プロのときめきが詰まった♡ “偏愛クローゼット”
CanCamでお馴染みの4人のスタイリストが愛してやまないファッションアイテムを紹介。プロ目線の価値があるものは、ただかわいいだけでなく、細部へのこだわりや実用性、ストーリーが備わっていて、さすがでした♡ 人気スタイリストの伊藤舞子さん奥富思誉里さんが登場した前編に続いて、後編は川瀬英里奈さん、たなべさおりさんのクローゼットを覗き見します!
【FILE_03】川瀬英里奈さん
“欲しいものがあるから、仕事を頑張るって、素敵な循環♡”
ホレたブランドには、貪欲になるタイプです(笑)
「私の中でsacaiの服だけは特別なのですが、基本的にはシンプルなデザインが好き。小さい頃から気に入った服しか着ないコで、大人になった今も好きなブランドには貪欲になってしまいます。
仕事柄もありますが、今までにたくさんの洋服を買っていて若い頃は失敗もましたが、そういう経験も含めて自分の審美眼を養う糧になったと思っています。今も毎日、素敵なブランドの服に囲まれているので、物欲が止まらないのは正直な悩み(笑)。でも、買い物って私にとっては仕事を頑張るモチベーションにもなっているんです。最近は『次こそ頑張って働いたご褒美にエルメスのケリーを買いたい!』と思っているのですが、その前にまずはそのバッグに見合う女性になれるよう、自分磨きを頑張りたいです」
01:持っている服で最も多い大好きなブランド「sacai」
「スタンダードを基盤にしつつ、エレガントなディテールや独創的なシルエットを取り入れたデザインが特徴。さらっと1枚で着てもテンションが上がるので、ここぞというときにsacaiを選ぶことが多いです。今回撮ったのは春夏の服のみで、秋冬ものもまだまだあります」
02:バリエーション違いで複数買うほど♡「EYEVANのアイウェア」
「日本発のファッションアイウェアブランドで、中でも7285シリーズが大好き。細かいディテールへのこだわりなど、とにかくクオリティが素晴らしいんです。私に合うサイズ感でかけ心地がよく、バリエも豊富なところも魅力」
03:タビは何足あっても困りません!「Maison Margielaのタビシリーズ」
\タビは何足あっても困りません!/
「ブランド初期から現在まで長く愛されている名品。遊び心があるモードなデザインなのですが、カジュアルにもキレイめの服にも合わせやすくて最高。好みの色やデザインを見つけると、つい欲しくなってしまいます」
【FILE_04】たなべさおりさん
“力が抜けて軽やかなノンシャランな女性を目指したい”
小さい頃から大切にしている〝ときめき〟が原動力
「いつもときめきを大切に選んでいるので、クローゼットにあるアイテムは我がコのようなものばかり(笑)。今回、カメラマンさんに撮ってもらえて『ウチのコかわいい!』とテンションが上がりました。そういえば幼少期から、華奢だったりフワフワした小さなおもちゃが好きで、私の〝ミニ〟好きは昔から変わらないと思い出しました。
好きなモチーフは、リボンやハート。それにスポーティやカジュアルなアイテムをMIXして合わせるのが好きです。パリの雰囲気が漂うジェーン・バーキンみたいなノンシャランコーディネートも大好き。これも昔から好きなスタイルで、アシスタントの頃から、アニエスb.のベレー帽やプチバトーのTシャツを着ていて。この好みは、きっとおばあちゃんになっても変わらないだろうなと思います」
01:日本に未上陸のネクストブランドにも注目「パリブランド」
「数年前にパリ旅行に行ってから、ますますフレンチコーデに夢中。定番パリブランドはもちろん、日本に未上陸のブランドもECサイトで購入するほど。最近のお気に入りはSézane。価格帯もそれほど高くないのでついポチッとしてしまいます(笑)」
02:カラフルで気分が上がる「ミニハンドルバッグ」
「普通のバッグはベーシックカラーを選びがちですが、ミニのハンドルバッグは、バッグというよりもアクセサリー感覚になるので、様々な色や形が欲しくなります。クローゼットに並んでいる姿もカラフルでかわいいので、モチベが上がります!」
03:個性を表現できるから集めたくなる♡「キャッチーなバッグチャーム」
「はっきり言ってバッグチャームは沼(笑)。ハイブラからプチプラまで様々なショップにあり、限定チャームやランダムチャームまで千差万別で、買い始めると止まりません。自由にカスタムするのが楽しいし、人のバッグチャームもつい見ちゃいます!」
ブランド愛&ときめきで選ぶ♡ 偏愛アイテムにきゅん
ブランド愛が止まらない川瀬英里奈さんのsacaiやマルジェラのタビシリーズ、パリの風を感じるたなべさおりさんのミニバッグ&チャームコレクションなど、プロの審美眼で選び抜かれたアイテムは、かわいいだけじゃなく、持ち主のライフスタイルやストーリーまで映し出していましたね。4人のスタイリストのクローゼットをのぞいてみて改めて感じるのは、“好き”を大事にすることが自分らしいおしゃれを楽しむ必須条件。あなたのクローゼットにも、そんな一生モノやときめきアイテムを仲間入りさせてみませんか。
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