ストレス社会を生き抜くみなさん、毎日お疲れ様です!
みなさんはストレスを感じたとき、どうやって発散しますか? 寝る、食べる、運動する……など様々ありますが、実はあなたが行っているそのストレス発散法、間違っているかもしれません。
低ストレス女性と高ストレス女性に調査したところによると、毎日の基本的行動の傾向がかなり異なる傾向にあるのです。
ということで今回は、株式会社メディプラス研究所が運営する「オフラボ」が20~69歳の女性2266人(内、高ストレス者356人、低ストレス者204人)に調査した「低ストレス者と高ストレス者の行動の違い」に関する結果をご紹介します!
■低ストレス女性と高ストレス女性の基本行動の違いは……?
4つの基本行動の中で大きく差が出たのは、「睡眠を7時間以上とる」という点。
高ストレス女性は、平日に7時間以上の睡眠時間をとっているのはわずか2割。それに対して低ストレス女性は、月・火・金曜日は35%前後ではあるものの、水曜日には半数以上が、木曜には4割以上が7時間以上の睡眠時間を確保しています。
また、「夕食を家族ととる」割合も、低ストレス女性のほうが高ストレス女性よりも全体的に10%程度、多い結果になりました。仕事の関係上ゆっくり睡眠をしたり、家族との時間がとれない……なんてこともあるとは思いますが、なるべく意識してみるといいかもしれません。
「湯船につかる」と「仕事」は両者ともにかわらない傾向に。
では、誰もが行う基本的行動ではなく、自分の意志で選ぶ「時間の使い方」は、低ストレス女性と高ストレス女性でどう違うのでしょうか? 見ていきましょう。
■低ストレス女性と高ストレス女性の自分の時間の使い方の違いは……?
低ストレス女性と高ストレス女性と比較して一番差が出ていたのは、週を通しての「ストレス発散の食事」の高さ。火曜日~金曜日は低ストレス女性の倍近く、高ストレス女性が高いことが分かりました。美味しいものを食べるとその場ではストレス発散になるものの、あとから「太ったかも……」「なんであのときあんなに食べちゃったんだろう」と、新しいストレスのモトとなる可能性もアリ。低ストレス女性は「ストレス発散の食事」を選ぶことが少ないことから、ストレスのはけ口を食欲に求めない傾向にあります。
低ストレス女性の傾向を見ていると、週初めを「ジム」や「断酒」、「セルフケアに時間を割く」など健康的な時間にあて、週半ばは「趣味」、平日最後の金曜日に「異性とのスキンシップ」や「デート」とメリハリのある1週間なのが印象に残ります。
基本的生活行動と自分で選ぶ行動の両方を合わせて見てみると、低ストレス女性は月曜日に「入浴」や「夕食を家族ととる」ことをしたり、週初めを健康的な時間にあてること。そして週の半ばに「趣味」や「睡眠」をすることをあわせると、ストレスを少なくする鍵は週初めの月曜日と、週半ばの水曜日と木曜日の過ごし方にあるようです。
低ストレス女性の1週間の過ごし方を参考にしてみると、もしかしたらあなたの生活も変わってくるかも? 是非試してみてくださいね。(こぐれみき)
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