかけちゃうそう！ 青森県も茶碗蒸しや赤飯が甘いという回答があり、「東北は甘い味付けが好き」という特徴が見えましたが、納豆はかなり衝撃…！
◆関東
茨城県「ガソリンスタンドが少ない」
栃木県「海がないのにサメがご当地料理」
群馬県「ハーゲンダッツの工場がある」
埼玉県「交通網が充実している」
千葉県「出席番号が誕生日順」
東京都「交差点を渡る人の多さ」
神奈川県「スーパーやホームセンターが充実している」
海がないのにサメがご当地料理…！？ 栃木の方言では、サメ肉をサガンボとモロというそう。煮付けにして食べるのが定番です。栃木県民にはなぜそこまでサメが浸透したのでしょうか。ご存知の栃木県民、教えてください！
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どうやら、フランスやアメリカ含む、世界で三か所にしかないハーゲンダッツの工場が、まさかの群馬にあるそう。純粋にスゴい。
千葉県では、学校の出席番号順が名前の五十音順ではなく生年月日順なんです！ 4月生まれの人が一番早く、3月生まれが一番遅くなるってことですね。幼いうちは成長の差でいろんなものの習熟度の差が生じがちだし、苗字が変わったりしても問題ないし、友達の誕生日をなんとなく把握しやすいしでいいことだらけじゃないですか？ むしろこっちでよさそう。
◆北陸・甲信越
新潟県「ウィンタースポーツが出来ない人が多い」
富山県「小学校の時から期末テストがある」
石川県「市販で売られている刺身の下に必ず保冷剤が入っている」
福井県「コシヒカリが福井うまれということ」
山梨県「ワインが一升瓶で売られている」
長野県「制服のある高校が少ない」
あんなに雪が降るのに…！ 新潟県民は意外にもウィンタースポーツが苦手なようです。新潟県民は全員スキーかスノボができるイメージ、確かにあります。そんなことはないようです。
そして、小学校から期末テストがある富山県、教育レベル高すぎる…！ 都会のように、いわゆる「お受験」がない分、公立の学校で小学生から鍛えられているのかもしれませんね。
◆東海
岐阜県「自宅で温泉に入れる」
静岡県「中学校は登校したらジャージに着替える」
愛知県「レジ袋としてゴミ袋をもらうことがある」
三重県「和菓子屋さんが多い」
岐阜県、自宅で温泉に入れるの神すぎる…！ いや、待って。普通に考えて家で温泉ってどういうこと？ 湧き出るの？ …と困惑してしまいますが、なんと岐阜県にはガソリンスタンドならぬ「温泉スタンド」があるそう。ポリタンクに温泉を注いで、自宅のお風呂で希釈して楽しむのが一般的なんです。入浴剤よりよっぽど高濃度で温泉を楽しめそうでうらやましい。温泉スタンド、一回使ってみたいですね！
また、愛知県では商品を購入時にもらえるレジ袋が指定ゴミ袋になっているお店が多いそう。買う時からちゃんと捨てることを考えているなんて、すごい。ゴミ袋が有料となっている地域も結構ありますもんね。スーパーで袋を買って、さらにゴミ捨て袋を買うのはエコとは言えないので、全国的に普及してほしいです！
◆近畿
滋賀県「琵琶湖大橋を車で渡ると道からメロディが鳴る」
京都府「マナーや暗黙の了解が多い」
大阪府「お好み焼きにご飯」
兵庫県「ウィルキンソン誕生の地であること」
奈良県「古墳の上に住んでいる」
和歌山県「みかんの剥き方が特殊」
ん？ 道路でメロディが鳴るってどういうこと！？ 琵琶湖大橋の音が鳴る道は、通称メロディロードと呼ばれており、「琵琶湖周航の歌」というご当地ソングが流れるそうです。琵琶湖周辺の道路は速度を出してしまいがちなことでも有名ですが、メロディまで鳴るなら運転が楽しすぎますね。何回か通りたい。
また、奈良県の「古墳の上に住む」も衝撃。え、そんなことできるの？ と思ってしまいますが、奈良県にある大量の古墳のほとんどは、行政ではなく個人に権利があるそうで…ふもとや堀など、さまざまななところに家を建てることが可能なんです。
◆中国・四国
鳥取県「店の入れ替わりが激しい」
島根県「胃腸炎のことを『腸感冒』と言う」
岡山県「用水路が多い」
広島県「日常の話題で普通にカープの話題が出てくる」
山口県「道路が広い」
徳島県「お好み焼きに甘い豆が入っている」
香川県「ご飯とうどんを一緒に食べる」
愛媛県「“を”の発音が“wo”」
高知県「返杯の文化」
日常に話題でカープが出るなんて、愛されてる！ 球団のなかでもカープは圧倒的に地元の人たちの心を鷲掴みにしていることがわかります♡ 県民みんなが野球を語れるなんてすごいですね。
また、香川県ではご飯とうどんを一緒に食べるそうなのですが…え？ どっちがおかず？ そもそもおかずの概念ってあるのかな？ と困惑。さきほど大阪府では、「お好み焼きにご飯」という回答が上がりました。こちらも炭水化物on炭水化物でかなり衝撃的でしたが、お好み焼きの塩味が強いぶん、たしかに想像できます。うどんはその点あまり味が濃くないイメージですが…うどんをご飯にのせる？ それともうどんの汁にご飯を入れる？ 香川県民のみなさん、コレどっちですか〜〜？
◆九州・沖縄
福岡県「焼き鳥屋に豚バラがある」
佐賀県「空港の駐車場が無料」
長崎県「お盆の精霊流しで爆竹を大量に使う」
熊本県「馬刺しがスーパーに売っている」
大分県「地域の温泉の安さ」
宮崎県「民放が2局しかない」
鹿児島県「克灰袋（敷地等に積もった火山灰を収集する袋）がある」
沖縄県「下の名前で呼び合う」
熊本県では、「馬刺しがスーパーで買える」のが一般的！ う、うらやましい…！ 馬刺しといえば、鮮度がとても重要になってくるために、居酒屋などのお店でしか食べられないものだと思っていましたが、熊本は馬の生産数が全国トップレベルなぶん、スーパーでも新鮮な状態で販売できるんですね。
また、「民放が2局しかない」宮崎県も衝撃。筆者もかつて地方に住んでいた際、民放が3局しか入らないため、全国的に流行しているドラマを1ミリも知らないという事態になったことがあります…。まさか、その上があったとは。
みなさんが「わかる〜！」と共感した都道府県あるあるはありましたか？ ちょっと離れた地域のあるあるでも、「私の地域も一緒だ！」と新たな共通点があった都道府県もあったのではないでしょうか。なかなかおもしろいあるあるが集結した今回のアンケート。これからの忘年会や新年会で、「コレって本当？」と聞いてみると、さらなるおもしろ地元エピソードが聞けて盛り上がるかも♡ （Ami）
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