寒くも暑くもなく過ごしやすい「気温22度」は、ブラウスやワンピース一枚で外出できる心地の良い気候。実際は、最高気温が22度なのか、最低気温が22度なのかによって選ぶアイテムが変わるので、それぞれのおすすめコーディネートを解説します。
最高気温22度の服装
最高気温22度の日は、日差しがあればちょっぴり暑さも感じますが、日中と朝晩の寒暖差を意識した服選びが必要。季節に合わせた防寒対策が必要なので、初夏であれば薄手のアウターや明るい色のニット、秋ならダーク系やこっくりカラーの羽織りを選ぶのがおすすめです。
【1】カラーツイードでワンランク上の着こなしに
左/オーセンティックな金ボタンのツイードジャケットもビビッドなピンクだとこんなに新鮮。Tシャツ&タイトなニットスカートと合わせればハンサムに着こなせます。
右/チェーンのパイピングで上品なツイードジャケットに華やかさをプラス。同系色のインナーとスカートにあえてブラックのベルトを合わせて、全体の印象をモダンに引き締めて。
【2】甘ワンピースをスポーティに振り切って爽やかに
ワッシャー加工のワンピースは淡いブルーで爽やか&スイートに。スポーティなブルゾンを羽織るとワンピースの甘さが軽減されて今っぽく仕上がります。小物は黒バッグとサングラスでおしゃれなスパイスを追加。
【3】注目カラー・ピーチファズで大人華やかに
オレンジみが強いピンク=ピーチファズは、肌なじみもいいのでオフィスにもおすすめ。映え要素満載のボウタイブラウスにやや引き算する気持ちでタックパンツを合わせると、甘辛のバランスもちょうどよく仕上がります。
【4】甘辛MIXコーデでグッとこなれた印象に
左/おなじみ花柄ワンピの相棒には、ルージーなビッグGジャンをご指名! 抜き襟&袖まくりで着くずすようにアレンジすると、グッと小粋な印象に。シルバーのフラットシューズや水色のミニバッグで配色をアイシーに決めて。
右/ガーリーなフレアミニワンピをブルゾンでスポーティにシフト。仕上げに黒小物で全体をピリッと引き締めたら、大人なストリートカジュアルのできあがり!
【5】甘いのにハンサム&洒落てる大人モノトーン
白リブニット×黒パンツのシンプルコーデにチュールトップスをレイヤード。程よくタイトなリブニットとクシュッとしたチュールのメリハリがやわらかなギャップを演出。全体をモノトーンでまとめて、少しモードな気分で着こなしたい。
【6】シックで上品なベロアワンピは背中見せで女っぽく
体のラインをきれいに見せるストレートラインの美シルエットワンピ。ほんのり光沢感のあるベロア素材がキラッと映えて、夜のデートにもぴったりです。さらっと羽織れる薄手のアウターを準備して朝晩の防寒対策もぬかりなく。
【7】オーバーサイズのおじジャケットで今っぽトラッド
どこか懐かしさを感じるボクシーなジャケットに、タートルニットをINしたちょい真面目なコンビが新鮮でおしゃれ! ほっこりしないように、動きのあるフレアスカートやキャッチーな小物使いでハズしを加えて。
【8】上品ベージュニットでフレンチカジュアルを満喫♡
ベージュのふわふわニットは、ちょっぴり長めの袖をくしゅっとさせて着るのがかわいい。同色のひざ丈スカートにカーキのニットソックス×ミュールを合わせた旬バランスで、ほんのりモードなワントーンコーデがつくれます。
【9】メンズライクなジャケットでツイードをシャープに
鎖骨がのぞくトレンドのワンショルデザインは、ハンサムなおじジャケにちょうどいい女っぽさを加えてくれるだけでなく、厚手ジャケットの抜け感づくりにも最適。パンツとロングブーツでタイトなⅠラインをメイクしてすっきりと着こなして。
【10】定番ブルゾンもコンパクトシルエットで旬バランスに
クロップド丈にくしゅっとしたボリュームスリーブなど今年らしさたっぷりのブルゾンで、シンプルなパンツコーデも目に留まる存在感に。カーキ、黒、グレーと大人な配色には、オレンジバッグで遊び心を足すのがおすすめ。
【11】シャギーニット&デニムスカートで“色っぽヘルシー”に
シャギーニットなら、毛足が長めで存在感のあるタイプが今年らしくて推し! ミニマルな黒デニスカでサラッと受け止めつつ、シアーハイソックスのちょいセクシーな足元でさりげなく個性を添えて。バッグはくすんだグレーに透明感をプラスしてくれるラベンダー合わせがおすすめ。
【12】袖の隙間からボーダー柄をのぞかせてアクセントを
ひらっと動きのあるシャツは、インナーをチラ見せすることでコーデに奥行きが生まれておしゃれっぽさも◎。シャツ×スカートのレディな着こなしに、ボーダーでハズしを加えて軽やかに仕上げると全身バランスが整います。
【13】揺れるスカートでふとした佇まいもドラマティック
繊細な透け感があるコットン素材を幾重にも重ねた、ヒロインスカートのワントーンコーデ。王道な白ティアードは、ビスチェやGジャンなどトレンドのアイテムと合わせて、ヴィンテージ感を意識するのがポイントです。
【14】ニュアンシーなラベンダーでハンサムコーデに色香を
大人きれいスタイルの定番テーラードジャケットも、短丈×アイシーパステルを選んでアップデートを。カットソーとデニムのシンプルコーデにはおるだけで、さりげない優しさと色気も加えてくれるところがポイント。グレーとブルーの色合わせも大人っぽい!
【15】透けるシアー素材でフレアスカートをキレよく
ハリのある生地にたっぷりフレアなボリューム感…1枚でパッと華やぐスカートがドラマティックなフェミニンコーデ。甘すぎないように黒の透けトップスで着こなしにエッジを効かせて、王道のフィット&フレアを今っぽく更新するのが正解です。
【16】上品なツイード×軽快なクロップド丈の新鮮バランス
クロップド丈のツイードジャケットとマニッシュなチノパンツの短×長バランスで、トレンド感たっぷりの今っぽコーデに。落ち着きのあるブラウン〜ベージュグラデでまとめれば、カジュアルすぎず大人なムードにまとまります。まとめ髪やVネックニットで顔まわりをスッキリさせるとバランスも◎。
【17】レディなシルエットと白っぽグラデで大人ムードに
ツヤ感がリッチなブルゾンやハリのあるタックパンツなど、異なる素材を重ねて奥行きのあるベージュグラデに。ボリュームスリーブが目を引くひとくせブルゾンやラフなTシャツのおかげで、エレガントすぎず、抜け感たっぷりに仕上がります。
【18】着るだけでアガる服で梅雨を乗り切って
ティアード切り替えが効いた白のボリュームスカートをコートの下に仕込むことで、レインシューズコーデもサマになる! パキッとグリーンの撥水コートをはおったネオトラッドスタイルで防寒もトレンド感もばっちりです。トップスやレインブーツを黒にすると、鮮やかなカラーコーデも大人っぽい印象に。
【19】ドライなジャケットで華やかレースをリラクシーに
数種類のレースをミックスしたヴィンテージライクなパッチワークドレスは、一枚で目を惹く華やかさ。映えワンピースをオフィスでも着回したいなら、ゆるっと羽織れるリネンジャケットが頼れます。くすみカラーのワントーンを意識して大人っぽさを底上げ。
最低気温22度の服装
最低気温22度の日は、日中の気温が上がり暑くなることも。できるだけ涼しくて快適に過ごせるファッションがベストですが、昼間の紫外線対策や屋内外の温度差など注意点も多いので、キャミソールやショートパンツなど極端な薄着はしないほうがベター。さらっとシャツを取り入れたり、シアートップスを合わるくらいがおすすめです。お天気や予定に合わせて、薄手の羽織りを持参したり体温調節や紫外線ブロックができるファッションを心がけましょう。
【1】ハンサムなバレルパンツをツヤ感ベロアで色っぽく
ゆったりとしたバレルパンツには、ジャストサイズのフィット感があるベロアトップスをINして、メリハリのあるバランスをメイク。緩急をつけたシルエットが品のある着こなしにつながります。ブラウンとグリーンの配色もおしゃれ。
【2】あえてのブラウンでボーダーが女らしくモダンに
ブラウンボーダーのロンTは、ほっこり見えないようにビターなトーン&ミドルピッチの都会的な一枚が◎。クリアな白のカーゴパンツでNEOマリンにまとめつつ、カゴバッグやニットの肩掛けで小粋なアクセントを。
【3】軽やかなシアージャケットと裾絞りパンツで力まずきちんと
透け感のある素材でもきちんと感が宿るのは、リラクシーなサイズ感ながらハリのある素材でしゃきっとさせたダブルジャケットのおかげ。白パンツ×ピンクベージュのフェミニン配色なら、トレンドアイテム同士のコーデも上品にまとまります。
【4】爽やか&きちんとのリネンジャケットできれいめに
淡いイエローワンピにベージュジャケット、ジュートバッグでまろやかにまとめたワントーンが上品。通勤には、朝晩や室内の温度差に備えてジャケットを持参。シフォンやリネンの軽やかな素材に合わせて足元はヌーディにすると、コンサバすぎず抜け感が表現できます。
【5】ショートブルゾンをはおってコーデ力アップ!
ノースリワンピを着る日は軽いはおりがあると何かと安心。ギャザーをたっぷり寄せたふんわりスリーブがポイントのショートブルゾンは、肩を落としてワンピの上から軽くはおると抜け感のある洒落ムードに。ゴールドのアクセやブラウンのサンダルで大人カジュアルに落とし込んで。
【6】上品なボウタイ×華やかティアードの最強コーデ
淑女な印象をメイクできるボウタイ×ティアードスカートで旬のクラシカルスタイルを満喫。タイを長めに垂らすと、縦長シルエットが強調できてス細見えが叶います。 胸元は隠しつつ、カーヴィなラインを引き立てるニット素材や大胆な腕見せで、品良く色気もオンしましょう。
【7】スポーティなカーゴと短丈ニットのY2Kコーデ
ワントーンコーデを攻略するなら、全身同じ素材にならないよう変化をつけることで、単調にならず奥行きのある着こなしに。やわらかな素材と硬めの素材など、テンションの異なる質感を組み合わせるのがおしゃれのコツ! 裾がクシュっとすぼまったパンツとクロップド丈トップスの今どきバランスで、コーデにメリハリをつけて。
【8】美脚テーパードを×ピンクボーダーでキャッチーに
BIGトレンドに復活したデニムはスリムテーパードをセレクトして華奢見えを狙って。気温が高い日は肌感のあるカラーボーダーとおちゃめな小物でテンション高めに着こなして。
気温22度の服装のポイント
「最高気温22度」は、外にいる時間が多い日であれば半袖+長袖の羽織り、室内で過ごす日は薄手の長袖ニットを一枚で着るのが最適。その日の予定に合わせて体温調節がしやすい服選びをしておくと、室内外の温度差や寒暖差に対応できて安心です。「最低気温22度」は、最高気温が30度以上になり真夏日になることもあるので、日差しが強い日は暑さ対策に帽子を取り入れたり、荷物にならない薄手のカーディガンやジャケット、羽織り用のシャツを持参するのもおすすめです。