吉田沙保里、12歳の頃に描いた将来の夢は「スーパーのレジ打ちさん」

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岸本勉/PICSPORT

“12歳”のころ、みなさんはどんな夢を持っていましたか? 小学校に別れを告げて中学校に上がっていくこの年は、夢と希望、そして不安が渦巻く多感な時期。

現在、日本の反対側で連日熱戦を繰り広げている五輪選手たちもまた、そんな時代を過ごしてきたはず。

 

アテネ、北京、ロンドンと、過去3回の五輪で金メダルを取り続けてきた、レスリングの吉田沙保里選手。

人類最古のスポーツといわれるレスリングは、相手を倒し、組み伏せた方が勝ちと言うシンプルなスポーツ。それだけに人間本来の強さが試される競技であり、吉田選手が、「霊長類最強の女子レスラー」と呼ばれるゆえんなのです。

 

そんな彼女の知られざるエピソードを、現在発売中の『12歳の約束 そして世界の頂点へ』(小学館)よりご紹介します。