目ざせ美尻!美尻を邪魔する4つの悩みと対策
バストほど目にする機会がないこともあって、実はケアを怠りがちなヒップ。でも実はすごーく見られているパーツでもあります。
そんな手を抜きがちなお尻ですが、実はお手入れしだいで美尻をキープすることができるんです! みんなのお尻ケア事情からお尻の黒ずみ、割れ目などのケアの仕方まで、下着メーカー「ワコール」に聞いた美尻の秘訣をご紹介します。
(C)shutterstock
1.お尻のケアの実態!実際にケアしている人は3割以下
ボディケアといえば、手足やバストのお手入れというイメージが強いもの。でもヒップだってもちろんケアが必要なんです。でも調べてみたところ、実践している人は、4人にひとりという現状がわかりました。。
Q.ヒップのケア、ちゃんとしてる?
(MyWacoalアンケート/2013年11月1日-11月30日 総計 4170人)
はい ……26%
いいえ ……74%
「はい(ケアをしている)」と答えた人は、全体の3割に満たない少数派。「お気に入りのボディークリームでお風呂上がりにマッサージ」「ベッドの上で、つま先から腰までのマッサージを彼にしてもらってます」「ガードルなしでも耐えられるよう、ヒップアップ体操を。効果はまだみられず…」「廊下でお尻歩きをする」「エレベーターを使わず、階段で昇り降り」など、それぞれの工夫が見られます。
「いいえ(ケアをしていない)」と答えた7割以上の人は、「25歳を過ぎてお尻のセルライトを発見。でもそのままに…」「お尻に関心がない」「やらなきゃ!と思いつつ後回し。見てみぬふりです」「どうすればいいのかわからない」「見えないところなので油断している」と、意識はあるものの、わからないからこそ現実逃避している人が多数…。お尻にもっと関心を持ってもらいたいものです!
★「ブラパン」聞きたくても聞けない、下着のホンネ。みんなのコメントをもっと見る
2.お尻、どんなことに悩んでる? 原因と対策
お尻ニキビ
ふとお尻に触れて、「こんなところにニキビが!」と、驚いた経験はありませんか? そんな「お尻ニキビ」は、なぜできるのでしょう。皮膚科専門医によると、「太ももとヒップの境目や、お尻の割れ目は皮脂腺や毛穴が多くある場所。そのためにニキビや吹き出物ができやすい」のだそう。また、「座り体勢が多い人は、全体重をかけてその部分を圧迫していることに。圧迫は、ニキビや吹き出物の大敵!」と、デスクワークが多い人には目を覆いたくなる事実も。
対策としては通気性のよい下着をつけ、マッサージや運動などで足からの循環を促すのもよいそう。
太ももの境目や、割れ目の黒ずみ
「お尻の割れ目は、陰部ともつながっていることからもわかるように、メラニン色素が多い場所。黒ずんでしまうのは当然のこと」と、皮膚科医は指摘します。でも、お尻と太ももの境目が黒ずむのは気になる、という人は、衣服のスレが原因であることも。それを聞くと、ちょっと心配になってくる人もいるのでは? キツく感じるパンツはすぐにやめて、サイズの合ったものをきちんと選びたいものです。
肌のかさつき
皮膚科医によると、「患者さんでも格別に美しいヒップの方がいますが、そういう方は乳液やボディクリームを入浴後に塗るなど、スキンケアを怠っていません」とのこと。もともと、紫外線を浴びることの少ないお尻は、光老化が少なく、若々しいまま保つことができる、実は貴重なパーツでもあります。つまりきちんと手入れをすれば、美尻を保つことは夢じゃないのです。保湿のほか、「体温がいい状態に保たれること」も皮膚のいい状態につながるそう。体を冷やさないことも、美尻の大切な要素といえそうです。
おしりのむくみ
「むくみが気になっていたり、ヒップラインを整えたいなら、からだを“さする”ことをおすすめします」と話すのは、コンディショニングトレーナーの有吉与志恵さん。ヒップの形が悪い人は、腸骨(ちょうこつ)のリンパがむくんでいる傾向に。お尻サイドの上部にある骨のあたりをさすることでヒップが温まり、皮下にある老廃物が押し流されるのだそう。早速試してみて!
【まとめ】
いかがでしたか? 座りすぎ、紫外線、キツい下着、冷え…。こうしたヒップの敵から身を守り、正しいケアで美尻をキープしましょう。