小雪、11年間表紙モデルを務めた「Precious」卒業…その胸中と今後を語る

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結婚、出産を経て3児の母となった今、女性たちがもっとラクに生きられる社会であってほしいと願っているそう。そして母親として、初めて知るさまざまな感情が「自分を成長させてくれている」と話します。

子供ってひとりでは育てられない。生まれてすぐから授乳とおむつ替えのくり返し。産後、ゆっくりと体の養生ができないまま、くたくたで思考停止状態になります。家事もやらなくてはならない。たったひとりで子育てをしている人が、うつのような状態になってしまうのもわかります。私でも、今日はだれとも話していないなということがありますから。それに仕事を続けたい女性がたくさんいるのに、保育園には待機させられ入れず、それまでのキャリアを手放さざるを得ないのはおかしいですね。

そんな女性ばかりに負担がかかってしまう社会のシステムをなんとか変えていきたいと思い、最初のサポートとして、『産後の養生』についての本の出版を構想しているそう。

さらに女優業への意識もこれまでになく高く、今後は「グローバルに活動していきたい」と意欲的。

これからは海外で仕事をすることもあると思います。これまでの経験から、女優と母親というバランスをうまく保てば成立するということがわかりましたし、子供たちと離れている時間のことを考えれば、むしろまったくやったことのない新しい試みをしなければと思います。お母さんも頑張るから、子供たちも頑張って!と。私がそうだったように、子は親の背を見て育つと思っています。

未来を見据えた小雪さんの、今後の活動が楽しみです!

 

来月からは新しい表紙キャラクターが登場とのこと。そちらも楽しみですね。(和田美恵子)

Precious9_cover『Precious』2015年9月号(小学館)

 

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