【パソコンあるある】文字を打つと後ろの文字が消えてしまうアレ!犯人は…お前か!

■誰しも一度は困らされたことがある”アイツ”


挿入モード

普段通りPC(パソコン)で作業していたら、いつの間にか入力した文字が後ろに続く文字に上書きされて消えてしまうようになってしまった…という経験をしたことのある人は少なくないはず。

例えば…

お願いします

この「お願いします」の頭に「よろしく」を付け足して「よろしくお願いします」にしたいのに…

よろしくます

あああああ!!! もう!!!
こんな感じです。

 

 

■犯人はあんただ!「Insert」キー


Insert

 

この現象の犯人はこちらの「Insert」キー。
バックスペースのすぐ近くに配置されていることが多いので、文字を消す際に誤って押してしまうのが一番多いパターンかと思います。

「Insert」とは「挿入」という意味。
「挿入モード」というのは普段私たちがPCで文字を入力するときの、上書きをしないモードのこと。
Insertキーはこの「挿入モード」と「上書きモード」を切り替えるためのキーなのです。

「押すと上書きモードになるのに、なんで”Insert(挿入)”って名前なの?」とお思いでしょうが、元々PCのデフォルト(基本設定)が上書きモードだったときの名残だそう。

 

 

■奴が現れるサインは「水色の四角」


気づかないうちに忍び寄る「上書きモード」の魔の手ですが、ミスタッチする前に気づく方法はあります。ポイントは上の画像にもある「水色の四角」

普段「挿入モード」で文字を入力するときには、カーソルを合わせると細い縦線が点滅するように表示されますが、上書きモードではカーソルを合わせたところに水色の四角が表示されるのです。

こうなっていたらおそらく誤ってInsertキーを押してしまったということ。もう一度Insertキーを押して再び挿入モードに戻せばミスタッチから逃れます!

 

 

今回ご紹介したような状況に陥ったとき、再起動したり、あちこち押しまくったり、他人任せにしたりと、力技で回避してきたという人もいるのではないでしょうか。ぜひこの記事で原因と対策を覚えてくださいね♪

※お使いのPC環境によってキーや機能が異なったり、存在しない場合があります。

(霧崎まい)

 

 

 

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