柳ゆり菜、栗原類は「この人に自分を差し出してもいい」【インタビュー】

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WI では、ここからサクサク行きましょう。最強の吸血鬼・邪鬼を選ぶなら。

栗原 吸血鬼……。個人的に好きなのは、“姫”です。見た感じがすごいメドゥーサを連想しますが、彼女が登場するシーンは僕が思うこの映画の最大の見どころだと思います。姫が出てくるときは、緊迫感がいままで以上に出てきている気がします。

 私は雅だと思います。やっぱり“強い”と思います。邪鬼だと、百目はどこに逃げてもどう戦おうにも私は助からないんじゃないかな。最強だと思いました。

 

WI 不老不死を手に入れたい?

栗原 いいえ。

 う~ん。老いは嫌だけど、不死はいらない。

 

WI それはなぜ?

栗原 僕は、僕自身はそのままなのに、周りが老けていくのは嫌です。自分だけ老けない。毎日同じ顔を鏡で見るのはイヤです。

 私は、25で止まりたい(笑)。

 

WI では、少しだけプライベートな質問ですが、秋冬のファッションは?

栗原 ゴス押しです。

 私はファーを取り入れます。

 

WI もし、プレゼントをもらうとしたらなにがほしいですか? 理由は?

 帽子。パッと浮かんだものです。

栗原 手袋。私もパッと浮かんだものです。

 

WI では、最後にメッセージをお願いします。

栗原 彼岸島は過去2回実写化していて、今回は2013年版ドラマの続編のイメージですが、でも今までのものと世界観が違って、僕が思う『彼岸島』が全て詰まった作品になっていると思います。アクションや笑い、ホラー。全てが詰まった作品。全てが詰まった映画って、漫画原作でもなかなか映画館で観ることはないと思うんです。今回は、リアルな邪鬼たちのCGで怖さを作っているので、ぜひ映画館で観てほしい。アクションも大画面で味わってほしい。邪鬼たちも大画面でみて感想を広めてほしいと思います。

 2年半という長い時間をかけて、スタッフが妥協せず作り上げた作品です。すごい迫力です。私は今回初めての参加でしたが、前作を見ていない人も、見ている人も楽しめるし、お子さんから年齢が上の方まで楽しめる作品だと思います。

 

インタビュー中に「仲が悪いんです」と顔を見合わせ笑いながら語るなど、インタビュールームへ登場した時から、和やかムードのふたり。インタビューを行う前は、栗原さんの口数が少なかったら……と不安な気持ちでしたが、時間が短く感じるほど楽しい時間となりました。

公式ホームページ: http://higanjimadx.jp/

全ては1人の吸血鬼から始まった--。映画『彼岸島 デラックス』は、10月15日全国ロードショーです。(平山正子)

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