10月30日(金)25時5分から放送される『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(フジテレビ ※FODプレミアムで放送直後から独占配信)では、関西を拠点に活躍の幅を広げる関西ジャニーズJr.のユニット、Lil かんさいとAぇ! groupを中心に特集します。
『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』は、毎回、ジャニーズタレントに長期取材し、華やかなエンターテインメントの世界とその裏にある苦悩や葛藤追う連続ドキュメンタリー。
第3シーズンの第1弾は、10月23日から「真夏の決戦2020~関西から日本に光を!」をテーマに、デビュー組の関ジャニ∞、ジャニーズWEST、そして関西ジャニーズJr.のなにわ男子、Lil かんさい、Aぇ! groupを、4週に渡り特集します。
新型コロナウイルスの影響によりライブが軒並み中止となった今年。関西ジャニーズのアイドルたちも活躍の場を奪われていました。しかし、今だからこそ届けられる事はないかと、無観客生配信ライブを行う一大プロジェクト「Johnny’s DREAM IsLAND 2020→2025 ~大好きなこの街から~」をスタート。
その中には、関西ジャニーズを語る上で欠かせない場所、大阪・松竹座での生配信ライブも。松竹座は、自分たちを育ててくれたホームグラウンドのような大切な存在。長らく休演を余儀なくされた劇場とスタッフに恩返しをしたかったのです。
伝統の松竹座で、生配信ライブに挑むこととなったAぇ! groupとLil かんさい。Aぇ! groupは20代のメンバーが中心で、バンドと笑いを武器とする個性派6人組。一方のLil かんさいは、キラキラのアイドル路線を行く現役高校生5人組です。
彼らにとって“無観客”での生配信は初めての経験。しかも今回は、歌やダンスだけでなく、ライブのほとんどがコントという構成です。普段は観客のリアクションや笑い声の中で行うコントを、無観客の中で行わなければならないため、関西ジャニーズJr.の育成、公演のプロデュースも手掛ける横山裕さん(関ジャニ∞)は「これは本当に厳しい戦いになるぞ」とメンバーに伝えます。
どうすれば画面の向こう側へいるファンへ、熱を届けることができるのでしょうか…。リハーサルと同時進行でコントの構成を組み立てる横山さんは「テンポでいかないと結構キツイと思う、配信のコントって。できるだけ間をカットした方がいいんじゃない?」と、観客の笑い声がない場をイメージしながら演出をしていきます。この横山さんの存在こそが、関西ジャニーズJr.たちに一種の競争意識を芽生えさせ…。
Aぇ! groupの最年少、佐野晶哉さんは「何が一番うれしいかって横山くんが笑ってくれた時が一番うれしいから、今回ちょっと悔しい」と、横山さんが他のJr.の芝居に思わず吹き出した時の気持ちを語り、緊張のライブを終えたボーカル・末澤誠也さん(Aぇ! group)は、「ステージに立つのが好きなんやなって改めて思いましたね」と予定していた公演の中止を余儀なくされただけに喜びをかみしめました。
次に生配信ライブを行ったのは、高校生グループのLilかんさい。リハーサルでは後輩たちをリードすることができず、ステージ全体が締まりのない状況に。大きなプレッシャーが、若い彼らの背中にのしかかっていたのです。そして後輩たちの間にも戸惑いが。やがて、彼らは手探りで後輩たちをリードし、リラックスさせていきます。座長としての自覚が徐々に芽生えつつありました。
センターの嶋﨑斗亜さん(Lilかんさい)は「そこまで責任感を持てていなかったんですよ、今まで。今回は僕たちが一番お兄ちゃんだし、小さい子たちも目立たせてあげんとアカン。僕たちもこれを乗り越えて、いいグループになっていけたらね」と力強いコメント。先輩に頼ってきた立場から後輩を引っ張っていく立場に。関西ジャニーズならではの伝統の階段を一歩ずつ登っていきます。
お互い切磋琢磨し、時にはライバル意識を持ちながら上を目指していく関西ジャニーズJr.たち。彼らの知られざる素顔とエネルギーあふれるステージに迫ったEpisode2「試練の無観客」をお見逃しなく!