小雪、11年間表紙モデルを務めた「Precious」卒業…その胸中と今後を語る

2004年、『Precious』創刊号の表紙に抜擢された女優・小雪さん。

11年という年月を経て、新たなステージに向け『Precious』から卒業されることがわかりました。

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小雪さんといえば、その透き通る白い肌が魅力的。まるで発光しているかのような神々しい輝きは、11年前に比べても美しさを増しているという。

第3子の出産を間近に控えたとある日、幸福感が漂う中、撮影が行われました。

(創刊号のページをめくりながら)まだ幼さがありますね。カヴァーのお話をいただいたときのことは鮮明に覚えています。だって27歳なのに、40代向けの女性誌と聞いて、どうして私が?と戸惑ったから。まだまだ未知の年代でしたし、私には、到底、表現しきれないんじゃないかと思ったんです。実際、コットンやデニムといったナチュラルな素材が好きで、そういうライフ・スタイルでしたしね。ですから始まったものの、ハイ・ブランドのものだけで全身をつつむことに、どこか違和感があって……。経験が追いついてないから、しっくりこなかったんです。

とはいえ、初々しいなかにもすでに大人の女性の存在感があった小雪さんは、月を重ねるごとに『Precious』のラグジュアリー感を体現するアイコンとして、艶やかに開花していきます。