あなたの周りには「ついていきたい」と思える上司がいますか?
今回は株式会社ビズヒッツが働いている男女293人に行った調査をもとに「ついていきたいと思える上司」について見ていきます。
大共感。この上司についていきたいと思った瞬間TOP5
まずは「この上司についていきたいと思った瞬間」について聞いてみたところ…
圧倒的1位は「困ったときに助けてくれた(46.4%)」になりました。困ったときに助けてもらえると、上司の頼れる姿にあこがれや尊敬を抱きやすくなるのかも! その他にも思わず共感しちゃう項目が続いているので、チェックしていきましょう。
<1位 困ったときに助けてくれた>
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私が悪いわけではないのに先輩から強く注意されたとき、聞きつけた上司が代わりに言い返してくれた
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クレーム対応をしているときにスッと現れて、ざっくりとした内容を私に確認したあと、対応を交代してくれた
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失敗したときにかばってくれた。
仕事をしていると正直、ミスを完全にゼロにするのは難しいもの。失敗したときや困ったときに助けてもらうと、「この上司についていきたい」と感じる人が多いとわかりました。
そして中には「助けてくれた姿がかっこよかった」「助けてもらったから恩返ししたい」「頭が上がらない」という熱いコメントも。具体的な上司の行動としては「難しい対応を代わってくれた」「迷惑をかけた取引先に、一緒にあるいは代わりに謝罪してくれた」などが挙がっています。
また「助けてくれるときに嫌な顔をしない」という声もあり、助けてくれたときの態度や表情も「ついていきたい上司」のポイントなのかも!
<2位 自分を評価してくれた>
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きっちり数字や頑張りを見てくれていて、直接会った際にほめてくれたり、結果を会議で報告してくれたりと、評価してくれた。
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日頃厳しく数字の管理などを申しつけてくる上司から、仕事の成果が出たときに、「君が指示通りいろいろな資料をまとめていてくれたおかげだ、成長したね」と言ってもらえた瞬間。厳しくされていたことが、指導の一環だったとわかりました。
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縁の下の働きを認めてくれた。
自分を評価してくれる上司に対しては、「失望させたくない」「もっと評価されたいから頑張ろう」という気持ちになりますよね! また些細なことに気づき、認めてくれる上司についていきたくなる人も多いことがわかりました。
<3位 話を聞いてくれた>
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上司に相談したあと、すぐに解決策を会社に提案してくれたとき。
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仕事の悩みを真剣に聞いてくれた。仲間内で意見が割れたとき、お互いの言い分を立てたうえで結論を出してくれた。
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親身になって相談に乗ってくれたとき。
上司がしっかり話を聞いてくれることで、部下には安心感が生まれます。ポイントはただ話を聞くだけではなく、「親身かつ丁寧に話を聞くこと」。さらに聞きとった内容をもとに業務や職場環境の改善をしたり、問題を解決したりすることで、部下からの信頼はより深まりそうです◎
<4位 仕事を任せてくれた>
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自由にさせてくれるところ。
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「失敗してもいいから、俺が責任を取るからやってみろ」と言われたとき。
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「あなたのことを信じている。何かある時対応するのが上司の仕事。思い切ってやりなさい」と言われたとき。「上司の顔に泥を塗ってはいけない、恥をかかせない仕事をしよう」と気合が入った。
部下の自主性に任せてくれる上司についていきたくなった人も多数! 仕事を任せてもらう中でも「適宜アドバイスはくれる」「最初に方向性は示してくれる」という意見もあり、丸投げにならないよう気遣いも忘れずに行うことが重要とわかりました。
また「何かあれば責任は取る」という一言が重要だとする人も。仕事を任せるからといって、責任を部下に押し付けるのはNGです。
<5位 的確なアドバイスをくれた>
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具体的なアドバイスが役に立ったとき。
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質問に対して、的確に「こういった回答をしたらよい」と言ってくれる。
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自分が間違った方向へ動いているときに、「今はそう動くべきではない」と教えてくれたとき。
上司に相談したときや助けてもらいたいとき、的確なアドバイスを貰えると安心しますよね。例えば緊急のトラブルがあって対処法を指示してほしいときに、「他の社員を見習え」「自分で考えてみろ」といったアドバイスだと、さらに困ってしまう部下も多いです。
状況に合わせて、具体的な行動に落とし込んでアドバイスしてくれる上司だと、よりついていきたいと思える上司像に近づくかも?
こんな共通点が…! ついていきたいと思える上司の特徴7選
続いては「ついていきたい上司の特徴」に関して質問。特徴を調査してみました。
1位は「話が的確」と回答した人がもっとも多くなりました。その後、2位「話しやすい」、3位「仕事ができる」、4位「落ち着いている」が続きます。コミュニケーション関連の特徴が多いようですね↓
<1位 話が的確>
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話の起承転結がしっかりしていて、理解しやすいように説明してくれる。
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指示が的確で、わかりやすい。
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回りくどくない説明をする。
話が通じるかどうかはコミュニケーションの基本。コミュニケーションがうまくできないと、仕事はスムーズに進まず、ストレスも溜まりますよね…。
また部下が困っているときにアドバイスする時も、話がズレていたりわかりにくかったりすると、逆効果になることも。そのため指示や説明がわかりにくい上司にはついていきたくない人が多いとわかりました。
<2位 話しやすい>
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質問しやすい環境を整えてくれること。
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相談しやすく、普段からコミュニケーションを大事にしている人。
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懐の広い上司は、仕事関係からプライベートの話まで何でも話しやすくていい。
困ったときに助けてもらうためには、部下が上司に「困っているんです」「助けてください」を声をかけることが必要。でも話しかけにくい雰囲気の上司だと、委縮してしまってなかなか助けを求められないことも。
普段から話やすい雰囲気をつくってくれる上司だと、トラブル時にも頼りやすいですよね♪
<3位 仕事ができる>
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プロジェクト進行中にどこで躓いているのか、どう解決するかを考えられる思考力がある人。
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仕事が早い。
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圧倒的な経験値。
経験や知識が豊富な上司なら、部下も信頼と安心感を持って仕事にあたれますよね! スマートに仕事をこなす姿は憧れや尊敬に繋がりやすいのかも。
<4位 落ち着いている>
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気分の浮き沈みの少ない人は、ついていきたいと思います。
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メンタルが安定していて、不機嫌なときがない。いつもポジティブで笑顔。
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どんな場面でも冷静に対処してくれる。
感情の浮き沈みが少ないと、話しかけやすさにつながります。またトラブルが起きても冷静な上司は、アドバイスの求めやすさもピカイチですよね。焦らない、どこか余裕を感じさせる姿も特徴のようです◎
<5位 部下を気にかけている>
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いつも気にかけてくれる人。
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積極的に部下への協力や気遣いをしてくれる人。
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指導するときに愛を感じる上司。
具体的には「体調を気にかけてくれる」「困りごとがないか聞いてくれる」といった行動が大切な様子。上司ひとりに対して部下複数の部署やチームだとしても、ひとりひとりに目配りをしてくれる上司は部下からの信頼も厚そうです。
また部下の適性や関心を見抜き、適材適所で配置したり業務分担したりしてくれる上司も、ついていきたくなる上司の特徴! 適性や関心を見抜くために、部下を気にかけておくことがベストですね♪
<6位 責任感がある>
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何か問題が起こったときに、責めるのではなく責任を取ってくれる上司。
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トラブルが起きたときに、逃げないで部下を守る人。
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いざというときに、部下任せにするのではなく、自分で責任のとれる上司。
ミスをしたときに部下を責めるのではなく、「自分の指導力不足」などと責任をかぶってくれる上司を、ついていきたい上司として挙げた人も多くなりました。「次は絶対に迷惑をかけられない」という気持ちにも繋がり、部下との関係性にも大きな影響を与えそうです。
<7位 部下を信頼している>
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「あなたのやりやすい方法でやってくださいね!」と気さくに言ってくれる。
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私のことを認めてくれて、信用して頼りにもしてくれる人。
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部下や後輩を信用し、仕事を任せてくれる人。
仕事を任せてもらえたり裁量を与えられたりすることで、やりがいをもてるという声も!
このような部下の場合、細かい指示や過度に干渉してくる上司よりも、信頼して仕事を任せてくれる上司についていきたくなる傾向がありそうです。
こんなこと、求めてます。理想の上司に最も期待すること
最後に「理想の上司にもっとも期待すること」を聞いたところ、「公平性」という声が1番集まりました。そして2位「リーダーシップ」、3位「責任感」…と続きます。
公正性や責任感などの「人間性」と、リーダーシップや指導力といった「管理職としてのスキル」を挙げた人が多く、人間性も仕事のスキルも、どちらも期待されていることがわかりました。
さて今回は「ついていきたい上司」についてご紹介していきました。部下と上司は仕事仲間といえど、やはり人間同士の付き合いであることに変わりありません。コミュニケーションを大事にして、「ついていきたい上司」をぜひ目指してみてくださいね! (おだかれん)
情報提供元/株式会社ビズヒッツ 写真/(c)Shutterstock.com
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