好きな相手に悟られないように好意を探るテクニック

好きな相手に悟られないように好意を探るテクニック

恋において一番モヤモヤするときって、何となく自分に気があるけど確証がないときや、好きなんだけど相手がどう思っているか分からないシーンですよね。そんなとき、相手の気持ちが分かればこれほどスッキリすることはありません。そこで今回は、「好きな相手に悟られないように好意を探るテクニック」をご紹介いたします。

■言葉よりも行動に注目する

人間の本心は、会話ではなく身体の動きや行動に出やすいとされます。心理学では好きだけど悟られたくないといったとき、本心が別の場所に出ることを“代償作用”と言うのだとか。言葉では「いや、好きとかないから!」と言いつつも、行動を見ると視線を送られていたり、軽いボディタッチが多かったり、自分と似たような行動を取っていたとしたら、それは言葉とは裏腹に好意的なサインだと言えます。そのため、相手の言葉尻で一喜一憂するのではなく、行動を見て気持ちを判断することが大切なのです。

■相手が自分に対して好意がある場合のサイン(行動編)

まず行動を見て、相手からの好意のサインとして押さえておくべきものを覚えておきましょう。それは、「自分のことばかりを良く話してくれる」、「あなたの前でいつもよりも胸を張って反っている」、「なぜかよく視線を感じたり、眼があう」、「自分と相手の行動が一緒なことが多い」「あなたの話に上半身で相づちしてくれる」、「自分だけをかなり気遣ってくれる」、「照れながらも自分に近づいてくる」これらのアクションがあると、好意を抱いている可能性が高いと言えます。

■相手が自分に対して好意がある場合のサイン(SNS編)

次に、メールなどSNSなどを見て、相手からの好意のサインとして押さえておくべきものを覚えておきましょう。それは、「たわいもないメールがよく来ることが多い」、「SNSでの書き込みやコメントが多い」「好きな人や恋愛関係の質問をよくしてくる」、「前にした話を細かくよく覚えている」「“一緒にいると楽しい”と言ってくれる」これらのアクションがあると、好意を抱いている可能性が高いと言えます。

■会話やLINEのやり取りが“コンパクトに長時間続く”か

さらにお互いが好意を持っているかどうかは、“コミュニケーションのキャッチボール”を見ると分かると言えます。好きな者同士は、自然と会話やLINEがコンパクトになるという特徴があります。短いフレーズのやり取り、つまり“共通言語”が成立しているので、言葉自体の説明が少なくて済むのです。そして、それが長時間続くというのも重要なポイント。相手と自分の関心度がほぼ同じくらいであると言うことを意味するのです。そのため、LINEなどを見返した際、リズミカルにコミュニケーションが成立しているなら脈アリだと言えるのです。

終わりに

人間は感情的な生き物であると同時に、理性的な社会性を持っています。例えば、動物なら快・不快といった二元論で対象へのイメージを決定づけます。しかし、人は好きなのに嫌いな振りをしたり、逆に嫌いなのに好意的な態度をとったりすることが少なくありません。だからこそ本音を知るのは難しいのですが、そんなときは行動に注目してみましょう。そこに本心が隠されているはずですからね。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。