もう10月も下旬。あと約2か月で2016年も終わりですね。毎年早い……! そりゃあ、入ってきたばかりだと思っていた新入社員たちも職場に慣れているはずですよね。もう半年以上経ったんですから。
しかし慣れとは怖いもので、「何があるかわからない」と緊張感に満ちていた彼らのそれはだいぶゆるんできた模様。たまに「え、まじかよ!?」という態度に出て、私たちを驚かせます。
もう新入社員じゃない時期ですが、あくまで会社では部下だったり、後輩だったりと気を抜けない立場なはずなんですけどね。
ということで、部下・後輩を持つ20代~40代の女性に聞いた「怒るほどでもないけどイラッとする部下・後輩の態度」について聞いてみました。
Q.怒るほどでもないけどイラッとする部下・後輩の態度について教えてください。
5位 電話に出るのが遅い
5位は「電話に出るのが遅い」。出ないのではなく、遅いのがポイント。「耳が遠いのか反射神経が鈍いのかとにかく反応が遅い。さんざん怒ったからわざとではないと思うけどとにかく遅い」や「店舗の電話は一番下がとらなければならないのですが、とにかく足が遅くて時間がかかる」など、しょうがないと思いつつイラッとしてしまう人が多いようです。
電話が鳴り続けると集中力が途切れるので、なるべくすばやく出てほしいものですね。
4位 やたら食べる、飲む
4位にランクインしたのは業務中ではなく、職場の人との食事や飲みの席での態度について。「支払わない立場なのに遠慮がない」や「自分で払う食事のときは人並みの量しか食べないのに奢られるときの量が半端なくてイラッとする」なんですって! ごちそうになるときはむしろセーブしたほうが身のためかもしれません。
「よく食べるとおじ様に好かれる!」と思って生きてきた私も心にメモしました。
3位 声が小さい
3位は「声が小さい」。これはコミュニケーションをとるにも、業務を円滑に進めるうえでも困るという意見が多数。「部内の食事会で注文をとろうと頑張るのは立派だけど、注文の声が店員に届かない」や、「電話を取り次ぐ際に誰宛てなのか、どこからなのか聞き取れないので、全員の動きがいったんとまる」など、地味にイラッとされている模様。
慎み深いのはいいことですが、ここぞというときには声張りましょう! 張っても出ない人は腹筋を鍛えてみては?
2位 謝らない
2位は「謝らない」。これはもう怒っていい案件なのではと思うのですが……。「怒っているのにまったく謝らず、はあ……とか、はっきりしない態度をとられるとイラッとする。けどばからしくて続けて怒る気力をなくす」や「注意していることに対してただ不満そうにしている」というように、怒っているのに謝らないから、もうそれ以上怒る気がしないという事案でした。
伝わらない注意や説教ほどむなしいものはありません。決して謝ってほしいわけじゃないですが、「伝わった」という実感が欲しいですよね!
1位 SNSでのふるまい
さすがSNS社会! 1位は「SNSでのふるまい」が輝きました。「本名でやってるわ、電話番号登録してるわ、鍵かけてないわですぐに見つけられます。無防備なくせに仕事先のこととか分かり易くつぶやいていて怒りたいけど見つけたことがばれるから怒れない」や「さも大変そうに愚痴って友達をマウンティングしているけど、そんなに忙しくないし大変でもない」など、部下・後輩の本音を知ってイラッとするも、SNSというプライベートなものを覗き見ているうしろめたさもあり怒らない、というか怒れない……らしいです。
私も携帯メールアドレスでSNSアカウントつくったら、速攻会社の人にばれて、速攻やめました。ネットの世界、案外狭い、怖い。
基本的には礼儀作法や気遣いなど人間関係の初歩的なことがあげられている印象です。上司と部下、先輩と後輩。友だちじゃないけど多くの時間を過ごす相手なので、普段からイラッとしないように(されないように)、お互いに良い関係を築いていくのがベストですね。(みつ子)
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