「マスクで肌荒れ」に要注意!気を付けたい2つのスキンケア

マスクで肌荒れしないために気を付けたいケア方法2選♡


外出には必須になった「マスク」。

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でも普段よりニキビができやすくなったり、肌の調子が良くなかったりと、肌トラブルになりやすくなってしまうケースもあるようです。実際、ザ・プロアクティブカンパニーが女性385名に行った調査によると、マスクの長時間着用によって肌荒れが起きた方がなんと7割以上も。

そこで今回は、野村皮膚科病院院長の野村有子先生に、マスク肌荒れの原因と対策方法を伺いました!

 

Q.マスクによる肌荒れの原因は?


マスク肌荒れの主な症状は、肌の赤み、ヒリヒリ感、かゆみ、そしてニキビの悪化です。マスクによる肌荒れの原因の一つは、使い捨てのマスク繊維による刺激です。布マスクも何回か洗って毛羽立つようになると、肌の刺激に。マスクの淵が当たる部分が特に赤くなっている特徴がありますよ。

またマスクを着用していると、自分の呼気でムレやすくなっています。そのため肌の角質がふやけて、毛穴が詰まりやすい環境に。これから気温が上昇し、さらに汗をかいてムレやすくなり、口の周辺や頬などマスクで覆われる部分にニキビが出来ることもあります。毛穴が詰まりやすいなどもともとトラブルがある方は、重症化する可能性があるので、早めのケアが大切です。

 

Q.肌荒れを防ぐマスクケアを教えてください


1.肌への刺激軽減と保湿を意識したスキンケア

マスク肌荒れの予防の1つは肌への刺激を少しでも減らすこと。
皮膚への刺激を防ぐため、マスクの内側に薄い布を挟むと◎。ガーゼが理想的ですが、ハンカチや着古したTシャツなど柔らかく肌馴染みがいいものをマスクサイズに切って利用するのもオススメです。耳にかける部分がヒリヒリする方は、ゴムの部分に柔らかい布を巻くのも1つの方法です。

またスキンケアは、保湿が肝心。洗顔後の保湿はもちろんですが、カサカサしたりヒリヒリする方は、クリームを多めに使うなど保湿を重視しましょう。乾燥によって皮膚の角質層の柔軟性がなくなると、マスクによる刺激を受けやすくなります。また皮膚の水分が少なくなるとバリア機能も低下し、トラブルが起きやすくなるので保湿は重要です。

2.ニキビはニキビ専用のスキンケアアイテムでやさしくケア

予防の2つ目はニキビ対策です。
まず気を付けたいのが洗顔方法。ニキビができると、つい1日に何度も洗顔したり洗いすぎますが、1日朝晩2回の洗顔がオススメです。絹ごし豆腐の表面をなでるくらいの力で細かくスムーズに指を動かし、指先に力を入れ過ぎないようにやさしく洗いましょう

また保湿も重要。洗顔後はすぐに化粧品などのベタつきにくいアイテムでたっぷりと保湿してください。肌の水分が不足すると、毛穴の出口の角質が厚くなり、毛穴が詰まりやすくニキビを増やす原因に。ニキビができたときは、殺菌や炎症を抑える成分を含むニキビ専用の保湿剤や、古い角質や余分な皮脂を除去する働きのあるニキビ専用のスキンケアアイテムを使うことがポイントです!

 

スキンケアや洗顔など、予防をしっかりとすることでマスクの肌荒れも改善できます! 美肌を目指すためにポイントを抑えて、正しいスキンケアを心掛けてくださいね♡ (齋藤有紗)

 

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