本田望結「家族のSNSはコメント欄までチェック!」映画『カーリングの神様』で気付いた、フィギュアスケートとの違いとは?

本田望結、きらめく私のステラ

本田望結
2004年6月1日、京都府生まれ。
女優やフィギュアスケーターとして活動中。ドラマ『家政婦のミタ』の出演で人気を博し、NHK連続テレビ小説『らんまん』や『ONE PIECE ON ICE~エピソード・オブ・アラバスタ~』など数々の話題作に出演。

子役から活躍している本田さんが、20歳になった今年、青春スポーツ映画『カーリングの神様』でチームをまとめる女子高生を熱演! そのきらめく演技力の秘密や撮影秘話をネホハホしてきました♡ 本田さんの星のように輝く瞳に吸い込まれるこちらの映画も、要チェックです!


カーリングを猛特訓! 休憩中も練習して挑みました

私が出演した『カーリングの神様』は高校生の少女たちが主人公。でもいわゆる学園モノとかではなくて、カーリングという競技にスポットが当たった作品です。役をいただいたときはうれしいと同時に、〝フィギュアスケーターの自分〟が出てきてちょっぴり悔しい気持ちになってしまいました。「氷上のスポーツの中で、カーリングが人気になっちゃう!」って(笑)。スケートリンクでよくカーリング選手の方々を見ていたので、カーリングは自分にとってはすごく身近なスポーツ。やったことはなくてもきっとすぐコツをつかめるはず、と思っていたんですけど…実際にやってみるとすごく難しかったです。フィギュアスケートとは足の使い方が全然違うので、歩くことに苦戦してしまって(汗)。日頃のクセが抜けなくて、他の出演者さんがフォームの練習をしている中、ひとり歩く練習をしていたくらい。ちなみに、撮影での練習や試合シーン、全部私たちが実際にやっているんですよ。映画でチームを組んだ〝みよステラ〟のメンバーとは、休憩時間にもいっしょに練習を重ねて本気で撮影に挑んだので、本当にチームメイトになった感覚。試合シーンはアドリブ満載なんですが、自然と息が合ってました。

私が演じた役・香澄は、チームのリーダーですが、引っ張るというよりはまとめ役をするタイプ。普段の自分とは反対のキャラだからこそ、すごく意識して演じていました。だから、オフの時間でも自分をちょっと抑えていたかも。みんなと話し合って協力して作品を作り上げました。作中では、高校生ならではの正直さや至らなさがチーム内の揉め事を引き起こすんですが、その様子はちょっと懐かしい感じがしましたね。大人になると人に合わせるのも上手くなるし、自分の意見をぐっとこらえるコツもわかってくると思うんですが、高校生だとまだわからなくて100%のパワーで相手とぶつかってしまうじゃないですか。CanCam読者の社会人の皆さんも、そんな少女たちの姿を見て「懐かしいな。自分って意外と成長しているな」なんて感じて、自分をほめられる要素を見つけられるんじゃないかなと思います。この映画はフィクションですが、何かに打ち込む熱い視線がたくさん描かれています。ポスターを見て私と目が合ったら、ぜひ映画館に足を運んでほしいです。


MIYU’S Q&A

今の「自分の性格」を3単語で表すとしたら?

  • 頼れる
  • 男っぽい
  • 甘えん坊

頼られるとうれしくなるし、かわいいものよりカッコイイものに惹かれます。でも家族の前では甘えん坊。妹のほうがしっかりものかも(笑)。

最近ハマっているのは?

映画館で映画を観る

友達や家族と映画に行くときは、必ずポップコーンを買っちゃいますね。今のところキャラメル派です♡ 御朱印集めもハマっていて、もうすぐ3冊目に入るところです。

最近のナイトルーティンは?

家族のインスタを見る

更新された投稿を見て、ファンの方たちのコメントもチェック! 家族が大好きなんですよ(笑)。もしかしたら、自分のSNSより見ているかも。

近頃よく使う絵文字は?

強いて言うなら「。」

絵文字は相手に合わせるタイプ。唯一の決め事は文の最後に「。」をつけること。今どきは使わないって聞いたけど、これは外せないルールです。

最近「絆」を感じたエピソードは?

兄姉とお休みが偶然被ったこと!

日々予定を入れたい人なので丸一日オフってなかなかないんです。それが偶然家族と一緒になって。ちょっとしたことですが、運命を感じました。

映画『カーリングの神様』

公開中 配給:ラビットハウス
高校生の香澄(本田望結)はカーリング国際大会のエキシビションマッチへの出場を目指すべく、小学校時代に結成したチーム〝みよステラ〟を再結成することに。彼女たちの情熱はやがて周囲の大人も巻き込んで…。カーリングを通して未来へ踏み出す少女たちの奮闘記。
©2024「カーリングの神様」製作委員会
CanCam2024年12月号「本田望結 きらめく私のステラ」より
撮影/鈴木章太 スタイリスト/稲葉江梨 ヘア&メイク/山田佳苗 構成/衛藤理絵 WEB構成/久保 葵