東京と大阪で売れてるリップって違うの?@cosmeのフラッグシップショップで調べてみた

マスクを外す機会も増え、リップメイクが楽しみやすくなった2023年。マットリップや落ちないリップ、粘膜リップにツヤリップなど、リップメイクのトレンドもさまざまだけど、日本全国どこでも流行りって一緒なの? 疑問に思ったCanCam.jp美容ライターが、日本最大級のコスメ情報サイト@cosmeのリアルショップで調査!東西のフラッグシップショップ@cosme TOKYOと@cosme OSAKAの売り上げランキングを元に、東京と大阪で売れるリップの違いを探ってみました。

まずはそれぞれの売り上げランキングTOP10を見てみましょう!

@cosme TOKYOリップアイテム売り上げランキングTOP10

1位:ヴィセ エッセンス リッププランパー  SP001 ¥1,430


2位:ケイト リップモンスター 06 2:00AM ¥1,540

3位:レブロン キス シュガー スクラブ 111 シュガー ミント ¥880

4位:ケイト リップモンスター 03 陽炎 ¥1,540


5位:ケイト リップモンスター 05 ダークフィグ ¥1,540


6位:ケイト リップモンスター 109 6:59PM ¥1,540
7位:ケイト リップモンスター 07 ラスボス ¥1,540
8位:ケイト リップモンスター 04 パンプキンワイン ¥1,540
9位:Wonjungyo ウォンジョンヨ ケアマスターリップマスク ¥1,430
10位:rom&nd ロムアンド グラスティングメルティングバーム / 05 Nougat Sand ¥1,320

@cosme OSAKAリップアイテム売り上げランキング

1位:Laka フルーティーグラムティント #108 ソルティー ¥1,980

2位:ケイト リップモンスター 07 ラスボス ¥1,540

3位:ケイト リップモンスター 05 ダークフィグ ¥1,540

4位:ケイト リップモンスター 04 パンプキンワイン ¥1,540

5位:ヴィセ ヴィセ エッセンス リッププランパー SP001 ¥1,430

6位:Joocyee グレーズフィルムルージュ #525 完熟メープル ¥1,760
7位:ケイト リップモンスター 06 2:00AM ¥1,540
8位:Laka フルーティーグラムティント #115 エンヴィ ¥1,980
9位:セザンヌ リップカラーシールド 01 フィグブラウン ¥660
10位:Ririmew センシュアルフィックスティント  04 シナモンナッツ ¥1,870

(ともに集計期間:2023/10/01~2023/10/31)

調査結果①リップモンスター、強すぎる…!

ケイト リップモンスター
左から、06 2:00AM(東京2位)、03 陽炎(東京4位)、07 ラスボス(大阪2位)、04 パンプキンワイン(大阪4位)

東西の違いを探るつもりで調査しましたが、パッと見てこちらを無視するわけにはいかないので、最初にご紹介しておきます。そう、リップモンスター売れすぎ現象です。コスメ好きさんのポーチに1本は入っていると言われる、言わずと知れたバズリップですが、東京では6本、大阪では4本がランクインという 圧倒的な強さを見せました。カラーは、東京のみで「黄み×明るい」カラーの03がランクインするなどの違いはありましたが、それぞれ、イエベ向け、ブルベ向けのカラーがまんべんなく売れている印象でした。


調査結果②“東京売れ”は「シアー」&「ケア」がキーワード!

左から、ヴィセ ヴィセ エッセンス リッププランパー SP001(1位)、レブロン キス シュガー スクラブ 111 シュガー ミント(3位)、Wonjungyo ウォンジョンヨ ケアマスターリップマスク(9位)

リップモンスターがランクインしまくり…ということで、あまり東西で差は出ないのかな?という気もしましたが、もう少し深掘りしてみると、少し傾向が見えてきました。

それは、東京ではシアーな仕上がりや、ケア効果のあるリップが売れていること。1位のヴィセ エッセンス リッププランパーは、温感と清涼感で、ふっくらボリュームアップした唇をメイクするリップグロス。ほんのり血色感のあるシアーピンクで、下地や保湿リップとしても使えます。

そのほか、3位のレブロン キス シュガー スクラブは、ナイトケアにも使える洗い流さないリップスクラブで、9位のウォンジョンヨ ケアマスターリップマスクナイトリップマスクと、リップモンスター以外のアイテムは、ケア効果のあるリップばかりなんです! 一方で、同様のアイテムは大阪では、5位のヴィセ エッセンス リッププランパーのみ。「シアー&ケア」は東京売れのキーワードといえるかもしれません。

調査結果③“大阪売れ”リップは「しっかり発色」&「粘膜リップ」

左から、Laka フルーティーグラムティント  #108 ソルティー(1位)、Joocyee グレーズフィルムルージュ #525 完熟メープル(6位)、セザンヌ リップカラーシールド 01 フィグブラウン(9位)、Ririmew センシュアルフィックスティント 04 シナモンナッツ(10位)

一方で大阪を見てみましょう! 大阪の1位はLaka フルーティーグラムティントで、別カラーが8位にもランクイン。なのに、東京ではベスト10に入っていません。(※ただ、9月1日に@cosme OSAKAがオープンした際に、Lakaの先行発売などが行われた影響はあるかも)

韓国発Lakaのフルーティーグラムティントは、果汁のようなカラーとツヤが特徴の、グロウティントリップ。高発色とツヤ感が持続するのがポイントです。このLakaのリップのように、しっかり発色&ツヤのアイテムが大阪売れのキーワードかなと思います。その証拠に、6位のJoocyee グレーズフィルムルージュは、シロップのような質感の粘膜リップとして人気の中華コスメ。9位のセザンヌ リップカラーシールド や、10位のRirimew センシュアルフィックスティントは、高発色ツヤリップなんです。

まとめてみた

圧倒的な差はないかもしれませんが、東京では「シアー&ケア」、大阪では「発色&粘膜リップ」と、東西で少し違ったトレンドが見え隠れしました。マスクの自由化によって、ぐっと楽しみやすくなったリップメイク。人気のリップアイテムをぜひ試してみてくださいね♡

情報提供元/@cosme TOKYO・@cosme OSAKA