乃木坂46 山下美月が語る『映像研』メンバーとの固い絆のハナシ
CanCam専属モデルとしても活躍中の乃木坂46 山下美月が、同じく乃木坂46の齋藤飛鳥さん、梅澤美波さんと出演する映画『映像研には手を出すな!』が、9月25日(金)からついに全国ロードショー! 公開直前の心境を美月に直撃しました。
ーー完成した作品を観て、率直な感想はどうですか?
完成した作品は、8月頭くらいに、英勉監督や原作者の大童澄瞳さん、他の出演者のみなさんと一緒に観ました。2019年の秋から撮影が始まったんですが、ドラマの1話目と映画の終盤を一緒に撮るみたいなこともよくあって。この作品は、バラバラだった3人のチームワークがどんどんよくなっていくお話なので、その空気感がうまく出せているのか心配だったんです。でも、すべてちゃんと繋がっていて、感動しました
ーー観た後に、主演の齋藤飛鳥さん、梅澤美波さんとは何か話をしましたか?
観終わったあとに、3人で無言で見つめ合う時間があって、少しだけ「すごいね…」って話しました。私たち、もともと語りあったりすることは少なくて。飛鳥さんも梅も乃木坂46にいるときから、「ちゃんとやらなきゃ」という意識が強いので、今回の役づくりについても、何も話さないでも、それぞれがイメージを固めてきていて、現場でマッチしちゃうっていう(笑)。全員クールに見られるけれど真面目なんですよ(笑)。
さらに、私はずっと不安でしょうがなくて。この作品を知らない方は、アイドルの映画だと思うかもしれないけれど、「そうではないということを、どうしたら伝えられるか」という責任を感じていて。クランクアップした後も、どうやって、この素敵な作品をPRしていくかを、みんなでずっと考えていました。私たち3人と、マネージャーさんが入っている『映像研』のグループLINEがあるんですけど、ある夜中に飛鳥さんが「私たち、3人ならもっと頑張れるんですけど、どうですか?」って送ってきてくださって。私も梅も「私たちも頑張れるので、もっと宣伝できる場をください!」ってお願いをしました。飛鳥さんも梅も、とても熱い人間なんです! この作品を通して、ふたりのそういう部分に触れられてよかったなと思いました。
ーーみなさん、めちゃめちゃ熱いですね。
そうなんです。でも実は私、3人グループって苦手意識があったんです。奇数のグループって、うまくいかないイメージがあって。例えば、学校の体育の時間に「ふたり組になって」みたなことあるじゃないですか。そういう時に、誰かが絶対にひとりになっちゃう。でも、この3人のときは、そういうことを一切思わなくて。3人ともいい感じに人見知りで、ぐいぐい前に行くタイプじゃないから、お互いのこともわかるし、空気感が本当によかったなって思いました。
ーー一緒にいる機会が増えて、初めて知った齋藤さんと梅澤さんの一面を教えてください。
飛鳥さんは、疲れているときの方がテンションが高い(笑)。いろんなものが積み重なってピークを超えると、子供みたいになるときがあります。普段と違うギアを入れているからかもしれないけれど、そのギャップがすごく「かわいいな」と思いました。梅澤は、めっちゃ食べる! あんなにスタイルがいいのに「食べても太らないタイプなの!?」って思うくらいすごく食べるんです。今まで見たことないくらいだったので、そのくらい作品に体力使っていたのかもしれないですね。