1月26日にスタートする『ホリデイラブ』（テレビ朝日系・毎週金曜23時15分 ※一部地域を除く）の制作発表記者会見が1月22日に開催され、主演の仲里依紗さんをはじめ、塚本高史さん、中村倫也さん、松本まりかさん、山田裕貴さん、飯島寛騎さん、岡田龍太郎さん、壇蜜さん、平岡祐太さんが出席しました。
本作は、人気マンガアプリ「マンガボックス」にて300万人以上の閲覧者数、紙・電子累計で40万部を超えるコミックス販売数を誇る『ホリデイラブ～夫婦間恋愛～』（原作：こやまゆかり／漫画：草壁エリザ）をドラマ化。夫に浮気される側の正妻を主人公に据え、“夫婦サイドの純愛”にフォーカス。不倫という“日常に潜む罠”をサスペンスフルに描写しながら、“正妻と夫婦愛の正義”や試練の末に“本当の意味でのパートナー”として成長していく夫婦の純愛物語を描きます。
この日は結婚式風の会見ということで、仲さん＆塚本さん、中村さん＆松本さんと、劇中で夫婦を演じる2組が新郎新婦の装いで、また他の出演者も完全なる正装で登場。女性陣はみんな純白のドレスを着用し、ガラス張りの壁面から見える今年初めての大雪と見事にマッチし、その美しさで取材陣をうっとりさせていました。
私生活では世間もうらやむ円満な家庭を築いている仲さんですが、今回演じる主人公・高森杏寿は、ある日突然、愛する夫・純平（塚本）に浮気されることに。純平の浮気相手・井筒里奈（松本）が張り巡らせる執拗な妨害の罠に苦悩しながらも、夫婦再構築を目指して正々堂々と戦っていきます。
仲さんは、役どころについて「杏寿はすごくいい母であり、いい妻。なぜこの人が浮気されてしまうんだろう……と思うほど、完璧な奥さんです。なので、最初に原作や台本を読んだときは心が苦しくなりました。それでも夫を信じ、懸命に夫婦再構築のために頑張っていく健気な姿は、とても応援したくなる主人公だと思いましたので、私もそんな姿を皆さんにお伝えできるよう演じていきたいです」と明かし、「『“サレ妻”なう』な方は見るのがつらいと思うかもしれませんが、そんな方々の心の拠り所になれれば、と思います！」と、力強いコメントを。
一方、浮気夫役の純平を演じる塚本さんは、「劇中では浮気をする張本人を演じるので、心が痛いです」と嘆きつつも、「ただ、そんな純平の浮気も僕は一時の事故だと思っているんですけどね（笑）。実は、松本まりかさん演じる里奈が本当に悪い女で、こんな子に素直に『好き』と言われたらどうかなっちゃうだろう、という出来事がいっぱい出てきます。そんな展開を見て『純平は本当にバカだな。そっちに行くな』と思いながら楽しんでいただければ、と思います。ちなみに、実際の僕は純平とは全然違いますよ！」と自身は役柄と違うことをしっかりアピールしていました（笑）
今回、会見では「もし自分が杏寿のように、パートナーに浮気されたらどうするか？」という質問が。すると、トップバッターの仲さんは「浮気は引っかかる方が悪い。夫が浮気したら、一生会わないであろう国外、しかも時差のあるところに行かせます。そして二度と帰ってこられないようにします。つまり国外追放です！」と一刀両断！
そんな手厳しい宣言に対して、「最終的には許す」という寛容な方針を打ち出した塚本さんは、「国内追放とか怖ぇなぁ」とビビりまくり。さらに「最初の出会いから、どういうデートをして最後の瞬間まで行ったのか、徹底的に聞きます」（松本）、「パソコンの前に座らせてグロ動画を見せます」（壇蜜）など、女性陣のハードな対応が次々と明らかになり、男性陣は苦笑いしっぱなしでした（笑）。
ちなみに、浮気した妻・里奈とその浮気相手・純平を、セクハラやモラハラ、DV満載モードでガンガン追い詰める井筒渡を演じる中村さんは、劇中とは一転「ヘコみます……」と、かわいらしい回答を。「僕、渡とは全然違うんです。エラい演技してますもん！」と弁明し、会場を笑わせていました。
不倫という題材を切り口に、いつ誰の身にも起こりうる“日常に潜む罠”を描く本作ですが、「最近体験した“日常の罠”」も告白することになり、4歳の息子を持つ仲さんは「息子が『ママ、可愛いね』『ママ、世界で一番好きだよ』と、毎日愛をくれるんです。これは私がいつか何かの罠にかかってしまうのではないか、息子が何か仕掛けてくるのではないか、と。ちょっと（息子が）大きくなるのが怖いです（笑）」と微笑ましい親子愛を告白。
ちなみに、劇中でも杏寿と純平、2人の娘の七香（渋谷南那）の絆が描かれますが、実は素の3人も仲良らしく、特に5歳の渋谷は塚本さんにすっかり懐いているそう。
塚本さんは「キスしたり、『結婚しよう』と言ってきたり……。5歳でなかったらイケないことばかりしてくるんですよ（笑）。僕に『お母さんと結婚して』と言ってきたりもしますし……これ、リアル不倫ですよね？ 『本当のパパが悲しむから、そういうこと言っちゃダメだよ』と言っているんですが、七香は『関係ない』と。助監督さんたちからはよく、『チューしちゃダメだよ』と言われています（笑）」と、おませな女の子に振り回されるエピソードを披露していました。
さらに、LINEで「AI杏寿」と友だちになると何気ない会話に加え、毎回のストーリー展開に沿った“杏寿の悩み相談”が届くという、ドラマの世界をリアルに体感できる企画が進行中ですが、仲さんら出演者たちが「AI杏寿」との会話を体験することに。
どんな言葉にも瞬速で返事をする「AI杏寿」に、仲さんは「速い!!」と大興奮。さらに、杏寿からの悩み相談にも出演者全員で乗ってあげるなどして、会話を大いに楽しんでいました。
