◆ほんもの遊び人・高野さんが教える、横浜おさんぽデートのすすめ【たかのさんぽ 元町・横浜中華街編 第5回】
あなたは「極上の遊び」を、知っていますか?
それは、「お金をかけなければいけないこと」や「自分には縁遠いこと」……そんな風に思ってはいませんか?
でも、そこまでお金をかけなくても、遊びの種も、毎日を楽しく過ごす方法も、たくさんあるのです。
そんな「極上の遊び」のナビゲートをしてくれるのは、東京・築地生まれ、銀座界隈で幼少期を過ごし、東京中、そして日本中の「究極」や「いいもの」「おいしいもの」を知り尽くした「ほんとうの遊び人」で、現在TSIホールディングスなどで顧問をつとめる高野茂さん。
今回は、CanCam it girl 渡辺光沙子さんを、元町・横浜中華街エリアの「極上のさんぽデート」に連れていってくれました。
今回は少々番外編です。
【第5回】…え、何コレ!?横浜中華街で見つけた、魔法みたいなお菓子がスゴい
今回立ち寄ったのは、横浜中華街のメインストリート、さまざまなお土産や遊び、グルメがぎゅぎゅっと集まった、チャイナスクエア1階にある路面店「王タレ」。
実はココ、当初訪れる予定の場所ではなかったのですが……移動中にどうしても気になって、急遽立ち寄ってしまいました!
おさんぽデートには計画性も大事ですが、でもそれだけじゃつまらない。予定外の面白いものを見つけることは、さんぽの醍醐味。いつだって柔軟な気持ちで「面白いもの」を見つけていける人って、素敵ですよね。
当初は「派手なメガネをした、ハイテンションなお店のお兄さんが気になる」くらいの気軽な気持ちでふと実演販売を見ていたのですが……見ていると、魔法のような光景が目の前に広がりました。
この「王タレ」は、中国の宮廷菓子。すべてはこのハチミツのかたまりに、トウモロコシの粉をつけたものから始まります。
このかたまりです。
穴をあけます。
細長ーくのばします。
「1本が2本、2本が4本、4本が8本、8本が16本……」と言いながら8の字にして伸ばしていき、私たちが「???」と眺めていると、みるみるうちに……。
「8192本が16384本」
さっきまでハチミツのかたまりだったものが、あっというまに糸のように! なぜこうなるのかまったくわからず、2回通して見たのですが、まったくわかりませんでした……。
世の中には不思議のままにしておいたほうがよいこともあるものです。
このはちみつでできた魔法の糸でピーナッツなどを包んで仕上げます。
できあがったのがコチラ。口の中に含むと、口の中でふわぁっとはちみつの繭が溶けて美味しい! お店のお兄さん曰く、冷凍するのもオススメとのことですよ。
『王様のブランチ』や『モヤモヤさまぁ~ず』など、さまざまな情報番組で紹介されているこちらのお店。インパクト大なお兄さんと、そのお兄さんの手が作りだす魔法の繭は、横浜中華街に行ったら一見の価値アリ。
さて、こんな面白い出会いもあったところで、次は横浜中華街に行ったらやりたくなる、「手相占い」のお店へ行ってみましょう。仕事、恋愛、健康……占いたいことはたくさん。「当たる」と評判のお店、『鳳占やかた』へ向かいます。
1961年東京・築地生まれ。青山学院大学卒業。女性ファッション誌『JJ』にて、「関東VS関西企画」をはじめとしたヒット企画を生む。アパレル上場会社の東京スタイル取締役・TSIホールディングス取締役を経て、現在はTSIホールディングス顧問。
その人柄と自身の五感・経験に基づいた遊び情報は、モデル・業界人からも厚い信頼を寄せられており、日本各地のおすすめ情報を聞かれること多々。
撮影協力/王タレ(中華街本店)
横浜市中区山下144番地 チャイナスクエア1階
構成/後藤香織
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