【SDGs連載】蜜蝋ラップなど、プラスチックフリーな台所グッズも♡トラウデン直美のエシカルな愛用品

実際にどんなことをしているの?トラちゃんのサステイナブルな毎日

今、世界中で注目されている「SDGs」という言葉。これは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の頭文字を合わせたもので、世界193か国が貧困や環境問題の改善を2030年までに達成するために掲げた17の目標のこと。去年からスタートした連載では、CanCamモデルのトラちゃんが「SDGs」について読者の皆さんと考える機会を作っています!

今回は、トラちゃんが日々実践している環境に優しい生活についてネホハホしちゃいます♡

トラウデン直美/高校時代に環境問題に興味を持って以来、エシカルな生活を模索しているCanCam専属モデル。『SDGs』にまつわる勉強や情報発信、取材にも力を入れている。環境省プラごみゼロアンバサダーに就任!現在、慶應義塾大学法学部4年生でもある。

リアル私物で公開♡ エシカルなトラちゃんの毎日

日々、エシカルな生活を心がけているというトラちゃん。そんな彼女がご自慢グッズを一挙公開。どうやって日常にエコを取り入れているのか教えてくれました♪

外出時は…環境に配慮したモノを持ち歩くと心がエシカルに

Outing goods

こちらは、バッグに入れている三種の神器。持っているだけで“環境に配慮しよう”って気持ちになれるし、何より便利!

1 簡単に小さく畳める『Shupatto』のマイバッグ。マイバッグは、お買い物のときに欠かせないので、これ以外にもいろいろ持ってます。

2 『minimal living tokyo.』のカトラリーケースには、愛用のお箸や金属製のストローなどが入ってます。 

3 マイボトルはリサイクルしやすいステンレス製をチョイス。サイズを2つ用意してバッグの大きさによって使い分け。これのおかげで、ペットボトルを買わずに済んでます。 

ファッションは…長く愛用できるもの、それがサステイナブルファッション

Fashion

着ていて気分が上がる服のほうが、結果長く愛せてサステイナブルになるんです。なので、エシカル服を買うときもデザインや着心地にもこだわってます。この3つは特にお気に入り。かわいいのに楽ちんだし、人から「それどこの?」って聞かれることも多いんです♪ 

4 オーガニックコットン製のロンTは『HERON PRESTON』のもの。ストリートなデザインが、今っぽくておしゃれです。

5 『CASA FLINE』はサステイナブルアイテムがそろうジャパンブランドで大好き! こちらは愛用のスカート♡

6 天然素材のみで作られた『CARIUMA』のスニーカーは歩きやすくて最高。

食事は…ノープラスチックな台所用品が増えました

最近、食のエシカルにも興味津々。台所用品もエコを意識してます。 

7 週2日はノーミートを実践! 最近は美味しいビーガンサラダを探して食べるのにハマり中。

8 シリコンでできた保存容器『stasher』は繰り返し使えて◎。食材が余ったときに入れて冷蔵庫にしまってます。

9 ラップも蜜蝋と布を使ったものに替えました。これで野菜を包んで冷蔵庫に入れると、鮮度が長く保たれて環境にも優しい!

日用品は…トライしやすい消耗品からサステイナブルにシフト!

Daily goods

家からプラ素材などの環境に優しくないものを減らすために、消耗品の替えどきが来たら、なるべくエシカルなアイテムにチェンジするようにしています。中でも、替えてよかった品をご紹介します。

10 ヘチマスポンジは体を洗うために買ってみたんだけど、ちょっと素材が硬くて(汗)。お風呂掃除用に変更したら、しっかりしていて洗いやすかった♪ 

11 竹の歯ブラシは、意外と使い心地よし! 歯磨きも、ナチュラル素材からできている『Davids』製のペーストを使用してます♪ 

12 ハンドソープやボディソープはプラスチック容器のごみを出してしまうので、自然派な石けんを使うようにしています。出先などで素敵な石けんを見つけたら、購入してストック。次にどれを使うか考えるのが楽しいんです♡ 

13 オーガニックコットンでできたパフは、洗って何度も使用可能。使い捨てじゃないから、メイク落としや化粧水をつけるときに心置きなく使えます。

エシカルな暮らしが普通になってHAPPYが増えた気がします

サステイナブルな生活に興味を持ったのは高校生のとき。でも、その頃は実家にいたこともあり、今思うと全然実践できていませんでした。きちんと取り組むようになったのは、大学に入ってひとり暮らしを始めてから。最初は勝手がわからなくて、がむしゃらにやりすぎて疲れちゃったり、失敗してしょんぼりしたりもしたけれど、最近は上手に取り入れられるようになってきて、エシカルな生活を自然と楽しめるようになりました!

何か新しいものを買うときは、なるべく“環境や人々に配慮されたもの”がないか探すようにしていたんですが…気が付けば、身の回りの多くのものがエシカルに! エシカルなものを使うようになると、自然とサステイナブルに思いを馳せる時間が増えるんですよね。常にエシカルアンテナがONになっているので、街中にいてもネットを見ていてもエコな情報をキャッチしやすくなるし、気になることがあったらトライしてみようっていう気持ちにもなります。

ムダ買いするのはNGですが、何かをやめるために新しい買い物をしたり、必要品を買うタイミングでエシカルなものを選ぶのはありだと思います! 春から新生活を始めた方は特に、必要なものがまだいろいろと出てくるはず。そんなとき、ぜひ意識してエシカルなお買い物をしてみてほしいな。

エシカルグッズを使う以外にも、サステイナブルな生活をするテクニックはもちろんたくさんあります。例えば、お肉を食べる量を減らすことや、電気をこまめに消すこと、移動をなるべく徒歩や自転車にしたり、量り売りに力を入れているお店でお買い物したり。難しそうなので、私も最初はちょっぴり抵抗がありました。でも、ひとつやり始めたら意外とするっと受け入れられたんですよね。たしかに、面倒なこともありますが、それ以上に楽しかったり、気分がいいこともたくさん! 今ではやらないと「気持ち悪い~!」って感じちゃうくらい、自分にとって当たり前になっています。

実はこの取材の前、ライターさんに「最近どんなエシカルな生活してる?」って聞かれたのですが、一瞬「私何してたっけ…?」って考え込んじゃって。さっき書いたようなことは当たり前のこととして意識せずやっているから、普通すぎて思いつかなかったの(笑)。最近は、身の回りのことに飽き足らず、おうちで有機栽培をしたいなとか、サステイナブルなアイテムを自分で作りたいなとか、プライベートな時間に楽しめる“エシカルなレクリエーション”を色々考えたりしています。もし素敵なものが見つかったら、いち早くシェアしますね♪ そして、みなさんも“エシカルな生活”を始めたら、私に教えてください。そうやって、皆でサステイナブルな毎日を、楽しんでいけたらうれしいです♡

Tora’s SDGs Message!「エシカルな情報に触れて生活を変えてみませんか?」

最近はネットに情報が増えたので、どうやったらエシカルな暮らしができるのか…ちょっとでも気になったら、ぜひWEB検索をしてみてください! サステイナブルなグッズを扱うネットショップも増えているので、そういうのを見るのもオススメ。商品から暮らし方のヒントを得られることもありますよ♪

目指せ「SDGs」!トラちゃんの今月の一歩

トラちゃんの今月の1冊は…『ファッションで社会学する』

 

『ファッションで社会学する』

服が好きな人にオススメな本。ファストファッションやジェンダーなどの問題についても考えさせられる素晴らしい1冊です。

編:藤田結子、成実弘至、辻 泉/¥2,530/有斐閣

「SDGs」の読書にはブックカバーを!

「SDGs」の読書には ブックカバーを!

「SDGs」関係の本はペーパーレス化されてないことが多く、紙の本をよく読みます。そのときは父からもらった布製カバーを使用。本が傷まないし、愛着が出て読書がハッピーに。

いつかパーティにつけていきたいビジューアクセ

ビジューアクセ

ドイツの祖母にもらった琥珀のネックレスやブレスレット、イヤリングはヴィンテージだからこそ味があってお気に入り。大事に使って、いつか私も子供に受け継げたらいいな♡


いかがでしたか? エシカルなポイントがいっぱい詰まったトラちゃんの私生活。身近なことからひとつずつ取り組むことや、モノに愛着を持つことがエシカルな生活を続けるキーワードになりそうです♡ トラちゃんともっとSDGsについて考えてみたい! という方は、ぜひ雑誌CanCamの連載をチェックしてみてくださいね。

身近に、わかりやすく。SDGsをもっと知る!

CanCam6月号「トラウデン直美と考える 私たちと「SDGs」より」
撮影/花村克彦 スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/MAKI モデル/トラウデン直美(本誌専属) 撮影協力/田中かほ里 構成/衛藤理絵 Web構成/平田真碧
◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。