見渡す限りの青い海と空!最高なひとときを満喫できる宿
東京駅から新幹線でわずか1.5時間。静岡県・伊東市に佇む、星野リゾートの「界 アンジン」をご存じでしょうか。伊東市といえば、サムライとなった英国人航海士・三浦按針(ウィリアム・アダムス)ゆかりの地。宿の名前の「アンジン」は、三浦按針が由来なのです。日本初の西洋式帆船を伊東の地で造船した人物であることにちなみ、この温泉旅館は館内の随所に海や船旅をテーマにしたデザインが取り入れられています。日常の喧騒から離れて、大海原を体感できるゆったり贅沢な宿をご紹介します♡
そもそも、三浦按針ってどんな人?
16世紀末に日本に漂着した英国人航海士ウィリアム・アダムス。彼は時の将軍・徳川家康に取り立てられ、伊東の地で、日本ではじめての西洋式帆船を造船した人物なのです。その功績を称えられ、西洋人として初めて「サムライ」となり、家康から授かった日本名が「三浦按針」。「三浦」の名は、領地の「三浦郡」(現在の横須賀市)から来ていて、「按針」とは「水先案内人」を意味するそう。彼が伊東の船大工とともに造船にあたった場所が、今の「界 アンジン」の建つあたりにあったと言われています。
全室オーシャンビューの客室で爽やかな絶景に癒やされたい♪
そんな旅館の人気の理由はなんといっても全45室がオーシャンビューの「按針みなとの間」。客室ごとに異なるデザインが施され、ローベッドとソファの快適空間に、船にまつわるアートワークが飾られています。ちなみに、客室を含む「界 アンジン」の内装は、商業空間のデザインに数多く携わっている設計会社が手掛けているんだそうです。
壁にかかるのは、かつて航海で使われていた舵(かじ)や櫂(かい)を取り入れたアートワーク。大航海へのロマンをかきたて、オリジナルの寝具「ふわくもスリープ」が心地よい休息の時間に誘います。
英国のエッセンスを加えた会席料理が美味すぎる!
伊豆ならではの食材に、按針の出身地である英国のエッセンスを加えた会席料理もポイント。特別会席のブイヤベース鍋は、伊勢エビや金目鯛など新鮮な魚貝の出汁をたっぷり含んだ、なんとも贅沢な味わい。思わず、「このブイヤベースの中に飛び込みたい♡」と思ってしまうほどのおいしさです♪ また、ハイティーツリーをイメージした器に盛りつけられた八寸やお造りなど、視覚的にも楽しい会席料理に心から満たされることができます。朝食では英国の郷土料理「スコッチブロス」も。白みそと生姜を効かせた、ご飯に合う味付けです♡
\特別会席 台の物「ブイヤベース」/
\ハイティーツリーをイメージした宝楽盛/
\朝食は英国で親しまれる「スコッチブロス」/
大海原を望む最上階の大浴場
8階に位置する大浴場からは、青く広がる太平洋を一望することができます♪ 朝日に光る水面やグラデーションに染まった空と海の色など、時間とともに移りゆく眺めを堪能できるので、1日に何回入っても、異なるムードを味わえます。
湯上がりには、按針が日本で初めて造船した西洋式帆船「サン・ブエナ・ベントゥーラ号」の甲板をイメージした「サンブエナデッキ」で、海風を感じながら航海のお供と言われていたクラフトビールなどを楽しめます。
2ヶ月前からの予約がお得!8月には花火大会も♪
画像提供/界 アンジン