Woman Insight編集部の鈴木梢です。最近は彼との同棲について考えたり、遠距離恋愛について考えたり大忙しですが、いますぐ籍を入れたいという本音もあります。結婚したいです!
結婚式にも憧れはあるものの、同棲資金やら、遠距離恋愛中の交通費やらを考えると「籍だけ入れて、結婚式は気が向いたらでいいかなあ……」なんて思うこともあるのです。
でも「諦める前に誰かに相談しよう! 結婚といえば『ゼクシィ』だ!!」と思い、編集長に相談しに行ってきました!
前回は『ゼクシィ』の企画や付録の秘密についてたくさんお話をうかがいましたが、『ゼクシィ』といえば、「プロポーズされたら『ゼクシィ』」というコピーでもおなじみ。
……ということで、最近のプロポーズ事情についてたっぷりうかがいます!! 私もプロポーズされたい!!
Woman Insight編集部 鈴木(以下、鈴木) みなさん、きちんとプロポーズってするんですかね。最近は「そろそろ結婚しようか」なんてさらっとすんでしまったり、なんとなく結婚まで進めてしまうようなカップルが多いような気がするのですが。そうなると「婚約って何なんだろう」「結婚までの流れってどうすればいいんだろう」と考えてしまうと思うんですよね。
『ゼクシィ』神本絵里編集長(以下、神本) 確かにそういった声を聞くことは多いです。でも、「プロポーズがあったか」と聞くと、85%が「プロポーズをされた(した)」と回答しているんです。そのほかの15%はプロポーズがないまま会場探しがはじまったり、同棲していたからなんとなく、といった方ではあります。最近増えているのは、結婚式当日にサプライズでプロポーズをされる方ですね。
鈴木 プロポーズって、婚約指輪を渡すのが一般的なのでしょうか。
神本 パターンはいろいろと増えています。こだわりが増えてきているんですよね。実は、「相手がOKだと確信してプロポーズをした」という男性が73%なんです。だから、「結婚の意志を伝えることがサプライズ」というプロポーズから、「どんなプロポーズをするかがサプライズ」というプロポーズになってきています。最近ではプロポーズに協力的な式場もあって、たとえば食事のあとにチャペルでプロポーズをすることができるんです。婚約指輪に関しては、プロポーズ後に彼女の好きなものを一緒に選びに行くことも増えています。そのため、最近は「プロポーズ専用リング」というものがあるんですよ!
鈴木 ええっ、何ですかそれ!? 欲しい……。
神本 それ自体は比較的安価で、「やっぱりきちんとプロポーズして彼女を喜ばせたい、でも気に入ったものを選んでほしい」という方が購入されているようです。プロポーズを大切な場面として、きちんと演出する男性は、昔に比べて増えてきていると思います。
鈴木 男性が自発的にこだわってセッティングするんですか? 女性が「こんなプロポーズ、憧れるなあ」と日頃から話しているから、というのはあるのでしょうか。
神本 それはあると思います(笑)。そのあたりも、昔よりも男性に言いやすい雰囲気になってきていると思います。
鈴木 男性って、そういった希望を伝えないとなかなか動いてくれないイメージがあります。
神本 「HOW TO プロポーズ 男の全力BOOK」という付録を2013年に作ったのですが、かなり好評でした。体験談もたくさん載っています。
鈴木 いいなあ……憧れちゃいますね。
神本 以前聞いたエピソードで素敵なものがあって。彼女が星空の下でプロポーズされることに憧れていて、それを実現するために男性がとてもがんばっていたそうなんです。ところが当日雨が降ってしまって。そこで、彼女が寝ているあいだにお店へ走り、自宅で楽しめるプラネタリウムを購入し、セッティングし、彼女が起きたところでプロポーズしたそうなんです。「ああ、男性ってこんなにがんばってくれるようになっているんだ……!」と感動しました。
鈴木 うわー!! なんですかそれ!! 素敵すぎます。絶対忘れられない思い出になりますね。
神本 全員が全員そうでなくても、確実にがんばってくれる男性は増えているんですよね。最近は「イケ婿」という言葉もあるんです。
鈴木 イケ婿……? イケてる花婿さんってことで合ってます? どのあたりがイケてるんでしょう。
神本 どういうことかというと、結婚式に対して、前向きに一生懸命取り組む男性が昔に比べて増えてきているんです。「結婚式って女性のためのもの」「彼女が喜べばいいよね」という考え方が主流だったのですが、最近は「結婚のお披露目の場」というより「大事な人に感謝を伝える場」「夫婦としてのスタートをしっかり誓う場」という意識が強くなってきていて、男性も準備をがんばる傾向が増えてきているんですよね。男性が手づくりのアイテムを用意したり、お母さんに花婿さんが手紙を読んだり。
鈴木 ええっ……すごいですね……。
神本 プロポーズに関しても、きちんと思い出に残るものにすることで、結婚生活でつらいことがあっても立ち戻ることができると思うんです。「破れないピンクの婚姻届」(引っ張っても、水に濡れても破れない!)が好評だったのも、破れないという点で縁起がよく、入籍日もきちんと思い出になるという理由からだと思います。プロポーズを大事にする男性が増えているというより、結婚に関するさまざまな場面でこだわって、きちんと思い出として残すという男性が増えているという感じですね。
プロポーズにこだわってくれる素敵な男性が増えてきているということで、かなり夢が広がってしまいました……。
プロポーズ専用のリング(プロポーズリング)の存在や会場の協力など、プロポーズのこだわりを実現しやすい状況になっているというのは、女性としてはかなりわくわくしてしまうのでは。
さて次回は、結婚より前のお話。最近は結婚以前に「恋愛ができない」「出会いがない」という話をよく聞きます。そのような現状を解消するべく『ゼクシィ』が取り組んでいることについてうかがっていきます。お楽しみに!(鈴木 梢)
【ゼクシィ編集長インタビュー】
★「結婚式=お金がかかる」ばかりじゃない!最近の結婚式って、こんなに自由なんです【ゼクシィ編集長インタビュー】
★付録が「婚姻届」や「ゴム手袋」!編集長が語る「ゼクシィ」の企画術【ゼクシィ編集長インタビュー2】
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