梅雨シーズンの強烈な湿気に、スタイリングだけで対抗するのはちょっと無理があるカモ? 梅雨の残念ヘアを解決するためには、洗髪から髪悩みに合うアイテムを取り入れてケアするのが、効率よく理想なヘアスタイルを叶えるコツ!
『Oggi』7月号から、つぶれやすい“ぺったりヘア”と、ボリュームが出やすい“うねる・ふくらむヘア”、2つの髪悩みを解決できる、髪の乾かし方&スタイリング方法を教えちゃいます。
前回の“ぺったりヘア”に続き、今回は“うねる・ふくらむヘア”のケアをご紹介します!
★【梅雨の髪悩み1】ぺったり髪の乾かし方を伝授!ポイントは“髪に逆らって、根元を立ち上げる”
「うねる・ふくらむ」ヘアは“しっとりまとめる&夜の仕込み”で解決!
夜の洗髪後は、しっかり保湿剤をなじませて、髪の内も外も潤いたっぷりの状態にしてあげることが、まずは第一歩! 髪を乾かすときは、毛流れもキューティクルも毛先に向かって整えていくことで、するんとまとまりのいい髪に。夜のうちに徹底して仕込んでおくことで、朝起きたときのまとまり感が格段にアップします。
<乾かし方&スタイリング法>
1.濡れた髪に保湿剤をなじませる
洗髪後にタオルで水気をおさえたら、全体にオイルやミルクをなじませます。特に傷んでいる部分は湿気が入り込みやすいので念入りに。
2.根元を寝かせるように毛流れに沿って乾かす
ドライヤーは根元から乾かします。後ろから前へ指先で毛流れを整えながら乾かしましょう。根元を乾かしている間に、中間~毛先に保湿剤がなじんでいきます。
3.毛先をねじりながら温風を当てる
全体をざっくりふたつに分け、それぞれ前方向に軽く引っ張りながらねじります。温風を当て、根元を寝かせながら毛流れをクセづけます。
4.上→下へ手ぐしを入れて冷風で引き締め
上から下へ向かって冷風を当て、キューティクルを引き締めます。手前に軽く引っ張りながら手でとかして、毛流れも整えます。
5.シニヨンをつくって就寝
前方向に軽く引っ張りながらねじって、耳下の位置でシニヨンをつくります。ワニクリップなど跡がつきにくいもので留めてそのまま寝ましょう。
6.朝にもう一度保湿して髪をまとめる
シニヨンのおかげで根元が寝て、翌朝には、ふくらみやチリつきのない、ゆる巻きヘアに。保湿力の高いスタイリング剤をなじませれば完成です。
これで、梅雨時期のうねり&ふくらみも解決ですね! クセのある髪は乾燥しやすく、潤いをたっぷり注入してあげることで、するんとまとまりやすくなります。インバスケアは、オイルシャンプーやクセ毛専用のシャンプー&トリートメントなどで、素髪からまとまりのいい状態にすれば、朝のスタイリングもぐんと楽になります。ぜひお試しを!(さとうのりこ)
★【梅雨の髪悩み1】ぺったり髪の乾かし方を伝授!ポイントは“髪に逆らって、根元を立ち上げる”
『Oggi』2015年7月号(小学館)
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