20代のお金の遣い方。実際どんなものにお金をかけてる？
いきなりですが、みなさんは貯金をしていますか？ 欲しい洋服やコスメ、美味しそうなごはん……。仕事やバイトをしていても、なかなか貯まらないとお金の悩みが尽きない方も多いのではないでしょうか。
今回は男女1000人に調査した「20代の金銭感覚」をご紹介。SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の調査を基に、見ていきましょう！
◇毎月自由に使えるお金は……
まずは、どのくらいの金額を自由に使えるのか聞いてみました。1番多かったのは「1万円以下」。次に「1万円～2万円以下」「2万円～3万円以下」と続き、平均29,398円でした。1人暮らしをしているのであれば、家賃や食費、光熱費など様々な費用がかかりますよね。
では、そのうちどのくらいを貯金に回しているのでしょうか？ 現在の貯金額を聞くと、「50万以下」が4割と多く、続いて「0円」が約2割も！ なかなか貯金が出来ていない現状があるようですね。
婚姻状況別にみると、コロナ禍もあってか既婚・未婚ともに貯蓄志向が高まっているようです。やっぱり、何かあったときのために貯金をしておきたいですよね。
◇「背伸び消費」よりも「身の丈消費」
では、お金の遣い方はどうでしょうか？ 消費行動をする際に、どのようなことを意識しているのかを聞いてみました。
すると「多少無理をしても、良いものにお金をかけたい」方よりも「無理をせず、買える範囲で良いものを選びたい」方の方が多い結果に。ブランド物など少し背伸びをする消費よりも、自分の身の丈に合った消費をする方が多いようです。
また7割以上の方が、最安値や口コミを事前に欠かさずチェックする傾向にあるようです。やっぱり「イマイチだった…」「ほかに安いのがあったんだ…」と後悔しないように、納得した買い物をしたいですよね！
◇自分にお金をかけたい！
堅実な買い物をしている中、みなさんはどのような商品やサービスを購入しているか気になりますよね。一番共感を得たのは「自分の趣味嗜好に合う「もの」や「こと」にお金をかけたい」。20代の大半が、自分のこだわりを追求する消費に前向きなようですね。
また次に多かったのは「繋がり消費」。自分にかけるお金もそうですが、友人との交際費には惜しまない方が多数いました。一方で意外と少なかったのは、「SNS映え消費」や「エシカル消費」。自由に使えるお金にあまり余裕がないからこそ、自分のことや友人関係など、消費にも優先順位がついていいるようですね。
みなさんの金銭感覚はいかがでしたか？ 結構人によって、「長く使えるいいものを選びたい」「コスパ重視」と金銭感覚は違いますよね。同じような感覚の持ち主であれば、友人・恋人関係も上手くいくのかもしれません。これを機に、どのような消費志向なのか、今後どのくらい貯金をしたいのか、今一度自分を振り返ってみても良いですね！ （齋藤有紗）
情報提供元／SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
