ハロウィンといえばなぜ「黒猫」なの?黒猫にまつわる都市伝説あれこれ

「黒猫に前を横切られると縁起が悪い」なんて話、聞いたことありませんか? 小学生の頃、この都市伝説に踊らされ、黒猫に遭遇したときは前を横切られないようにと注意しながらその場を離れたものです。

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そういえば、もうすぐやってくる「ハロウィン」でも「黒猫」が象徴のひとつとなっていますが、これ、なぜだかわかりますか?

ペット情報サイト『PETomorrow(ペットゥモロー)』によると、どうやら「ハロウィンに仮装をすること」に深い関係があるみたいなんです。

 

もともとハロウィンは古代ヨーロッパの原住民ケルト人の風習で、10月31日になると霊界から悪霊や魔女たちが現世にやってくると信じられていたそうです。そこで人々は悪霊や魔女に魂をとられるのを防ぎ、仲間と思ってもらうためにお化けやガイコツの仮装をしたと言われています。(中略)実は昔から黒猫は魔女の使いとされていたので、黒猫の仮装をすることで魔女の目をあざむいていたんだそうです。(『PETomorrow』より

“魔女の使い”だから、不吉なイメージがついてしまったのでしょう。たしかに、アニメ『魔女の宅急便』に出てくる“ジジ”も黒猫ですよね。

 

でも日本には、「黒猫が江戸を救った」という言い伝えがあるんです。

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東京の西新宿にある新宿住友ビル近くには、大きな玉を手にしたぽっちゃり体型の黒猫の像「玉ちゃん」が。この玉ちゃん、実は“江戸の恩ねこ”と呼ばれているんだとか。

室町時代の武将・太田道灌が戦で劣勢に立たされ、逃げ惑っている時にお寺まで案内し、命を助けたと言われているんです。太田道灌は江戸城を築き、江戸を開いたとされる人物。そのためこの黒猫は「江戸の恩ねこ」とされています。(『PETomorrow』より

 

不吉か幸運か……いずれにしても、「黒猫」にはどこか神秘的なイメージがあるというのは言えるのかもしれませんね。(さとう のりこ)

情報提供元:PETomorrow(ペットゥモロー) http://petomorrow.jp/

 

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