オリンピックイヤーの2020年。とっても楽しみですが、学生にとっては楽しいだけでは終われなそうです。「教育の2020年問題」って知っていますか?
株式会社すららネットが「小中高生の勉強に関する意識調査」を実施したところ、不安を感じている学生が山ほど出てきました!
■教育の2020年問題
まずは「教育の2020年問題」とはなんでしょう?
2020年は、大学入試センター試験が新テストに変更する予定の年なんです。今のところ言われているのが、英語のスピーキングが今までと違い、対話力に知識や自分の意見などを織り交ぜた会話になるそう。つまり、英語が話せて当たり前のような状態……。これかなり厳しいですよね。
ではこの「教育の2020年問題」を学生たちは不安に感じているのでしょうか。
<小学生>
「感じる」35.4%
「どちらかと言えば感じる」20.8%
「どちらとも言えない」19.8%
「どちらかと言えば感じない」3.1%
「感じない」20.8%
<中学生>
「感じる」48.2%
「どちらかと言えば感じる」24.5%
「どちらとも言えない」18.1%
「どちらかと言えば感じない」2.9%
「感じない」6.4%
<高校生>
「感じる」40.8%
「どちらかと言えば感じる」25%
「どちらとも言えない」18.4%
「どちらかと言えば感じない」2.6%
「感じない」13.2%
「感じる」と「どちらかと言えば感じる」を合わせ、一番不安に感じているのは中学生でした。
現中学2年生から、新試験に変更になるため、中学生の不安度が一番高い結果に。現在の高校生は既存のセンター試験になるため、直接は関係ないものの、すでに入試の内容を変更している大学も出てきており、次いで不安度が高くなったよう。小学生はまだまだ大学受験に対し、当事者意識が薄いようで、最も割合が低くなっています。が、それでも半数以上が不安を感じています。
2020年まで3年もありますが、受験を考えている人には焦る気持ちが大きくなることは間違いありませんね。問題集には過去問がなく、塾なども前例がなければ対策の練りようがないですよね。そんなところも受験生は背負いながら、新試験に挑まなくてはなりません。ただ、新試験は学力向上につながる変更なので、勉強をしたらしただけ自分の力になることは間違いなさそうですよね。受験生の皆さん、「教育の2020年問題」に負けず頑張ってくだい! (あおいあん)
情報提供元:株式会社すららネット
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