透明感あふれるまっすぐな瞳。変わらず自然体な明日海りおさんが登場
CanCam7月号に、宝塚歌劇団退団後は初めてとなる明日海りおさんが登場!今回は発売に先駆けて、本誌未掲載のアザーカットとともに、ちょっとだけ撮影の裏話をお届けします。
当日は生憎の雨模様。ところが、明日海さんが撮影に入ろうとセットに立つと窓の外がみるみる晴れていくではありませんか…!ついさっきまで雨でしたよ、とお伝えすると「私、前からよくこういうことがあるんです。私がいると晴れるんですよ!」と、見事な晴れ女ぶりを発揮。明日海さんの優しいオーラに包まれ、リラックスした雰囲気の撮影となりました。
撮影では裸足で妖精のようなダンスを披露
撮影の最初は、ベージュのシンプルなフラットシューズを履きながら撮影に臨まれていた明日海さん。編集部の「自由に動いてくださいね。舞台だと思って!」というリクエストに、まるで踊るような動きをみせてくださり、スタッフ一同もあっという間にときめきMAX!スタイリストさんの「靴、脱いでもいいですよ!」の一言で、スタジオの中でのびやかに踊る明日海さんを写真に収めることができました。
バレエの動きをベースにしたなめらかで美しい手足の動きに、編集部はどきどきが止まらず…!これまでの舞台同様、キリッとしたかっこいい表情から、ちょっと力の抜けた優しい一面まで、短い時間で様々な明日海さんの姿を見ることができました。
退団後初のお仕事への思いもたっぷり語ります
インタビューでは、退団後初のお仕事となるディズニー映画『ムーラン』の日本語吹き替えを担当されたお話や、在団中のお話、退団後の過ごし方についてもたっぷりお話をお伺い。“明日海語録”とも言える独特の言い回しにおもわず現場のスタッフ一同が笑いに包まれるようなワンシーンもありました!
本誌インタビューには、文字数の都合で掲載できなかったエピソードを、こちらでちょっぴりご紹介します。
Q.宝塚をご卒業された今でもつい男役が出てしまう瞬間はありますか?
A.「無意識のうちに、結構出てると思います!あんまり変わっていないんですよね…。普段、気をつけてはいるんですけど、姿勢なんてすぐに癖が出てしまって。家に帰ると、ちょっと猫背ぎみになったり、足開いたり。相変わらず声も低めですし(笑)。なかなかかんたんには抜けないんだなって思っています」(明日海さん)
Q.今だからこっそり話せる、宝塚時代の失敗談は?
A.「えっ、いっぱいあります(笑)。でも、退団のときに結構”今だから言っちゃいましょう!”って言われて出したんで…。あ、そうだ!思い出しました。あんまり、舞台で失敗をしないほうだったんですが、退団を決めてからって精神的にそわそわしてたみたいで、出早(出番より早く出てしまうこと)と出遅れ(出番に遅れてしまうこと)、両方してしまったんです!『CASANOVA』という公演のときでした。それまで一度もしたことがなかったのに。
出早してしまったときは、ちょうど私が逃げているシーンだったので、壁にへばりつくようにしてこらえていたり。出遅れちゃったときは、私が走り混んでいって『何があった!』って声をかけないと行けないシーンなんですけど、私が出てこないものだから、組子のみんながアドリブでつないでくれていて(笑)。 慌てて『何があった!』ってセリフを言いながら飛び込んだら、みんなの目線が『お前がな!』って語っていました(笑)。きっと、退団を発表してどこか心が落ち着かなかったんでしょうね」(明日海さん)
Q.愛猫のおこげちゃんはお元気ですか?
A.「元気です。でも寝てばっかりです(笑)。今までは、私が外に出ている時間が長かったので『まあ寝ているだろうな』とは思っていたんですが、ホントに寝てばっかりです。寝てなくてもお腹出してぼけーっとしていたり。でも、一緒にいる時間は増えましたね」(明日海さん)
詳しくはCanCam7月号で!
1時間弱にもわたるインタビューにも関わらず、終始笑顔でマイペースに、そして表情豊かにたくさんのお話をしてくださった明日海さん。詳しい内容や美しいダンスの瞬間を切り取った写真は5月23日(土)発売のCanCam7月号でチェックしてくださいね♡