実際、2020年冬のボーナス「なかった」女性が6割越え。リアルすぎるボーナスの実態

この冬のボーナスは不満足。では、その使い道は?


ボーナスは何度もらっても嬉しいですよね! 普段仕事を頑張っている分、もらうたびに「何に使おうかな……」と自分のご褒美に使用する方も多いのでは?

……しかし2020年以降はコロナ禍ということもあり、業界全体で業績が落ち込み気味。そこで今回は、『女の転職type』が、働く女性789名に「2020年冬のボーナス」の実態を調査。その結果をもとに紹介していきます。

Q.今年度の冬のボーナスはいくら?


1位 なし 61.9%
2位 10~19万円 8.2%
3位 1~9万円 7.6%

「なし」が6割以上と断トツのトップ! コロナウイルスの影響が大きいのでしょうか……。

昨年の同時期のボーナスと比べてみても一目瞭然。増えている人に対し、減っている人が多い結果になりました。また現状維持が半数以上と最多になっていますね。

次に金額差の要因を伺ってみました。

1位 会社の業績 31.9%
2位 わからない 20.7%
3位 その他 20.3%
4位 退職 14.1%
5位 転職 11.0%

最も多かったのは「会社の業績」。フリーコメントでは「コロナの影響」という回答が目立っていたことからも、コロナ禍で苦戦していることがわかりますね、他にも「退職」「転職」と、前職を離れたことがボーナス増減に関わっているようです。

満足度を聞いてみても、「不満足」が44%となっていますね。「満足」派が16.2%のため、倍以上の差がついています。やっぱりボーナス0だと厳しいですよね……。

ボーナス自体には不満足となっていましたが、もらったみなさんは何に使う予定なのでしょうか?

Q.冬のボーナスは何に使う?


1位 貯金 32.6%
2位 生活費に充当 15.6%
3位 ファッション・美容 11.8%
4位 趣味 8.6%
5位 旅行・レジャー 7.9%

約3人に1人の方が貯金と回答。昨年と比較をしても、1位2位は変わりません。

比較をして大きく減少したのは「旅行・レジャー」「ファッション・美容」。ここにもコロナウイルスの影響が表れているようです。一方で、増加がみられたのは「貯金」「借金・ローン返済」。お金の遣い方もより「守り」になっている傾向がありますね。

 

ついうっかりボーナスがあることを前提にあてにしがちですが、まだまだ元に戻るのは難しそうな情勢が続きそうです。浪費しすぎず、バランスを取りながら日頃からコツコツと貯金をすることも大切ですね。 (齋藤有紗)

情報提供元/女の転職type