夕方になると目がショボショボしてきたり、朝より疲れた顔になったり……。これらは「ドライアイ」によるもの。小学館女性インサイト研究所が『AneCan』『Oggi』『美的』読者である20~30代の女性260人に調査したところ、なんと7割の女性がドライアイを実感しているということが判明しました。
★小学館インサイト研究所の調査レポートはコチラ→ 「目」研究NEWS 乾き目ショボンヌが急増!(PDF)
ドライアイになると、目がかすむ、充血する、頭痛がひどくなるほか、精神的にイライラして八つ当たりしてしまう人も。たかが「目」とあなどっていると、気づかぬうちに見た目も性格も乾いた「ドライアイブス」になっているかもしれません! こちらは、ドライアイに悩む女性たちから寄せられたドライアイに関する俳句。切実な悩みであることが、ひしひしと伝わってきますね。
■目が乾く そのたびチャンス 逃げていく (32歳・会社経営)
■聞いてるの? 集中できず ドライ愛 (26歳・商社勤務)
■違います 睨んでません かすむだけ (32歳・事務職)
さて、そんな恐ろしいドライアイになる原因として、パソコンやスマホの見すぎ、コンタクトレンズの長時間使用などが挙げられます。目を酷使するのはもちろんNG。疲れたら遠くを見たり、目を動かしたり、優しくマッサージするなど、目元をリラックスさせてあげましょう。
そしてあまり知られていない、新たなドライアイの原因。デカ目メイクテクニックとして当たり前のようにやっている、アイラインの「インサイドライン」もドライアイの原因になる可能性があるんです!
ふだん、まつ毛の内側にあるマイボーム腺という穴から出る油分が、涙の蒸発を防ぐ役目をしています。まつ毛の内側に描くインサイドラインでマイボーム腺が詰まってしまうと機能しなくなり、涙が蒸発しやすくなってドライアイになりやすくなるのです。また、アイシャドウで塞がれてしまうこともあるので、メイクがきちんと落とせていないのもマイボーム腺が詰まる原因に。パッチリ目をつくるためのメイクが、逆にショボ目を生み出していたとは恐ろしいですね! アイラインを内側にひきたい場合は、ガッツリ内側ではなく、まつ毛とまつ毛の間を埋める程度がいいでしょう。
ドライアイを感じたときは、目をこすったり目を細めたりすると、今度は老け顔をつくる原因になってしまいます。目を休めたり、涙の成分に近い目薬をさすなどして潤いを足してあげるのも有効。気づかぬうちの「ドライアイブス」、あなたはなっていませんか?(安念美和子)
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