韓国旅行に行くなら釜山も行って!スカイカプセルが韓国イチ写真映えだった♡

韓国旅行で行く場所なら、いわずもがなソウルが大定番! 聖水でショップの旗艦店やカフェを訪れたり、明洞や東大門で夜までお買い物を楽しんだり、江南で美容医療をしたりと、楽しみ満載。でも、ソウルから高速鉄道で2時間半ほどの距離にある「釜山」もまた、絶景の宝庫♡ なかでも海雲台の「スカイカプセル」は韓国イチの映えスポットといっても過言ではないくらい、かわいすぎる写真が撮れるんです。

今回は、そんなイチオシ観光地「スカイカプセル」の魅力をご紹介します!

釜山まではどうやっていく? 飛行機・列車からのアクセスは…

釜山とは、韓国の南東部に位置する海沿いの街。ソウルに次ぐ第二の首都です。福岡からはわずか200キロなので飛行機で1時間、船でも最短3時間程度で行ける距離感なんです!

成田空港から釜山までは飛行機の往復で3万円前後(時期により変動あり)。成田・ソウル間と大差ありません。また、ソウルから釜山は最もポピュラーな移動手段である高速電車で2時間半ほど。片道6千円くらいなので、日本でいう東京から大阪間に置き換えると、結構安いように思えます。

筆者の場合は前後の日に用事があったため「東京→ソウル→釜山」の順で移動せざるを得なかったのですが、ソウルと釜山に行きたい場合は「釜山→ソウル」の順番のほうがスムーズですよ!

スカイカプセルってどんな乗り物?

スカイカプセルとは、釜山の海雲台にある「海雲台ブルーラインパーク」という観光地で乗車できるモノレールのこと。2020年にオープンして以来、多くのインフルエンサーが観光に訪れ、予約必須の人気スポットに! 赤、青、黄色、緑などのちょっとレトロなカラフルな色のモノレールが、青沙浦(チョンサポ)尾浦(ミポ)の間、2km区間の海岸線を30分かけて走行します。友人や恋人と個室のモノレールで海をゆったりと眺められるなんて至福のひととき♡

多少のズレがあるものの、おおよそ下の地図の黄色いライン沿いを運行します。↓

 

二駅どちらからでも乗車可能ですが、海雲台の海水浴場から散歩しながらアクセスできる距離に停留所があるということで尾浦(ミポ)出発の方が人気。筆者が予約した1ヶ月前には、日曜だったこともあり、すでに尾浦のチケットは売り切れで、青沙浦(チョンサポ)駅から乗車しました。しかし、午前中にスカイカプセルを訪れる筆者のプランでは逆によかったのです。

↓青沙浦駅周辺の景色

こちらを見てわかるように、青沙浦駅の周辺にはほぼ何もありません。海雲台の海水浴場に近い尾浦の方が、近隣にレストランやオリヤン、ダイソーなどのショップがあり、観光しやすいです。筆者の場合、西陽がまぶしい時間を避けて朝11時にカプセルを予約していました。その後、近隣でゆっくりとランチをしてから釜山を15時くらいには離れる計画。そのため、カプセル乗車後に観光がしやすい青沙浦駅乗車・尾浦駅降車のプランは、結果的にとてもスムーズでした!

11時ぴったりにスカイカプセルの乗り場に向かうと、15分ほど列で待ったのち乗車できました。3人で一つのカプセルに乗車しましたが、ちょうどいい狭さ。窮屈には感じません。乗車するとすぐ、海沿いの美しい景色が見えてきます! 30分間の間、ずっと窓から絶景が見えます。ゆったりとした時間を楽しみつつも、途中木々が茂る道もあり、30分間景色がちょっとずつ変化していくので飽きない! 純粋にアトラクションとして楽しめる乗り物です。

上は一番海が綺麗な通りに差し掛かって撮った写真です。釜山の海に面した広大な景色に、レトロなカラフルのカプセルが並んでいます。そのコントラストがあまりにも美しく、白く差し込む陽射しと波のきらめきの中に、静かな時間が流れているように感じました。どこかノスタルジックで、まるで韓国ドラマのワンシーンのような光景。夕暮れが一番人気でしたが、午前中もかなり穴場でおすすめな時間帯です!

降車してからはちょっと歩いた先にある、海水浴場の周りをしばらくお散歩。観光地としてかなり綺麗に整備されています。この付近は日を遮る建物が少なく。夏はかなり眩しいので日傘必須! 降車してからこの海水浴場沿いを大体15~20分ほど歩くと、レストランが立ち並ぶエリアに到着します。

筆者はその後、トッポギ食べ放題のレストランで昼食をいただきました♡ 海雲台周辺は、ソウルの街中のような賑やかさはありません。でも、日本でいう鎌倉や熱海のような、海沿いの穏やかでのびのびした空気感を感じられるスポットです。ソウルで遊び倒したあと、釜山でゆったりしたりするもよし。もしくは、両親や恋人と落ち着いた旅行がしたい場合にも、特に喜ばれる観光地かもしれません。

こんな映え写真が撮れました♡

やっぱりスカイカプセルの中でやりたいのは、カプセルから見える綺麗な景色を背景に、最高にかわいい写真を撮ること♡ 筆者が乗車時間の30分間、いろいろと試した結果わかったオススメの撮り方を3つご紹介します。

かわいいフードやドリンクを持ち込んで

なんと、このスカイカプセル内は飲食物の持ち込みが自由! それほど多くはないものの、近くにはいくつかのカフェがあるので、そこで購入したものを持ち込んで撮るのもかわいい。青沙浦(チョンサポ)から乗車した筆者は、乗車駅と同じ建物にあるカフェでドリンクを購入しました!

レトロなカメラで撮影

こちらの写真は、友人のiPhone9で撮影したもの。光の取り込み具合や画質では新しいものより落ちるものの、彩度が低めの落ち着いた雰囲気がレトロなスカイカプセルの雰囲気に合っていていい! レトロな写りのデジカメを持っている方は、この中の雰囲気とマッチすること間違いなし。ぜひ持ってくることをオススメします♡

ヘアアクセにこだわってみる

カプセル乗車前にお土産屋さんで購入したバブーシュカを着用。比較的アップの写真が盛れる場所なので、顔周りやファッションはいつもより盛っておくとかわいい♡ 秋冬はニット帽やイヤーマフをつけてモコモコななファッションで写真を撮るのもぜったいに映える!

日本語OKの予約方法は?

チケットは当日現地で購入することもできますが、せっかく釜山まで行くなら、確実に、そして希望の時間に乗りたい! 特に日の入りの時刻は大人気で、乗車日の1ヶ月前ですら売り切れるほどです。だからこそ、余裕をもってあらかじめ予約しておくのがおすすめ。

でも、「韓国語わからないし予約なんてできるのかな…?」と心配になっちゃいますよね。筆者も公式の予約サイトを見て、日本語がないことにちょっと不安を感じ、なんとか日本語で予約できるサイトってないかな? と調べてみると、予約サイト・Trip.comで予約できることが判明! 

Trip.comはホテルや飛行機の予約アプリと認識している方も多いと思いますが。列車やレジャーも予約できちゃうすぐれもの。筆者はホテルの予約はagodaが多いですが、今回のスカイカプセルに加え、ソウル・釜山間の高速列車もこちらで予約しました。

↑アプリ内で「海雲台ブルーラインパーク」と検索すると。このような画面が出てきます

パークの情報や口コミまでまとめて確認できるのがありがたい…! あとはここから「スカイカプセル片道乗車券」(片道しかありません)を選択して、希望の日付と時間、人数を選んで購入するだけ。電子チケットなので、あとは当日時間までに乗り場に行き、スタッフに見せるだけです! 

筆者もこれを利用して予約をとり、チケットを見せるだけで、何のトラブルもなく乗車できました。

また、公式のサイトとこのTrip.comでどのくらい値段が違うの? というのも気になるところだと思います。公式では、2名搭乗券が40,000ウォン、3名が45,000ウォン、4名が50,000ウォンでした(1000ウォン=約108円)が、Trip.comでは現在2名で3,822円、3名で4,300円、4名で4,777円とかなりお手頃。どうやら、定価は為替レートを考慮するとおおよそ公式サイトと変わりませんが、Trip.comの割引10%が課されるようで、公式より安い! 安心して予約できますね。

せっかく釜山に行くなら、広杏里もおすすめ

釜山でいちばんおすすめなのは海雲台のブルースカイパークなのですが、ほかにも魅力的な場所があります。中でも、広杏里は海雲台とは違って商業施設も立ち並ぶ、かなり賑やかなで活気のあるビーチ! 日にちを変えて訪れるのがおすすめです。

最寄りの駅からビーチにいくまでの通りには、雑貨屋さんやカフェが立ち並んでいます。筆者も全店舗見て回っていたら、平気で2時間近く経ってしまいました! 韓国っぽいカラフルなデザインのかわいいアイテムが多くて、ときめきがとまらない♡ (謎の日本アニメのショップもありました)

広杏里のビーチは、買い物やご飯など、楽しめるものが盛りだくさん! 海雲台は大体3時間いれば満足できる感じですが、広杏里は半日いてもできることがたくさんある場所です!

広安里は、夜景も見逃せません。夜になると、海の上に浮かぶ小さな船から花火が打ち上げられます。花火大会のように大規模ではありませんが、ビルが立ち並ぶ都会の海に、人の手で小さな花火が打ち上げられる光景は、どこか温かく心に残ります。その瞬間、人々がそれぞれの時間を過ごしていることが感じられて、自分が街や人々と一体化したような、不思議な感覚に包まれました。

また、毎週土曜の夜8時と10時には、ドローンショーが行われます。時期によって、テーマが異なるようです。タイミングがあった方はぜひ行ってみてください♡


少しでも釜山の魅力が伝われば幸いです。海沿いの立地に恵まれ、都会の華やかさと海の穏やかさが調和した唯一無二の観光地、釜山。「ソウルにはもう何度も行ったし、ちょっと新鮮な韓国を感じたい」「都会的な景色よりも、海風を感じながらゆったり過ごしたい」という方は、ぜひ釜山を考えてみて!

Ami 
東北出身、都内の大学に在学中の現役大学生ライター。2024年に半年間、イギリス・ロンドンに留学。ヨーロッパ周遊の旅経験など、海外ネタにも詳しい。月30冊は漫画を読むほどの漫画好きで、美術館巡りや図書館巡りにもお熱な文系女子。
無印良品とカルディのパトロールが習慣。最近の目標は「頑張らない自炊」。