ようやくあたたかい日が増えてきて、冬の終わりを感じる今日この頃。もう春ですね。春と言えば……新生活! 入学や就職などで、ひとり暮らしを始める、知らない土地に引っ越す、なんて人は多いのではないでしょうか。私も1年前の今ごろにひとり暮らしを始めたので、なつかしく思います……。
Woman Insightでは、そんな方々が新しい生活のはじめから「こんなはずじゃなかった!」と思うことのないよう、すでにそんな問題に見舞われている方々のエピソードを集めてみました。これから引越しを控えている方々にぜひ参考にしていただきたいものばかり!
今回は20~40歳の男女80名(男性30名、女性50名、平均年齢29.9歳)にアンケート調査を実施! 思わず「あるある!」と思ってしまうものから、「よくそんなところに住めるなあ……」と思ってしまうようなものまで、本当にさまざまなエピソードが集まりました。お風呂、キッチン、トイレ、近隣住民などなど……ジャンルで分け、エピソードをご紹介していきます。
第7回の今回は、「キッチン編」! コンロの口数やシンク、調理台の広さなどなど……キッチンは人によってこだわりがかなり異なる部分。みなさん、どんなキッチンにどんな悩みを持っているのでしょうか?
◆キッチンに変なスペースや機能、欠陥がある(あった)方、エピソードを教えてください!
「カウンターキッチンの天井が、生活動線に乗せてみると少し低かったようで、時々角で頭を打って悶絶する」(会社員・36歳 女性)
お部屋はきちんとサイズを測っておくことが大切ですが、ただインテリアの設置のためだけでなく、自分自身が生活するうえで動きやすいかを確認するのも大切ですね。
「リノベーションしていたからなのか、キッチンが古くて水道管部分から腐ったようなニオイが……。消臭剤を10個おいてもとれなくて、結局引っ越した」(編集・29歳 女性)
以前の記事で、リノベーション物件の壁の薄さについての話がありましたが、今度はキッチン。一見新築同様のリノベーション物件ですが、どこか見落としている箇所がないかはしっかりチェックしましょう!
「ミニキッチンという方式の台所に悩まされた。30×30cmほどのシンクとコンロが一口だけで、まな板を置くスペースもない。キッチンなのに、これでは料理ができない」(学生・22歳 男性)
狭い部屋によくありがちなのが、極小キッチン。IH1口コンロとシンクのみで、調理台を別途置くほどのスペースもない……。せいぜいお湯を沸かせるくらいなので、料理をしたい人はキッチンに妥協はNGです。
「小型冷蔵庫付きと喜んでいたけれど、たいして物は入らず、結局邪魔なだけだった」(会社員・25歳 男性)
一見特典のようでも、いざ住んでみると邪魔なだけ……ということも。家具付き物件などもありますが、好みと合わない、持ち込んだ家具とアンバランス、なんてことになると邪魔なだけ。あまり惑わされないようにしましょう。
「キッチンの換気扇がベランダにつながっていて、料理をすると、ベランダに干している洗濯物にニオイが移るという問題がある」(ライター・27歳 女性)
換気口の場所の問題。たいてい玄関側かベランダ側にあるものだと思うので仕方ないといえば仕方ない感じもしますが、確かに気になりますね……。
「シンクが小さすぎて、使ったものは料理中に洗わないといろいろと置き場がなくなる事態に。料理の手際はよくなるが、もう少し広いほうがよかった」(主婦・24歳 女性)
コンロや調理台の次は、シンクが狭い問題! 料理上手は料理ができあがったときに片づけも終わっていると言われますが、洗ったものを置く場所もないのはキツい!
「対面カウンターがついたキッチンに憧れて住み始めたものの、友だちや彼に料理を振る舞う機会も特になく、ひとりで料理をしても、ただぐるりと回り込んでテーブルへ料理を運ばなければならず、不便なだけだった」(営業・28歳 女性)
憧れのカウンターキッチン! でも、いざ使ってみると結局自分の生活スタイルと合わずにがっかり……なんてことも。きちんと自分に必要な要素を絞るのは大切です。
キッチンが狭すぎるのはもちろん問題ですが、カウンターキッチンなども自分の用途に合っていなければ場所をとるだけ。きちんと自分がどんな生活スタイルなのかを考えて選ぶのが大切ですね。
さて次回は、害虫・ネズミ編! 誰しも一度は困ったことがあるのはゴキブリ問題だと思いますが、みなさんどんなトラブルに悩まされたことがあるのでしょうか。次回もお楽しみに!(鈴木 梢)
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