ルースパウダーとは、粉状のフェイスパウダーで、ブラシやパフでつけるメイクアイテムのこと。フェイスパウダーの中には、粉が押し固められたプレストパウダーもありますが、ルースパウダーのほうがふんわり肌にまとわせることができるので、よりナチュラルな印象に仕上がります。プチプラ・デパコスのおすすめルースパウダーや使い方をご紹介します。
ルースパウダーの使い方って?
ピュアで儚げ、ナチュラルなツヤ肌仕上げに
まっさらではかなげな肌のコツは、内側はうるっと、表面はさらっとシルキーに仕上げること。ルースパウダーの透け感がポイントです!
How to
①下地を手のひらで内側から外側に向かって頬全体に広げます。手に残った下地で残りの部分にも塗ります。
②崩れやすい目の周りや小鼻を先にパウダーでカバーします。つけすぎないよう、優しくトントンと押さえて。
③顔全体にパウダーをくるくると回しながら広げます。押さえつけずに、肌表面をすべらせるイメージで。
■使用アイテム
ベースメイクの仕上げに崩れにくく
人気へアサロン『Sui』代表の冬木慎一さんに、素肌っぽく見えるベースメイクの仕込み方を聞きました!
「隠したいところはコンシーラーなどを使ってピンポイントでアプローチ、その他は顔の中央部分をメインに薄く塗るだけでいいんです。生え際までしっかり塗る!というよりも、顔の中心からうっすら広げていくイメージで実は十分。それだけでも、清潔感のあるきちんと肌が完成します。
そして、正面の顔ばかりを鏡で見ず、横から見られても美しく見える肌づくりを意識して。首の色と顔の色が全然違う!なんてことにならないよう、少量の下地やハイライトを丁寧にのばすことが大切です。難しく聞こえるかもしれませんが、試してみると意外と簡単。ポイントをおさえて、素肌感をキープしましょう」(冬木さん)
【ベースメイクおすすめグッズ】
粒子の細かいルースパウダーで持ちをアップ! ベースメイクをピタッと密着。サラサラなのに潤いも♡
「粒子が細かく肌なじみがいいところがポイント。白浮きすることなく、ベースメイクの完成度を格段にアップしてくれます! 使うときは、必ずブラシの中に粉を含ませて、手の甲を使いブラシと粉をなじませてからお肌にON。粉が厚くついてしまうとメイクが濃く見えてしまい、せっかくの素肌感が台無しです」(冬木さん)
美容ライターおすすめのルースパウダーはこれ!
CanCam.jp美容ライターが推すルースパウダーを3点ご紹介!
メイクくずれ防止に!イプサのルースパウダー&ブラシ
「乾燥しやすい反面、Tゾーンがすぐにテカる肌質の私が欠かせないものといえば、フェイスパウダー。繊細なパールが配合されていて、程よくツヤのある仕上がり。
ネット状になっているので、パフでぽふっとすると満遍なくつけられてムラになりません。
くずれやすい小鼻やあごなどの細かいパーツは専用のルースパウダー ブラッシュ(4,180円)でくるくる。小回りの効く小さめブラシで塗布すると、毛穴もしっかりカバーできるしツヤ感がより引き出されます。
仕上がりに粉っぽさが一切なく自然な素肌感が残り、しっとりとした質感なのでパウダーが苦手な方にもおすすめです。ちなみに、鏡面仕上げの蓋が鏡代わりになるところも地味にステキポイント(笑)。マスク時代のマストハブアイテムです!」(CanCam.jp美容ライター・齋藤奈々)
マスク蒸れにも◎ジルスチュアートのルースパウダー
「マスク蒸れと戦う今、フェイスパウダーは必須。私的、コスパ最強だと思っているフェイスパウダーがこちら。とにかく大容量なので、毎日使ってもなかなか減りません。5,000円とお値段はまぁまぁしますが、これだけ持ちがいいと思うともはや安くすら感じます。
そして、このパフが地味〜に超優秀で、大きめ&起毛がしっかりしているので肌への密着感がよく、多少パパッとつけても全くムラになりません。パフはこまめに洗って、なるべくふかふかで清潔な状態にしておくのがポイントで、こうすることで肌あたりもよく粉感のない仕上がりになります。
カラーは全3色ありますが、特に03 simmerが無条件にかわいい。パッと見ピンクっぽく見えますが、色はほぼつきません。その代わり、超微粒子のラメがIN。このラメが肌にふわっとのって、さりげな〜くキラキラ見せてくれるんです。ハイライトのようなギラギラ感はなく、あくまで主張しすぎないきらめき感。これが神的にかわいいんです!
先日、母の顔に塗布してみたらマスク越しに見える肌が光に当たってキラッと輝いてて、改めてかわいいなぁと思いました。ふとマスクを取った時も、キラッとした感じがあると表情がフレッシュに見えますよね。
見た目のかわいさ以上に超優秀なフェイスパウダー。マスク蒸れ対策にもかなり役立ちます!」(CanCam.jp美容ライター・齋藤奈々)
RMKの素肌っぽさが残る優秀パウダー
「マスク蒸れに打ち勝つには、ベースメイク後のフェイスパウダーが重要です。混合肌でTゾーンがオイリーになりやすい私にとって、一年中パウダーは欠かせない存在ですがWithコロナの今、さらに頼りにしています。ただパウダーって粉っぽさが際立ったり、白く浮いたり……付け方や量によってはかなり“メイク感”が出るもの。
でもこちらは、粉感ゼロのパウダー。ふわっと舞うほど繊細なパウダーが肌につけた瞬間にスッと溶け込み、素肌と一体化。あれ?パウダーつけたっけ?というような錯覚に陥りますが、触ってみるとサラサラ。フィット感も抜群なので、ヨレや崩れも防止できます。程よくツヤが残るので、マスク越しにちらっと見える肌がツヤめいてイキイキとした印象に。
SNSで“名品”と呼ばれるRMKのカラーファンデーションと合わせて使ってみたら、期待通りの毛穴レスなすべすべ素肌が出来上がり。この組み合わせ、最強かもしれません」(CanCam.jp美容ライター・齋藤奈々)
美容のプロが選ぶ、マスク時代のベストコスメ
美容のプロによる、マスク時代のベストコスメにもフェイスパウダーがランクイン!
スリー|アドバンスド エシリアルスムースオペレーター ルースパウダー
仕上げ部門:メイクを守ってくれるで賞ベスト3
【第2位】THREE アドバンスド エシリアルスムースオペレーター ルースパウダー 01 10g 6,050円(税込)
発売直後にSNSでバズり入手困難に! 瞬時に肌になじむのに毛穴レスが続きます。
「軽い質感で上に重ねても粉っぽくならず、毛穴もカバーしてくれる神パウダー」(by 美容家・コスメセレクター 千葉由佳さん)
Koh Gen Do 江原道|マイファンスィー UVフェイスパウダー(限定品)
CanCam美容エディターも推すフェイスパウダー。
「とても細かい粉でさらふわ肌に仕上がります。この繊細さでSPF50+もあり、紫外線をしっかり防げるのもうれしい!(CanCamライター 小嶋明恵)
プチプラのおすすめルースパウダー
イニスフリー|ノーセバム ミネラルパウダー N、ノーセバム モイスチャーパウダー N
超微粒子パウダーでつけてる感ゼロ。メイクしたてのようなサラサラ肌が続くのに、パサツキ感が出ないのが優秀なルースパウダー。過剰な皮脂を吸着して肌をワントーン明るく補正。
「ノーセバム ミネラルパウダー N」はカラーレスなので、汗や湿気でベタつく前髪の生え際に塗ったり、マスク内の蒸れ対策にと大活躍すること間違いなしです。余分な皮脂をしっかり吸着しながら、肌の潤いを守りたい人には「ノーセバム モイスチャーパウダー N」がオススメ。
明色化粧品|モイストラボRay ルースパウダー
3大肌悩み、乾燥・皮脂・肌荒れをさらりとカバーしてくれるルースパウダーは、仕上がりが選べる2種類。保湿成分を含むパウダーでメイクをピタッと密着させつつ、うるおいもしっかりお肌に浸透させます。リキッド、パウダーなど、どんなベースメイクとも好相性で一日中崩れない理想肌が続きます。
ハウス オブ ローゼ|エモセラ モイストヴェールパウダー
メイクはしっとり仕上げたいけど、マスク内はさらっと快適を保ちたい! そんな願いを同時に叶えてくれるルースパウダー。
メイクの仕上げやすっぴん肌にプラスするだけで、理想の素肌感「エモ肌」を演出するベビーピンク色のパウダー。美容保湿成分のセラミドでコーティングされ、お肌のうるおいバリアを高めてくれます。さらに「レモンバーム」「月見草」「甘草」の3つの植物由来成分を配合。乾燥やマスク擦れから肌を守り、しっとりなめらかなお肌に仕上げます。
ブランド独自のバランスで配合した4つの機能性パウダーをIN。毛穴やくすみを目立たなくさせるメイクアップ効果の他、余分な皮脂を吸着して蒸れによる化粧崩れを防いでくれます。肌の奥はうるおってるのに、表面はさらり。夜のスキンケアパウダーとしても使えます。
デパコスのおすすめルースパウダー
セルヴォーク|レアファイ ルースパウダー
大きさ・色の異なるパールを独自のバランスで組み合わせたルースパウダー。繊細な煌めきで、ふんわりヴェールのかかったような仕上がりを叶えてくれます。植物オイル配合で保湿しながら、余分な皮脂を吸着。長時間さらさら肌が持続します。ボディに使ってもOK♡
ジルスチュアート|グロウインオイル ルースパウダー
秋冬にもうってつけの保湿力を持ったたフェイスパウダーで、心地の良いグロウ肌を演出。ジュエリーケースのような可愛いデザインに入ったパウダーは、美容オイルを高配合したオイルインルースパウダー。肌に溶け込むしっとりタッチで、上品なツヤと透明感をプラスします。ホホバオイルやシアバターを含んだ4種のオーガニックエッセンスを配合。時間が経っても乾燥を感じることなく、余分な皮脂や汗は吸着。テカリを抑えて化粧持ちを高めてくれます。
カラーは繊細なツヤを仕込めるナチュラルベージュと、ほんのり青みピンクのルーセントラベンダーの2色を展開。
(左から)01、02
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