女優としてキャリアを積んできた村川絵梨さんが、自身初の写真集を発売。タイトルは、『Miles Away』、テーマは、台湾・台東を舞台にした“ひとり旅”。「渾身の一冊」と語る写真集には、いままで見せることのなかった等身大の彼女を知ることができる内容になっています。
その写真集をもって、7月30日(土)、村川絵梨さんが、福家書店・新宿サブナード店にて写真集発売記念イベントを開催。
「ずっと写真が苦手。自分の写真写りが嫌で、写真集は一生出すことがないと思っていた」という村川さん。
それが、8月6日公開の主演映画『花芯』の撮影が終わり、ひと段落したこともあり、「旅に行きたい」という気持ちに。行き先は、いままで行ったことのない台湾。写真集のためにというよりは、自分が楽しむために行った旅行で撮影をした、という感覚で撮った一冊に。
現地の台湾人でもなかなかいかない“台東”を写真集の場に選んだのは、「あまり見慣れていない風景で撮ってみたい」という考えから。「東南アジアの田舎のような雰囲気。人も全然いなくて解放的になった」という村川さん。その“解放感”が写真集にもたっぷり反映されています。
当初、水着になるつもりはなかったものの、「暑いし、普通に脱ぎたくなってきて、カメラマンの若木真吾さんの『脱いでみようか』に、『は~い』という感じで、自然にできた」という撮影秘話も。
村川さんのお気に入りは、バスタブに入っている写真。なんとこちら、水着なし。抵抗はなかったかと記者に聞かれると、「そうですね。映画で脱いでますし(笑)」とあっけらかんとした笑顔で答えていました。
撮影の2週間後には、親友と再び台湾へ。次に選んだのは、台北。それぐらい台湾がお気に入りになったとか。
カメラマンの若木さんに出会えたことで、苦手だった写真から「こんな自分の顔があるんだということが知れた」と話す村川さんは、「50歳60歳になったときに見て、作ってよかったと思える一冊になった」とコメント。
一生写真集を出すことはないと思っていた村川さんは、次の写真集もまったく考えていない様子。「50歳まで女優を続けていたら、素敵な一冊を作れたらいいなと思ってる」(村川さん)
つまり現段階では、これが女優・村川絵梨、渾身の写真集。
目下の心配は、写真集を見たファンの反応。「ドキドキしている。みんなどう思ってくれるかなって」と、少し不安顔。
実は、いままで自分を応援してくれているファンと直接会ったことがほとんどないのだとか。今回の写真集イベントで自分のファンに対面することで、「感謝の日」と話していました。
また、映画と写真集が同時期に公開&発売されることに関して、「映画の自分と素の自分と、いろんな面を同時に見せられるのはすごく贅沢なこと」と話し、これ機に、映画と写真集がリンクしていって、村川絵梨という女優がいろんな人に伝われば、と話していました。
8月6日(土)からは、瀬戸内寂聴さん原作、村川絵梨さんが主演として挑んだ映画『花芯』が全国ロードショー。Woman Insightでは後日、この映画にまつわる村川さんのインタビューを掲載します。お楽しみに。(さとうのりこ)
村川絵梨写真集『Miles Away』
2016年8月3日発売(ワニブックス)/B5判/96頁/¥2,800+税
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