そのUV対策間違ってます!SPFに4+…女子の8割が勘違いしてること5つ

GWでレジャーなどに出かける人もいると思いますが、正しい紫外線対策ができていますか?

5月に入ると紫外線の量が一気に増えます。夏のような日差しではないので、「まだ大丈夫」と紫外線対策をおろそかにしていると、気づいたときにはうっすらシミやそばかすが……なんてことに!

それに「SPFが高い数値を使ってるから絶対に焼けないはず」なんて思っている方も危険!

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そこで、勘違いしやすい紫外線対策をまとめてみました。UVカットを使っているのに日焼けした経験のある方、もしかしてこんな間違いしていませんか?

 

「SPF」の数値の意味、正しく知っていますか?

まず「PA+」は、肌の奥まで到達して深刻な肌老化の原因となる紫外線UV-Aを防御する力を示しています。選ぶ際の目安として「+」が多いほうが防止効果は高いので、シーンによってアイテムを使い分ける目安になります。

間違えやすいのは「SPF」の数値。紫外線を浴びてから日焼けしてしまうまでだいたい15分~20分と言われています。SPFは、何もつけていない素肌と比べて、日焼けするまでの時間をどのぐらい延ばすことができるかという目安で、SPF30なら、20分×30=600分(10時間)、日焼けを遅らせることができるという意味になります。

注意したいのが、紫外線の量、日焼けのしやすい肌によっては、この計算は100%ではありません。そのため、正しい塗り方で、こまめな塗り直しが必要になってくるというわけですね。

 

SPF値を重ねてもカット力は足し算にならず!

たとえば、SPF50のUVカットに、SPF25のファンデーションを重ねたとしても、単純計算で、“SPF75”にはなりません。ただし、重ねることで効果アップは期待できるので、紫外線量にあわせて、上手に重ね使いするのは賢い方法です。

 

UVカットのアイテムは厚く塗るほどその効果はUP

最近では伸びがいいタイプのUVカットが多く発売されていますが、表示のSPF値は「皮膚1㎠(平方センチメートル)に対して、2mgのUVカットを塗ったときに、どのぐらいUV-Bによる赤みを遅らせることができるか」という実験に基づいた指標。実は、1㎠(平方センチメートル)に2mgは、けっこうな量なんです。伸びがよくても厚めに塗るのが正解です。

 

紫外線対策でかぶるなら帽子のツバは7cm以上を

日焼けをしないようにと、みなさんはどんな帽子をかぶっていますか? キャップやサンバイザーでは、顔に当たる紫外線はブロックできても、胸元や首の後ろはカバーできません。帽子のツバは、7cm以上ないと紫外線を防ぐことができないという研究結果も。

前後左右をカバーできるツバ広の帽子を選びましょう。また、日陰も端から1.5m以上内側にいないと紫外線を浴びてしまうので注意を。

 

「美白マスク」は紫外線を浴びる前にこそ使う!

美容に詳しい人はすでに実行していると思いますが、「真の美白は保湿にある」と言われています。そこで、紫外線をたくさん浴びる前夜、美白成分+保湿ケアが同時にできる美白マスクを使って、シミをできにくくする肌状態に整えておくことも効果的。もちろん、当日のUV対策もお忘れなく。

 

長時間外に出かけるという方は、ぜひ参考に。正しい紫外線対策で、シミやそばかす、肌老化知らずの肌を目指しましょう!(さとうのりこ)

 

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