ジュノ(from 2PM)がソロ活動で変わったこと、変わりたくないこと

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2PMとして“最後のツアー”を終えたばかりのジュノさん。ファン待望の4枚目となるソロアルバム『DSMN』では、幅広いジャンルの音楽をプロデュースし、アーティストとしてさらなる成長を感じさせる一枚に仕上がっています。

現在、アルバム収録曲『HYPER』と題したソロツアー真っ只中のジュノさんが、今作に込めた想い、そして2PMメンバーとの思い出も語ってくれました。

 

Woman Insight編集部(以下、WI) 最新アルバム『DSMN』のコンセプトについて教えてください。

JUNHOさん(以下、ジュノ) 『DSMN』では、自由と解放、暗闇の中の華やかさを表現したいと思いました。ジャケットのように、建物の上から飛び降りていたり、深い水の中を泳いでいたり、自由ではない状況で自由を渇望するという意味を込めた一枚です。

 

WI いままで出したミニアルバムをそれぞれひと言で表すとしたら?

ジュノ 1枚目の『キミの声』は“自然体”、2枚目『FEEL』は“少年と男の境界”。そして3枚目『SO GOOD』は“音楽的成長”、4枚目の今回は“闇の中の華やかさ”です。

 

WI 「闇」というワードが出てきますが、ジュノさんのどのような状態を表した言葉なのでしょうか?

ジュノ 僕にとって「華やかな状態」というのが、ステージの上にいるときとか、ファンのみなさんの前にいるとき、2PMのメンバーと一緒にいるときです。その逆で「闇」といえば、独りでいるときで、家で静かに考え事をしている時間や未来について考えている時間なんです。独りで考え事をしている時間、つまり華やかなときに向けて準備をしている過程が、ある種の「闇」なんじゃないかと思っています。

 

WI 常に、華やかな時間と闇の時間を行ったり来たりしている状態なのですね。

ジュノ そうですね。ステージを降りると平凡なひとりの人間に戻るわけですから。ただ、曲作りで自己表現している身としては、その境界線はないほうがいいとは思っています。自由自在に華やかさと闇を行き来できるほうが、いろんなことが表現できると思うんです。

 

WI では、アーティストとしてスイッチが入るのはどの瞬間ですか?

ジュノ ステージに上がった瞬間です。コンサートのために楽屋で準備している間でも、まだスイッチは入っていません。照明を浴びて、ファンのみなさんの歓声を受けて、ステージに立ったその瞬間に、アーティストとしてのスイッチが入るような気がします。だから、ステージを降りたらすぐにただの“イ・ジュノ”に戻ります(笑)。僕はスイッチのオンオフが他のメンバーよりもはっきりしているほうかもしれないですね。