これで大丈夫。正直苦手な女性上司と、うまく付き合う簡単なコツ7つ

もはや、「女性の上司」なんて、珍しくもなんともない存在になっている時代。

あなたは、女性の上司と働いたことはありますか?

 

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ここ最近話題となった、激しい罵倒をしてくる女性上司……とまではいかないにしても、「男性上司とはちょっと勝手が違うなぁ」と感じること、あったりしませんか?

かつての私も、そう感じていた一人です。今までに4人の女性上司と仕事を経験しましたが、その中には「配属初日に退職届を出した部下が複数いる女性上司」なんてツワモノもいらっしゃいました。

そこで身をもって掴んだのが、「ここさえちょっと気をつければ、たいていの女性上司とはうまくいく」という、幾つかのコツ。今日はそんな実体験も交えつつ、女性たちに調査した「女性上司と働く上で気をつけると良い簡単なコツ」をご紹介します。

▼女性上司と働く上で気をつけるべきこと7つ

◆(1)仕事がデキる部下になる


まず真っ先に心がけるべきなのが、仕事がデキる・使える部下になることです。
この男社会で出世レースを勝ち残ってきた上司。自分が“デキる女”なだけに、彼女たちは仕事がデキない部下が大嫌いです。

いろいろなことを考える前に、まずは誠実に仕事に取り組み、自分なりに結果を出すこと。シンプルに仕事に打ち込むだけで、関係がグンと良くなる場合もありますよ。

★「この若手、デキる」と言わせたい…上司が本当に求めている10のこと

 

◆(2)常に上司をたて、「味方だ」と理解してもらう


見てきた限り、女性上司たちは、女性ならではの「自負」と「不安」を抱えている方が多い。男を押しのけて出世してきたという自負、でも本当にこの職が務まるだろうかという不安が、上司の中でいつもぶつかり合っていたのです。

その結果「とにかく隙を見せまい」とピリピリしてしまいがちな、女性上司。信頼を得るには「この部下は私の味方だ」と安心してもらうことが大切です。人前でミスを指摘しない、反対意見を述べるときは言い方に充分工夫するなど、常に上司をたてることを意識し、味方であることを伝えましょう。

 

◆(3)男性びいきと機嫌の悪さはスルーする


イケメンや若手社員など、男性につい甘くなってしまうのは女性の本能です。変えようとしてもなかなか難しいですし、ここで怒ってもどうにもなりません。そういうものだと受け入れて、自分は自分で信用を得る努力をしましょう。

また女性の身体はホルモンの影響を受けやすく、イライラしたり落ち込んだり、すぐに気分が乱高下してしまうのは、ある程度仕方のないこと。よくわからないけれど上司の機嫌が悪いときは、きっとそういう日。近づかず放っておきましょう。どう接したらいいのか……なんて気に病むのは無意味です。「体質的なものだから仕方ない」と受け流す癖をつけると、意外と楽にスルーできます。

 

◆(4)雑談も大事。聞き上手になろう!


雑談は意外と重要です。お互いへの安心感や信頼は、他愛ない話をちょこちょこ重ねる中で少しずつ育ちます。女性は話を聞いてもらうと安心し、満足できます。

ぜひ聞き上手になりましょう! 上司に話しかけられたら、にこやかに相づちを打ちながら話に耳を傾けましょう。立場上、孤独を感じることも多い女性上司です。好意的に話を聞いてくれる部下には、心を開きたくなるものです。

 

◆(5)報連相をこまめにする


女性は、男性よりも細かい点に目がいきます。また、結果重視の男性と異なり、プロセスを重視するのも女性の特徴です。このため女性上司に対しては、比較的こまめな報連相(報告・連絡・相談)をすると喜ばれます。

途中経過を把握してもらうことは、部下自身のミスの予防にも繋がります。仕事をしていて引っかかったり疑問に思ったりした点は、些細なことでもその都度相談していきましょう。頼りにされると上司も悪い気はしません。

◆(6)恋愛話や夫・子どもネタは避ける


女性ながらに出世街道を歩いてきた上司には、並々ならぬ努力の歴史があったでしょう。人によっては、恋愛、結婚、出産といった、いわゆる“女性の幸せ”とされていることよりも、仕事を選んだ過去もあるかもしれません。

とくに独身バリキャリの上司に対して「恋愛・夫・子ども」の話題は、禁句とまでは言いませんが、あえて自分からは出さない方が無難です。もちろん気にしない上司もいるでしょうが、そこはやっぱり女同士。嫉妬心を目覚めさせる可能性が高い話題は、避けましょう。

 

◆(7)「女を武器にする」は絶対NG


もちろん若さや女らしさを武器にして仕事を楽にしたり、男性社員に猫なで声ですり寄ったりするのは厳禁です。少なくとも、上司の前ではそんな素振りを見せないこと。お互い気持ちよく仕事をする最低限のポイントは、やっぱりココです。

 

以上、経験を踏まえた上でのコツ7つ。決して難しいものではありません。

これらを意識することで、私は例の“退職者続出上司”からも可愛がって頂き、かなりスムーズに働くことができました。

味方につけると心強い女性上司! 上手にコミュニケーションをとっていきましょう。(豊島オリカ)

 

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