中条あやみ「アナザースカイ」MC卒業…「自分自身を見つめることができた」

中条あやみさんが、『アナザースカイ』(日本テレビ系・毎週金曜23時)のMCを、3月29日の放送をもって卒業することが明らかになりました。

(c)日本テレビ

中条さんは、宮尾俊太郎さん、LIZAさん、長谷川潤さん、岸本セシルさん、瀧本美織さんらのバトンを受け継ぐ形で、2016年10月、番組史上最年少、5代目MCに就任。自身にとっての初レギュラー番組がMCという大役でしたが、約2年半、今田耕司さんとともに計121人分の『アナザースカイ』をMCとして、盛り上げてきました。

2年半という月日は、今田さんと組むこれまでのMC陣としては最長期間となり、同じ関西出身の今田さんとの掛け合いも当番組の見どころに。中条さんの最後となる3月29日の放送回は、今田さんと共に韓国へ。中条さんが当番組で海外へ行くのは、MC就任前ゲストとして出演した2016年8月5日に放送されたのイギリス以来で、今田さん、中条さんそれぞれ一人ずつ韓国に入ったあと合流し、現地を堪能します。

中条さんは、卒業する今の率直な気持ちを「来週もスタジオに行ってしまうんじゃないかなってくらい実感がなく…(笑)」と明かし、「私にとって『アナザースカイ』はそれぐらい日常になっていた番組でしたし、2年半、多くの方々のお話を聞くことができたのはとても貴重な経験となりました。今田さんはじめ、スタッフさんも皆さんが優しくて、こんなに暖かい現場って滅多にないんじゃないかなと思うので、すごく寂しい気持ちもありますが、今後はいち視聴者として『アナザースカイ』を楽しみにしています」とニッコリ。

2年半、全121回の『アナザースカイ』を担当しましたが、印象的だった回を聞くと、「俳優さん、モデルさんも勿論、普段見ることができない表情を見れるのは凄く貴重な体験でしたが、スポーツ選手や編集者の方など、普段お会いする機会の無い方々とお話できるのはとても刺激的でした」と回答。

中でも、伊達公子さんの回が記憶に残っているそうで、「一度現役を引退したにも関わらず、復帰し、挑戦し、そして多くの人に愛されて…。そこまで至るのには並大抵の努力じゃ不可能だと思います。私も伊達さんみたいに強い女性になりたいと感じました」と刺激を受けた様子。

また、『dancyu』編集長の植野さんの回にもふれ、「植野さんがスペインですごくおいしそうなご飯を食べていたのを見て、純粋に私も行きたくなりました(笑)。なので、ぜひスペインに行ってみたいですね」と明かします。

同番組では初MCを務めましたが、「もともと人と話すのが得意ではなかったので、当初はすごく不安だったのですが、今田さんに『僕がフォローするから大丈夫』と言っていただいて、そこからは気負いえずに楽しくMCを務めさせていただきました」と振り返り、「今田さんは本当に優しくて、お父さんみたいに感じていて…(笑)。回を重ねるごとに笑うタイミングやリアクションのタイミングがシンクロしていくようになって、そういったファミリー感を感じることができたのもすごく大切な思い出です」としみじみ。

MCになり立ての頃は、まだ10代。「自分がどんな人間なのか、自分は何がしたいのか、自身の事について考えたり、結論を出したりする事はできなかったのですが、2年半で多く方々の話を聞くうちに、『私はこれがしたかったんだ』『私はこういう事が好きで、こういうことが苦手なんだ』と、人の考え方を通して自分自身を見つめることができました」と番組を通じてさまざまなことを感じたそう。

そして、「『アナザースカイ』で学んだ多くの事を糧にして、今後ともモデル、女優業に励みたいと思いますし、何よりお世話になった『アナザースカイ』のスタッフの方々に、『中条あやみと仕事してたんだよ』と自慢してもらえるような誇らしい大人になれたらいいなと思っています」と決意を新たにし、「いつかまたゲストとして出演させていただきたいですし、これまで『アナザースカイ』を見てくださった方々に成長した姿を見せれるよう、これからも頑張っていきますので、これからも『アナザースカイ』と合わせて応援をお願いいたします」とコメントを寄せています。

モデルとしてももちろんながら、4月からは日テレ水曜ドラマ『白衣の戦士』で水川あさみさんと共に主演を務め、女優業でも活躍も期待される中条さん。決して短くない2年半の月日、経験をどのように振り返り、前を向いていくのか。『アナザースカイ』でしか見られない彼女の表情に注目です!

 

中条あやみ プロフィール

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