100円ショップで買える「防災グッズ」の実力がすごい
本日9月1日は、1960年に政府が制定した「防災の日」。これは、大正12年に発生した“関東大震災”(10万人以上の死者と行方不明者)に由来しているのだとか。
震災はもちろん、台風・大雨の被害など、いつなんどき、天災に遭うとも限りません。こういう日を機会に、日常でつい忘れがちな「防災グッズ」の見直しをすることが必要かもしれませんね。
防災グッズといえば、最近では、“100円ショップ”にもたくさんの関連商品が売っています。まずは「いざというときのために“枕元に置いておきたい”防災グッズ」をピックアップしてみました!
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雨具&シートは寒さ対策にもなります!
それでは、今回買ったものをひとつひとつ見ていきましょう。
これからの季節は特に、“防寒できるグッズ”も忘れずに備えておきたいもの。レインコートは雨をしのぐだけでなく、風を通さないので寒さ対策にも。同じくアルミシートも、かぶる・掛ける・敷くとマルチに使えるので1枚あると重宝するはずです。
右:便利アルミシート(サイズ:約90×180cm、厚み:0.6mm、材質:アルミニウム・ポリエリレン)
ガマンできない生理現象も少しは緩和?
大きな震災で問題視されていたのが、“トイレ事情”。いまでは緊急簡易トイレが100円ショップでも買えるように。また、生理のときのためのナプキンはもちろん、使い捨てのショーツも一緒に常備しておくといいですね。
右:使い捨てトラベル用ショーツ 女性用(サイズ:M~L、5枚組)
手足をケガから守ってくれるグッズも必須
寝ているときに震災などに会うと、窓ガラスの破片が飛び散ったりして、玄関に行くまでに足の裏をケガしてしまうこともあります。スリッパがあれば、素足で避難しなくても済むのであると便利かも。同じく、軍手も手をケガから守り、防寒にも◎。
右:作業用手袋(すべり止め付き)
明かりがあればとりあえず安心します
夜に突然起こりうるのも天災です。現代人は、部屋のライトだけでなく、テレビや携帯の明かりなど、明るいことが当たり前になっているので、いきなり真っ暗な状態になることに慣れていません。明かりがあるだけでも、精神的にもだいぶラクになるはず。懐中電灯や置き型など、タイプもいろいろありました。
右:4LED スタンドランタンライト(単4形アルカリまたはマンガン電池3個
携帯電話のバッテリー切れもこれで回避
電話だけでなく、メールやアプリなど、非常時にもやはり携帯電話は欠かせません。でもバッテリーが切れてしまっては、どうにもなりませんよね。電池で充電できるグッズも各種そろっているので、電池も忘れず一緒に準備しておきましょう。
右:スマートフォン USB充電ケーブル ホワイト 50cm(サイズ:約50cm)
その他、こんなのも常備しておくと重宝
非常食の準備も大切。乾パンは、購入時から賞味期限は約1年ほど。他にも調理や温めの必要がない、缶詰類も常備しておくといいですよね。そして、もし万が一建物の下敷きになったときなど、救助を呼ぶためのホイッスルも100円ショップで購入できます。
今回購入したグッズは、同じく100円ショップのバッグにひとまとめにして、さらに、2リットルの水(ペットボトル)も一緒に入れて、ベッドサイドに……。
ちなみに購入した商品は、すべて一度試してみることも大切です。いざというときに使えないのでは、意味がありませんからね。
【まとめ】
紹介した商品以外にも、「人と防災未来センター」が、阪神・淡路大震災の被災経験者の声を反映させて作った「非常持ち出し品リスト」もあわせてチェックしてみてください。水・食品などに加え、見逃しがちな必須アイテムをピックアップしています。
こうして“意識すること”が、防災への第一歩です!(さとうのりこ)