カラーパンツって、はくのにけっこう勇気がいるし、なんせ主張の強いアイテムだから、手持ちのどんなトップスや靴にあわせていいのか全然わからない！ そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
パンツのことは男性に聞け！ だって毎日パンツだもん！ というわけで、『UOMO』、『LEON』、『Safari』という日本を代表する3大メンズファッション誌の、パンツスタイルを知り尽くしているお洒落編集者の方々に、『Domani』7月号ではカラーパンツの着こなし方をレクチャーしていただいています。さすが『Domani』！ 相変わらず企画が強引です！笑
◆『UOMO』編集者さまのレクチャー
「カラーパンツは、下手をすると、男でも艶っぽさ全開の”おしゃれ気どり”な人になってしまう可能性のある非常～にセンシティブなアイテムだと思います。なので、着るときは主張のあるアイテムはカラーパンツだけにして、ほかはベーシックな色とアイテムに限定、とにかく盛りすぎない！ ということが重要。パンツは細身のテーパードでブルーやバーガンディ、グリーンなどの色でマットなほうが今っぽいです」（『UOMO』編集部 稲葉翔さん）
◆『Safari』編集者さまのレクチャー
「L.A.的ヘルシーカジュアルを提案するSafariとしては、カラーパンツでもデニムでも、トップスはTシャツが基本です。しかも、色は、白・黒・グレー・ネイビーのベーシックカラー。大人が選ぶカラーパンツは、いかにナチュラルに”はき古した感”や”味”が出るかがポイントだと思います。ビビッドな色ではなく、はいて&洗ってを繰り返したような褪せたグリーンやイエロー、もしくは淡色がいいと思います」（『Safari』編集部 町中真人さん）
◆『LEON』編集者さまのレクチャー
「合わせるトップスは定番のネイビージャケットやベーシックなシャツなどにして”シンプルに着こなす”のが基本ですね。LEON的に必須なのは細見のテーパード・シルエット。きちんと感はおさえておきたいところなので、センタープレス入りならなおよし。野暮ったく見えないように靴を履いてもインソックスで素足風に、くるぶし見せは欠かせません！」（『LEON』編集部 石井洋さん）
意外にも、と言うと失礼ですが、本当に参考になりすぎてビックリしました。細かいところも計算されたコーデは、さすが“こだわりのメンズ”ですね。共通していえるのは、シンプルかつベーシックなアイテムとあわせることと、カラーパンツ以外のアイテムは落ち着いた色のトーンを投入して、コーデの足し算と引き算をすることですね。会社も違うのに協力していただいた3誌の皆さま、ありがとうございました。みなさん、彼氏や旦那には『UOMO』、『LEON』、『Safari』を是非おすすめしましょう！（松本美保）
（『Domani』2014年7月号）
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