「野心」のある女性は約8割!それを妨げる「壁」とは?

みなさんには実現したいと思っていることや、ちょっと挑戦したいなと思っていることはありますか? 習い事や資格など身近なものから、留学や起業など大きなものまで様々だと思います。

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トーキョー女子映画部が女性415人に「女性の野心」について調査。イマドキ女子って冷めているのかと思ったら、意外とアツイ女子が多い!?

 

◆「野心」のある女性は約8割!それを妨げる「壁」とは?

まずは何か野心を持っているのか聞いてみました。

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「必ず実現しようと思っていることがある」21.7%
「いつか実現させたいが、実行に移せていないことがある」37.3%
「野心はあるが、まだ具体的なことが見つかっていない」18.1%
「特にやりたいことや実現したいことはなく、野心はない」22.9%

実際行動に移しているかどうかは別として、「野心がある人」は何と約8割にものぼりました! これってすごくないですか? その中でも「やりたいことが見つかっている人」は約6割にもなるんです。イマドキ女子って、もっとドライというか、「やってやるぞ!」みたいなアツイ感じにならないのかと思ってました。

でもこの「野心」に歯止めをかけるものがあるらしいのです。
上昇志向があっても苦労する女性にとって、一番の壁は何? それぞれの回答にリアルなコメントも。

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1位 「男性優位の風潮」35.9%

■「昔に比べて女性の地位は確立されてきたものの、私の会社では未だに男性の活躍や管理職が目立つ」(20代前半)
■「ナンダカンダ言っても、結局は男性優位な状況というのはまだある。「女性なのに」という男性的目線と、「女性だから」という劣等感と僻みを持つ女性的目線もあると思う」(30代後半)
■「先進国だと思われているアメリカでも男性優位の社会」(50代)
これだけ「男女平等」や「女性の社会進出」と言われている中でも、まだまだ「男性優位」の社会ですよね。メディアで取り上げられるような男女平等の会社なんて、ほんの一握りしかないように思います。

 

2位 「周囲の理解不足」23.4%

■「女性の成功だけではなく、人は出来ると思えば未知の力を発揮できると思う。周りから「できない」と決めつけられると、人は無意識にそう思ってしまうし、行動してしまうと思う」(30代前半)
■「上昇志向があっても周りがついてこなければ実現できない」(40代前半)
「お前にはどうせできないだろう」という空気を出されると、戦意喪失ですよね。周りが協力的でなければチャレンジする気持ちも萎え、口に出したりすることさえ悪いことのように感じてしまいそう。

3位 「家族の存在」23.1%

■「家族をないがしろにして、自分の夢を追って実現させたところで後悔しか残らない」(30代前半)
■「家族の日々の世話は女性という風潮は今の時代も否めない。家族の面倒を見ずに責められるのは、男性でなく女性」(40代前半)
これ分かります! 実は私も昨年から両親の面倒を見始めました。弟がいるのですが、なぜか当たり前のように私に頼ってきました。自分の子供も小さいため、子供と両親の面倒で自分のやりたいことなんか二の次、三の次状態。でも、どちらも大切なため投げ出してまで自分を優先できないでいます。

 

4位 「経済的な問題」11.3%

■「何かをするにはお金が必要で、お金を稼ぐためには家庭との両立などの問題も出てくるし、経済的に裕福な人とはスタート時点で差が出ると思う」(40代前半)
■「夢のためにバイトをたくさんして貯蓄をしているが、バイトで時間が埋め尽くされているため勉強する時間がない」(20代前半)
先立つものはお金! とまではいかないにしても、多少なり準備金は必要ですよね。最近ではクラウドファンディングで、支援してもらう形もあります。

 

5位 「年齢的な問題」2.9%

■「年齢で制限される事がある」(10代後半)
■「年齢は努力してもどうにもならない」(30代後半)
年齢制限のあるものでいうと、例えば「ワーキングホリデー」は30歳までですよね。物理的にでなくても、体のことを考えると年齢的に難しい運動などもありますね。人は皆、年をとっていく生き物です。のちのち後悔しないように、今の自分が興味のあるものにはチャレンジしていきたいですね。

多くの女子が「野心」を強く持っている中、簡単に乗り超えることは難しそうな「壁」も存在することが分かりました。私も現状、壁アリの生活を送っていますが、諦めることはしていません。どこかに打開策があるのではないかと、友達に相談したり、資料を集めたり、シミュレーションしてみたりと、スローではありますが前に進もうとしています。野心のある女子たちも、壁が立ちはだかってもポジティブな気持ちを持ち続けてくださいね。(あおいあん)

情報提供元:トーキョー女子映画部

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