10月10日は、【目の愛護デー】なんです！
きたる10月10日が【目の愛護デー】だって知っていますか？ 「10 10」を横に倒すと眉と目の形になることから、制定されたのだとか。ということで今回は、瞳の美しさに定評のある日比野佐和子先生（Y’s サイエンスクリニック広尾 総括院長）の生活＆美のヒミツに迫ります！
1.「体にいいこと」は当然、目にもいい！
「目の不調=体の不調。美しい瞳を手に入れるためには、まずは、一般的に体によいとされていることをちゃんと行うことが大切です」と日比野先生。食事で実践しているのは、「朝は卵などで良質なたんぱく質を、夜はヨーグルトなどで乳酸菌を取るようにしています。ヨーグルトといえば朝に食べるものというイメージがあるかもしれませんが、寝ている間に腸内環境を整えてくれるので、夕食後がおすすめですよ」。
他にも、神経伝達経路に影響を与えるカルシウムや、筋肉のしなやかさにも関係してくるコラーゲンなど、体と目のためにとりたい栄養素はたくさん。通常の食事だけでは難しいので、サプリメントや栄養補助食品を上手に取り入れるのがいいみたい。こちらは、日比野先生が日常で愛用しているサプリメント類。
「沖縄の伝統的な島野菜を使った『和萱美（わかんび）』という睡眠サプリメントは、ぐっすりと眠れるので愛飲しています。最近は、数種類の鉱石で構成される『プラシオン』という素材を織り込んだアイマスクを愛用。血流がよくなる効果があり、目の上にのせるだけで、目の疲れはもちろん、全身の血流も改善するといわれている優れものです」（日比野先生）
2.瞳のためにできる、「スマホとのつきあい方」とは？
睡眠の質を上げることも、体と目の美容のために大事なこと。「LEDから生じるブルーライトは睡眠の質を下げるので、スマホは就寝する2時間前には手の届かないところへ。睡眠は体のさまざまな部分を修復する時間ですから、きちんと眠れていないと、ダメージが蓄積されていくばかり。老化も食い止めることができません」と日比野先生。
特にスマホは、至近距離で目の筋肉を硬直させるので、目の老化を早める原因にもなっているとのこと。日比野先生は、「気がついたときに眼球をグルグルと動かしたり、近くを見て、遠くを見て、を繰り返す遠近トレーニングをしたり。目を動かすことで、筋肉のストレッチになり、血流もアップするので、目だけでなく、クマやたるみにも効果的です」と教えてくれました。
目によくないとわかってはいても、スマホなしでは暮らせないし、見始めたら止まらなくなる…。せめて、「寝る2時間前までに」するなどの自主規制で、美しい目を育てるための生活を心がけしましょう！
