10代女子が結婚相手に求める条件は?2位は「金銭感覚」、1位は…

10代女子が結婚相手に求める条件は?2位は「金銭感覚」、1位は…

生き方が多様化してきた現代。結婚するかどうかに加え、結婚相手に求める条件、式を挙げるか挙げないかまで人によってそれぞれですよね。今から10年後には、恋愛の形も今とは少し違うものになっているかも。

そこで今回は、学校法人滋慶学園東京ウェディング・ホテル専門学校が10代の学生たちを対象に行った「“結婚”“結婚式”についての意識調査」の結果をご紹介します♪ 

 

「将来結婚したい」人は約87%

【グラフ】将来結婚したい?

まず「あなたは将来結婚したいですか」と聞いたところ、「絶対に結婚したい(61.7%)」と「どちらかといえば結婚したい(25.0%)」のあわせて86.7%の人が「結婚したい」と回答しました

一方で、「結婚することで縛りがあるならしたくない」「一生に一回の人生なので自分で好きな事を出来るうちに沢山したいから」などの理由から、「どちらともいえない」「どちらかといえば結婚したくない」などの選択肢を選んだ人も。

 

10代女子が結婚相手に求める条件、1位は「性格」

【グラフ】結婚相手に求めるものは?

次に「結婚相手に求めるもの」について聞いたところ、1位は「性格(90.4%)」となり、その後「金銭感覚(42.3%)」「家事への協力(34.6%)」が続きました。男性に求めるものとして議論に上りやすい「年収」に関しては30.8%で4位という結果になり、10代女子は「年収」よりも「金銭感覚」が合うことを重視していることがわかります。

 

「結婚式をやりたい」人は9割以上! 

【グラフ】結婚式はやりたい?

「結婚式はやりたいですか」という質問をしたところ、「絶対に結婚式をやりたい(55.8%)」「どちらかといえば結婚式をやりたい(38.5%)」の合わせて94.3%の人が「結婚式をやりたい」と回答しました

また、その理由も聞いてみたところ「ウェディングドレスを着たいから。お世話になった人に感謝の気持ちを伝えたいから」「改めてふたりで決意できるから」などの声が寄せられました。

 

人気の挙式スタイルは「人前式」

【グラフ】挙式スタイルは何が良い?

また「希望する挙式スタイル」について聞いたところ、半数以上の55.1%が「人前式」と回答しました。「教会式(32.7%)」や「神前式(10.2%)」も一定数の支持があるものの、「人前式」が圧倒的な人気を誇っていることがわかります。

人前式は宗教を気にしなくて良いため、特に信仰している宗教がないという人や、オリジナルの式をつくりたい! という人から人気を集めていそうですね。

 

オンライン結婚式、どう思う?

【グラフ】オンライン結婚式について

さらに、昨今広がってきている「オンライン結婚式」について調査。これに関して、「ゲストとしてオンライン結婚式に列席するのはいいが、自分の結婚式をオンライン結婚式にするのは避けたいと思う。」と回答した人が61.2%と半数以上を占めました。また、ゲストとしての列席も自身の結婚式も、オンラインアリ派とナシ派はいずれも約20%という結果に。それぞれの理由について、詳しく聞いてみました! 

 

■「ゲストとしてオンライン結婚式に列席するのも、自分の結婚式をオンライン結婚式にするのも、どちらもアリだと思う」と回答した理由

「オンラインはオンラインで新鮮な感じで印象に残ると思うから」

「新しい時代の新しい結婚式スタイルとしていいと思う。あとはやり方次第だと思う」

「時代や環境の変化で変化するのは仕方の無いことだと思う。オンラインでの結婚式には、遠方の方も気軽に参加出来たり、結婚式の費用を抑えることが出来る良い特徴もある」

 

進学を機に上京していたり、結婚相手と出身地が遠く離れていたりする場合、親族や友人を呼ぶのが大変なことも。そんな時オンラインでの結婚式ならどこにいても参加することができ、オフラインでの結婚式では参加できない人も参加できるというメリットは大きいですよね! 

 

■「ゲストとしてオンライン結婚式に列席するのはいいが、自分の結婚式をオンライン結婚式にするのは避けたいと思う」と回答した理由

「その人が幸せだと思う方法が1番良いと思うからゲストとしては参加したい。しかし、昔からの結婚式に憧れているからこそ、まだオンラインを受け入れられない自分がいる」

「人が選んだことには何も言わないし、むしろ新しいことを取り入れてて凄いなぁと思うけど、自分は地味でも少人数でもお気に入りの会場で式をとり行いたいとおもうから」

 

こちらの回答を選んだ人は、「結婚をする人が選んだ方法を尊重したい」という意見を持っているよう。一方で、自分の憧れである結婚式のスタイルは貫きたいと考えているようです。

 

■「ゲストとしてオンライン結婚式に列席するのも、自分の結婚式をオンライン結婚式にするのも、どちらも避けたいと思う」と回答した理由

「オンラインでも楽しめると思うけど、臨場感や幸福感は実際に参列した方が味わえるし記憶にも残るから」

「やはり一生に一度しかない大切な1日なのでせっかくなら実際に会ってお祝いしたい、されたいからです」

映像を通してももちろん幸せは伝わってくるけど、人生に一度の晴れ姿はリアルでお祝いしたい!という声も。従来の結婚式スタイルでしか味わえない感動もありそうですね。

 

これからのウエディング業界に望むことは? 

最後に「これからのウエディング業界に望むこと」を伺ったところ、以下のような回答が集まりました。

 

「マタニティ、LGBT、外国の方などありとあらゆるお客様に対応する力」

「高い遠い存在のものじゃなくてもっと近い存在のものにする」

「少子高齢化が進む日本に、ウェディング業界がその問題に対してもっと全体的に取り組んでいって、ウェディングを減らさない取り組みをしていけたらいいんじゃないかなって思います」

「しきたり文化を大事にする気持ちと、新しいことを作り出していく気持ちを両立させること」

 

生き方や価値観が多様化した時代に合わせたウエディングを行うというのは、これからの結婚を考える上で大きなキーワードとなりそうですね。

10代でも結婚について深く考えている人は少なくないよう。近い将来、環境や時代の変化によって、想像もしなかったウエディングや結婚の形が生まれている可能性もありそうです。(平田真碧)

情報提供元/学校法人滋慶学園東京ウェディング・ホテル専門学校