吉本興業の新劇場「IMM THEATER」誕生!命名した明石家さんまさんが「Don’t Manager」就任

2月28日、東京ドームシティ内に2023年秋に東京ドームと吉本興業がタッグを組んで作られる新劇場「IMM THEATER」発表会見が行われ、劇場の名付け親でもある明石家さんまさんが登場しました。

吉本興業が創業110周年を記念して制作したメタバースプロジェクト「月面劇場」でも同時中継されていたこちらの会見には、吉本興業ホールディングスの代表取締役社長・岡本昭彦氏と、東京ドームの代表取締役会長CEO・北原義一氏も出席。岡本氏は「吉本興業のコンテンツだけではなく、演劇・演芸・コンサートなどさまざまな目的に使ってほしいし、この劇場をきっかけに世に出ていく方が出てきてほしい。ここを起点に、リアルはもちろん、日本全国・世界中の方に笑顔になってもらえるコンテンツを発信していきたいです」と、北原氏は「この2社が組んだからには、なるべくたくさんの方に、笑顔、微笑み、感動の涙、そしてワクワクドキドキする素敵な世界を提供したい。笑顔には、人々を幸せな気持ちにして、優しくする力を持っています」と、それぞれ気合たっぷりの意気込みを見せました。

その発言を受けて、さんまさんは「劇場は自分が育った場所。テレビでは言えないこともどんどん多くなってきていますが、劇場でもまたやっていきたい。笑いあり、音楽あり、夢や涙あり、と言うてますけど、私は笑い、笑い、笑い、笑い、笑いだけでいい。涙はいっさいないという劇場にしたいと思っていますし、この劇場からスターを出していきたい」とコメント。劇場の「DM(Don’t Manager)」という、マネージャーではないけれどマネージャーのような動きをする重要な役職にも就任し、この劇場を引っ張っていくとのこと。

東京ドームホテル目の前で、東京駅からは6分、池袋駅からは7分、新宿・品川駅からはそれぞれ14分という絶好のロケーションのIMM THEATER。

約700席の座席を持ち、お笑いはもちろん、さまざまなエンタメを発信する場となる予定。今年11月に竣工し、2024年1月にオープン予定。こけら落とし公演は、明石家さんまさんが務めます。すでにさまざまな問い合わせがきていて、その中には大竹しのぶさんのワンマンショーの申し込みがあり「あの人がコンサートをやると、僕が出なければいけない運びとなっているので、それだけは断らせていただこうかと(笑)」と、会場の笑いを呼びました。

自身の座右の銘「生(I)きてるだけで丸(M)儲(M)け」から名付けた「IMM THEATER」ですが、「この“IMM”は、自分の人生に当てはめて皆さんに考えてほしいし、名付け親は毎日変わるということでいい」とのこと。「イケてる My推しが ミラクル」「一番楽しい もっと見たい また来たい」…なんて、劇場に行くたびにそのときどきの「IMM」を考えてみるのも楽しそう!

11月の完成、そして2024年1月からのオープンをお楽しみに!