「スマホをチェックされる」「遊んだ相手の写真を送る」｜4人に1人が経験した！ 束縛あるある
突然ですが、みなさんは束縛をされたことはありますか？ 「漫画やドラマの中だけの話じゃない？」と思う方もいれば、「あるある！ それが原因で別れました…」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、20代の女性100名を対象に、束縛にまつわるアンケートを実施。すると、漫画やドラマの中みたいな話…こんなにたくさん出てきたんです。
「束縛されたことがある」人は31%
「彼氏から束縛されたことがあるか」について聞いたところ、「あります」が31％、「ないです！」が69%という結果になりました。31%というと少なく感じますが、3～4人に1人と考えると人生で1回は遭遇することもありそうです。
「束縛されたことがある」と回答した方が、実際にどんな束縛をされていたのか伺いました。
①報告＆提出義務
「異性と会うときはきっちり報告して、証拠写真を提出しなければいけない」（23歳・学生）
「誰かと遊ぶときに詳細を言う」(23歳・派遣社員)
「誰と会うか詳しく話すこと。毎日LINEする」（24歳・会社員）
「どこ行くにも写真付きで送ること。あとは携帯見られる」（24歳・アルバイト）
「誰といるか写真を送って、位置を確認するためにGPSアプリをインストールされたとき」（26歳・会社員）
意外と多かったのが、「写真付きでの報告」。あらかじめ報告している＝信頼できるという気持ちはわかりますが、写真付きを受けいられるか否かは賛否が分かれそう。一緒に遊んでいる友人に許可を取るのも大変そうですね。
②行動に制限がある
「男友達に会わせてくれない」（28歳・会社員）
「男と話すの禁止。連絡も禁止。門限を決められる」（27歳・アルバイト）
「遊びにいけない」（20歳・学生）
「異性のいる飲み会に行けない」（25歳・派遣社員）
今まで普通にしていた行動が制限されると辛いですよね。仕事や会社の付き合いで異性と話す機会は避けられませんし、彼と出会う前から付き合いのある友だちもいるはず。恋愛をすると自由がなくなると言われる一番の理由と考えられそうです。
③行動や他の人との関係を深掘りされる
「どこで誰といたか詳しく聞かれる」（28歳・アルバイト）
「誰とどこに行くか一日何してたか毎日聞かれてた」（28歳・主婦）
「異性と喋ってるところを見られると、必ず後で“何喋ってたの？”と私が答えるまで聞いてくる」（23歳・公務員）
会話の一部と考えたり、彼が自分の生活に興味を持ってくれていると捉えれば、可愛い行動に思えそう♡ 一方で、あまりにもしつこかったり答えないと機嫌が悪くなる場合は、「またか…」と感じてしまいそうですね。
④スマホを見られる
「メールのやり取りを見せないといけない」（23歳・会社員）
「携帯をみられた」（22歳・会社員）
「LINEの友だちを見られて1人ずつどんな人物か言わされた。過去の元カレたちに謎の嫉妬をされた」（28歳・新潟県）
「電話・メッセージなどが来るたびに誰からなのかを確認された」（25歳・アルバイト）
プライベートな情報が沢山詰まっているスマホ。特に、メールやメッセージアプリ、電話などの履歴をチェックされるという声が多く集まりました。たまに嫉妬するくらいなら良いけれど、毎回確認されると疲れてしまいそうです。
彼氏を束縛してしまったことがある方は27%
一方で、「彼氏を束縛してしまった経験」について伺うと、27％の方が「あります」と回答。「ないです！」と回答したのは73%でした。「あります」と答えた方の割合は「束縛された経験」より4ポイント減少しましたが、いずれにせよ3割近くの方が束縛経験を持っているようです。
なお、「束縛しちゃったかも…」と感じる行動については、「女性と連絡をしてほしくない」「連絡先を消させる」などのほか、「連絡を何度もする」「男友達より自分を優先させる」などがありました。
考えようによっては、愛情表現の一種とも捉えられる束縛。しかし、やりすぎてしまうと相手が疲れてしまったり、「信頼されてないのかな」と不信感を覚えるきっかけにもなってしまうもの。不安になったり、自分のことだけを見ていてほしいと思ったり…そんな想いで相手のことを縛り付けてしまうことで、大好きな恋人につらい想いをさせてしまっては、本末転倒。こんな束縛行動、身に覚えのある方は、本当に相手のことを幸せにできているか、改めて考えてみてくださいね。（平田真碧）
