日ごろちょっといい香りをまといたいとき、どのようにしていますか?香水をつけたり、ボディクリームを塗ったり、手段は人それぞれ。最近では柔軟剤でさりげなく香りづけをしている、なんていう人も多いのではないでしょうか?毎日着ている洋服、つまりは洗濯物から漂う香りはその人自身の印象にもつながります。これは家族も同じこと。
洗濯物と言えば、あるメーカーがちょっと気になるアンケート結果を公開。かわいいくまのキャラクターでおなじみのファーファが、20代~60代の既婚女性400名を対象に、香り意識に関する様々な調査を行いました。これがとても興味深いものだったのでご紹介します。
まず、香りの記憶というのはなかなかすごいもので、アンケートでは「お父さんのことを香りで覚えている」と回答した人が39%にものぼりました。
約4割の人が自分の父親に対して思い浮かぶ匂いがある、ということです。父親の匂いに関して抱く印象については、20代~40代は「臭い」との回答が最も多く、世のお父さんたちは耳をふさぎたくなってしまうツライ結果…。50代・60代は「懐かしい」という意見が半数以上でした。知り合いがつけている香水の匂いを嗅ぐとその人のことを思い出す、なんてこともありますが、香りと記憶には深いつながりがあるようです。
そして、どこの家庭でもありがちな、酔っぱらって帰ってきたお父さんが子どもに絡むというシーン。子どもながらにちょっと臭い…と思ったことのある人は、少なくないのでは?アンケートでは「飲んで帰ってきたお父さんの香りが嫌いだった」と回答した人は34%。これまた頑張るお父さんたちに厳しめな意見です。ドキッとしたこれを読んでいるお父さん、子どもたちは意外と覚えていますよ!
父親の匂いで言えば、思春期の頃、お母さんに「お父さんと私の洗濯物は分けて洗って!」なんてお願いをしたこと、過去にありませんか?
アンケートでは、「お父さんの洗濯物と家族の洗濯物を分けている」という質問に20%の人が「分けている」と回答。思春期の頃に父親の匂いを嫌っていた経験があるかどうかの質問では、約半数もの人が「ある」と回答しています。これもまた、お父さんたちにとっては受け入れがたい悲しい現実。しかし、その感情は年齢とともに変化しているようで、約7割の人が年を重ねるごとに感情がポジティブに変化した、と答えています。実際に今、父親のことが好きかの質問には77%が「好き」と回答。
つまり、思春期の父親への匂いに対する敬遠は一時的なものである、ということがこの結果からわかりました。
さらに今現在、「父親が働いている姿をかっこいいと思うか」という質問には、78%の人が「かっこいいと思う」と回答。働いて帰ってきたときの父親の匂いに抱く印象では、約6割の人が「感謝の気持ち」「ねぎらいの気持ち」と答えるなど、多くの女性が父親の働く姿を「かっこいい」「感謝している」と捉えているようです。お父さんたちにとっては胸をなでおろす、うれしすぎるこの結果にホッとひと安心!?
そんな香りにまつわるこのアンケート結果をもとに描かれた、父と娘の感動ストーリがこちら。
https://youtu.be/KGf6DtF8Goc
年齢とともにネガティブな記憶は薄れていくとはいえ、侮ってはいけない匂いの記憶。幼少期に嗅いだ匂いを大人になってからも記憶している人は意外にも多く、そうであれば、よりいい香りを記憶してもらいたいものですよね。これを知っては、洗濯物の香り対策は今まで以上に意識を高めていくべきかもしれません。