2019年No.1ヒット作『天気の子』地上波初登場!新海誠監督&森七菜らから感謝のコメント到着

日本を代表するアニメーション監督・新海誠氏が、歴史的ヒット作『君の名は。』に続いて2019年夏、世に放った映画『天気の子』が地上波初放送! 1月3日(日)21時からテレビ朝日で本編ノーカット版で放送されます。

©2019『天気の子』製作委員会

『天気の子』は、観客動員数1000万人超、興行収入140億円を突破し、国内の年間映画興行収入ランキング第1位という記録。第43回日本アカデミー賞・最優秀アニメーション作品賞にも輝いた大ヒット作です。

本作は、異常気象で長雨が続く夏、離島から家出してきた高校1年生の少年、森嶋帆高が東京の片隅でひとりの少女に出会ったことからはじまるストーリー。その少女、天野陽菜には“祈るだけで晴れをもたらすことができる”という不思議な力があり、2人は運命に翻弄されながらも自らの生き方を“選択”していきます。

新海監督ならではの切なく繊細なストーリーと圧倒的な映像美が、日本のみならず世界中の観客を魅了! 醍醐虎汰朗さんと森七菜さんというフレッシュな2人が声優として参加し、瑞々しい演技で帆高と陽菜の心の揺れ動くさまを表現したほか、小栗旬さん、本田翼さん、吉柳咲良さん、平泉成さん、梶裕貴さん、倍賞千恵子さんという充実のキャスト陣も集結。『君の名は。』に続いてRADWIMPSが音楽を担当したことも話題を集めました。

『天気の子』の副題は、「Weathering WithYou」。“weather”には“天気”のほかに“嵐や困難を切り抜ける”という意味があり、「Weathering WithYou」には、厳しい天候や困難を一緒に乗り越えよう、という思いが込められています。

©2019『天気の子』製作委員会

これまでの当たり前が当たり前でなくなり、世界が一変した“特別な年”だった2020年。1度、本作に触れた人も今あらためて見返すと、また違った感動が胸に迫ってくるに違いないはず。新しい年の幕開けに、“一緒にこの困難を乗り越えていこう”という力強いメッセージを受け取ってください!

新海監督、醍醐さん、森さんから届いたコメントを紹介します!

●新海誠監督

「このままでは、いつか世界は大変なことになってしまう」そんな漠然とした不安を、実は皆、ずっと感じ続けていたような気がします。2019年夏、『天気の子』の物語を作った理由も、そんな暗い予感にすこしでも抵抗したかったからでした。

そしていま、我々の社会はあの頃には想像もしなかった困難の中にあります。「降り止まない雨の中になんとか光を見出そうとする」この物語が、2021年の視聴者の方々にもすこしでも楽しんでいただけるのならば、それに勝る喜びはありません。

●醍醐虎汰朗さん

各分野のスペシャリストの方々が集まって作り上げた素敵な作品を今回は皆さんにくつろいで観て頂ける空間にお届けできるのは凄く嬉しいです。まだ劇場で観賞されていない方はもちろんですが、すでにご覧になられた方も、また違った環境で鑑賞することで見え方、聞こえ方、感じ方が変わり新鮮な気持ちで見て頂けると思います。

観る時のご自身の年齢やその時の感情によっても捉え方が変わる多面的な作品です。何かを一筋に想う純粋で真っ白な気持ちを、美しい映像と音楽と共にお届けします。是非皆さんの大切な人と一緒にご覧下さい!!

●森七菜さん

映画『天気の子』の地上波初放送が決定しました! 2019年の夏、陽菜と帆高の選択に誰もが心奪われていました。帆高が大切な人を守るために一直線に走っていく姿は2020年になった今、改めて、あたらしい意味も込めてたくさんの方々に勇気を贈ることができると思うと嬉しい気持ちでいっぱいです。是非、映画『天気の子』と一緒によい新年をお迎えください。

【あらすじ】

高1の夏、森嶋帆高(声・醍醐虎汰朗)はフェリーに乗ってふるさとの離島から家出し、東京にやって来ました。ですが、生活はすぐに困窮してしまい、フェリーで知り合った男・須賀圭介(声・小栗旬)が大学生の夏美(声・本田翼)とともに細々と運営する編集プロダクションに住み込み、オカルト雑誌のライターとして働くことに。

折しも、東京は異常気象の影響で連日雨が降り続いており、巷では、必ず晴天をよぶという“100%の晴れ女”の都市伝説がまことしやかにささやかれていました。

そんなある日、帆高はひとりの少女・天野陽菜(声・森七菜)と知り会います。小学生の弟、凪(声・吉柳咲良)と2人きりで明るくたくましく暮らす彼女こそ、祈ると晴れをもたらすことができる“晴れ女”で…。

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