みんなの“恋”のお財布事情は?
みなさん恋活・婚活はしていますか? 2人にとって特別な日に奮発したり、結婚式をしたり… 恋活・婚活にはかなりお金がかかるものです。物価上昇で財布の紐が固くなる今、どれくらいの出費を恋愛に回すべきなのか悩みどころですよね。
一体、恋愛・結婚のための支出の相場はいくらくらいなんでしょうか? ここでは、Omiai Reportが全国の20〜39歳の未婚男女2,795名と既婚男女1,664名、計4,459名を対象に実施したアンケート調査をもとに、“恋”のお財布事情を探っていきたいと思います!
”特別な日”に「奮発する県」と「倹約する県」
恋人の誕生日やクリスマスなど特別な日に支払う費用を聞いたところ、トップ10の1位は大阪府の42,270円、ワースト10の1位は佐賀県の15,569 円で、なんと2.7倍の差がありました。
トップ10には大阪府のほか、北陸地方の富山県、石川県、瀬戸内海に面した香川県、広島県、東海地方の三重県、愛知県などがランクイン。ワースト10には佐賀県のほか、寒さが厳しい地方である岩手県、山形県、新潟県、青森県、内陸部の奈良県、栃木県、長野県などがランクインしました。地域によって恋愛にかける金額に大きな差があることがわかりますね。
結婚式に新婚旅行…結婚にかかる費用の相場は?
ここまで恋愛にかかる費用をみてきましたが、結婚についてはどうなのでしょうか? 恋愛にかかる費用と同じく、結婚にかかる費用について聞いてみました。
全国平均では「結婚式の費用」が247万円、「新婚旅行の費用」が48万円、「結婚指輪の価格」が23万円で、合計318万円となりました。
プロポーズで贈られることの多い「婚約指輪」については、省略するカップルも多いので「結婚にかかる費用」とは別で分析したところ、平均32.0 万円で、1,082名が回答していました。意外に多くの人が婚約指輪を贈っているようですね。国税庁の統計によると20〜30代の男性の年収は420万円ほど。ボーナスを除くと月給は30万円程度と推測されます。かつて、婚約指輪は給料の3ヶ月分と言われていましたが、現在の相場は1ヶ月分のようです。
このほかにも結納や、新居の用意、引っ越しなどなど… お金がかかる場面はたくさんありますよね。「地味婚」などミニマムな結婚式が定着している現在でも、結婚にはまだまだ多額の費用がかかることが多いようです。
さて、先ほどのアンケートで、もっとも高額だった「結婚式の費用」について、理想の金額を聞いてみたところ、現実は247万に対して、理想は204万円でした。現実では理想の2割増しの金額がかかってしまっていることがわかりますね。披露宴でのオプションや、招待客の追加などで必要なお金が増えてきてしまうので、これから式を上げる予定のカップルは想定よりもお金がかかることを念頭に置いて準備をしたほうがいいかもしれませんね。
結婚費用を県別で比べてみると…
結婚にかかる費用を県別にみてみると、トップ10には結婚式の費用が300万円を超える福井県、福島県、三重県、鹿児島県が揃ってランクイン。ワースト10は北海道がダントツの 1位で159万円でした。実は北海道では会費制の結婚式が主流なんです。それが新郎新婦と招待客のどちらのお財布にも優しい秘訣なのかもしれません。その他、ワースト10には山形県、岩手県、 秋田県、宮城県、青森県の東北勢がランクインしました。この辺りが地元だという人がいたら、地元で結婚式を挙げて費用を節約するのもアリではないでしょうか?
恋愛・結婚に上手にお金をかけたい♡
何かとお金がかかる恋愛と結婚。存分に満喫したいからこそ、不必要な出費は抑えて、お金をかけたいところにはかけていきたいですよね。皆さんもぜひ今回ご紹介した“恋”のお財布事情の相場を参考に自分の出費を見直してみてください♡(石川智香子)
情報提供元/Omiai 写真/(c)Shutterstock.com
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