「デート」って、どのようなことを指すと思いますか?
同じ「男性と2人で出かける」であっても、100%恋愛に発展しない男友達との、そのへんの居酒屋で飲むならそれは「デート」ではない気がする。でももしかしたら、男友達とであっても、2人で出かけたら「デート」と思う人もいるかもしれない(そもそも、男性と友達はありえない、彼氏になるか興味がないかどっちか、という人もいる)。
夜景の見えるお店を予約してくれてごはんだと「あれ?」と思う。もし帰りぎわに手でも繋がれようものなら、さらにその「あれ?」は強まる。
今日は「どこからデートですか?」ということを女性100名に調査してみました。
まずは、「デートではないつもりで会ったけど、これはデートなのかな、と迷ったことはありますか?」という調査結果からスタート。
◆Q.これまでに付き合っていない人と【デートではないつもりで】2人で会ったときに「これはデートなのかな?」と迷ったことはありますか?
ある 53%
ない 47%
なんと過半数の人が「ある」という結果に。自分は気軽にごはんに出かけたつもりだったけど、もしかしたら男性サイドはデートだと思っているのかも……? いったいどんなときに迷ったのか、さらに具体的なエピソードを聞いてみました。
◆どんなときに「これはデートなのかな?」と迷いましたか?
【1】スキンシップがあった
「手を繋がれた」(22歳・会社員)
「映画からの展望台で、肩を組まれたり帰りに手を繋いだとき」(25歳・学生)
「手を繋がれたり、腰に手を回されたりしたとき」(24歳・会社員)
かなり多かった回答が「手を繋がれた」というもの。こっちとしてはデートとかそういうつもりじゃなくても、たとえお酒の勢いだったとしてもそんなことされたら……ちょっと意識しちゃいますよね。
【2】行った先がデートっぽい
「行った先がカップルばっかりだった」(23歳・専門職)
「ホテルの最上階でビュッフェをごちそうになり、映画を観て、中華街で夕食をとったあとに夜景を見たとき」(23歳・公務員)
「夜景が見える居酒屋を予約してくれていたとき」(23歳・会社員)
「ごはんのつもりでいったらデートスポットに行くことに。縁結びの神社のあとにイルミネーション……(笑)」(22歳・学生)
たとえば気軽なごはん屋さんならそうは思わないかもしれないけど、カップルしかいない場所だったり、キレイな夜景が見えたり……と、「THE デートスポット」な場所に行くとなると、「あれ?」と疑問を覚えるようです。
【3】家まで送ってくれた
「最寄り駅まで送ってくれたとき」(23歳・会社員)
「家まで送ってくれたり、帰りを心配してくれたとき」(24歳・会社員)
普通の男友達だったら、ごはんを食べた駅か、帰り道が同じだとしても途中で「じゃ!」と別れるはず。でも、家や駅まで送ってくれると……もしかして私に気があるのかな、なんて、思っちゃいますよね。
【4】おごってくれた
「全額おごり」(27歳・会社員)
「おごってくれたり、お店を予約してあったとき」(26歳・会社員)
「映画を観にいってごはんを食べたとき、相手が少し多く出してくれた」(21歳・フリーランス)
「映画行ってごはん行ってカフェ行って、一日デート。全部相手の車で移動で、お金も払ってくれた」(26歳・会社員)
おごってくれたのみ、だともしかしたらちょっと弱いかもしれないけれど(女子とごはんを食べに行くときはおごる主義、という男性も結構多い)、もうひとつデートっぽい要素が何かひとつあって、そこに「おごってくれる」という要素がつくと、「デートなのかな?」感はグッと強まります。
では逆に「デートのつもりで会ったけど、やっぱり違うのかな?」と思った経験を聞いてみると……。
Q.では逆に、付き合っていない人と【デートのつもりで】2人で会ったときに、「あれ、これはデートじゃないのかな?」と迷ったことはありますか?
ある 35%
ない 65%
こちらの「違うのかな?」と思った理由を聞いてみると、「彼女との恋愛相談をされた」「ビール1杯190円とかのお店のときはデートじゃない気がする」「ほぼキッチリ割り勘」「お店の前で解散」「今日は楽しかったってLINEしたけどスタンプのみで終わった」など。確かにどれもちょっと脈がなさそう……。
それでは、男性と2人で遊びに行くとき、どんな要素があったら「デート」だと思うのか、さらに詳しく聞いてみました。
◆どんな要素があったら「デート」だと思いますか?
【1】気持ちがあれば
「お互いに好意がありそうなとき」(20歳・学生)
「ロマンチックな要素があるかどうか」(24歳・会社員)
「どちらかが異性として意識してたらデート!」(22歳・会社員)
大前提。だけど、自分が思っていても相手が思っているかなかなかわからない……から、この判断基準はなかなか難しいものです。
【2】私のためにいろいろとしてくれる
「エスコートしてくれたとき」(26歳・会社員)
「私を楽しませようとしてくれていたら」(18歳・学生)
「おしゃれなごはんとか、友達にはわざわざしないようなことをしてくれるとき」(20歳・学生)
ときにホスピタリティ精神がものすごく豊かな男性もいますが、基本的に友達との飲み会だったら「自分が楽しいかどうか」で終わる人が多いもの。だけどそこで「私を楽しませようとしてくれている」と感じ取れると、デートなのかも、と思う女子は多いようです。
【3】行く場所
「夜景の見える店など、雰囲気のいいお店を予約されているとき」(24歳・会社員)
「食事以外のことをするとき」(23歳・会社員)
「場所が水族館や動物園などのとき」(18歳・学生)
「いわゆるデートスポットに行ったら」(21歳・フリーランス)
先ほどの「デートなのかな、と迷った瞬間」にも出てきたように、やはり行く場所がいわゆるデートスポットだとそれだけで「デート」っぽい。特にごはん屋さん以外の娯楽施設に行くときはデート感が急上昇。
【4】やっぱり、ボディタッチ
「歩くとき手を繋いでくる」(26歳・会社員)
「肩を組んだり腕を組んだりボディタッチされたり……」(25歳・会社員)
こちらも迷った瞬間同様。やっぱり男友達とは手繋がないですもんね(でも、お酒の勢いで……パターンは、ある)。
【5】会話の内容による
「会話の内容や密着度によります」(24歳・会社員)
「私の行きたいところを優先してくれて、私のことを考えてくれて、真面目な話も、そうではない話もできたとき」(21歳・アルバイト)
「付き合ったらこうなりたいね、など、未来の話をされたとき」(31歳・アルバイト)
たとえば彼氏の有無をしっかり聞かれたりとか、なんとなく口説かれてるんじゃないかこれは……という展開だったりとか、未来の話だったりとか。そういう男友達じゃありえない雰囲気って、感じ取ってしまうものです。
そして……。
【5】2人で会う時点でデート!
「2人でどこかに行く時点でデートです」(23歳・専門職)
「2人で会う時点ですべてデート」(27歳・会社員)
「お互いフリーで2人で出かけて、なおかつ発展する可能性がある場合」(30歳・専門職)
意外と多かったのがこちらの回答! おそらく「男友達とは複数人で出かけることはあっても、2人ではない」とか「そもそも男性は彼氏になるかならないかの存在で、男友達が存在しない」のいずれかの意見を持っている人に多いのではないかと思います。
さて、あなたは一体何があったら「デート」だと思いますか?(榎本麻衣子)
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