もはや「ネット依存」なことが「普通」な世の中と言っても過言ではないのでしょうか。
何かあればSNSに即書き込み、SNSに載せるために写真を撮る。
周囲にいる友人よりも、本名も仕事もよくわからないけれど、ネットで繋がっている人たちのほうが、よほど「今の自分のリアルな生活」を知っている。
……そんなこと、身に覚えはありませんか?
インターネットやSNSはある程度みんなやっているし、楽しいものです。しかし、「この人ガチでネット依存なんじゃ……」と思われてしまう行動が世には存在するようです。
Woman Insight編集部が、20~30代男女に調査した「周囲で見かけた、ネット依存かな……と思った人の行動」をご紹介します。
◆いつ見てもSNS上にいる
「私が朝起きてから夜寝るまで、ずーっと10分に1回くらいTwitterに何か書いている人がいて、いつ仕事してるんだろうと思う」
「LINEでいつなんどき連絡してもすぐに既読になる友人。返事が早いのはありがたいけれど、本当にいつ連絡しても即既読なので、ずっと携帯見てるのかな……と思う」
「この人、いつ寝てるんだろう、いつ仕事してるんだろう……」と思う頻度でずっと何かしらのSNSにいる人っていますよね。ある人はずっとTwitterにいる、ある人はいつFacebookやインスタをアップしても即座に「いいね!」を押してくれる、ある人は四六時中LINEを見ている……。
あまりにも四六時中ずっとレスが早すぎると、「ずっとネット見てるのかな……」と思われてしまうようです。
◆人と会っているときにずっとネットしている
「大人数でいるときならまだしも、2人で遊んでいるのにずっと携帯を見ている友人がいる。あとで彼女のTwitterを見たらすごい頻度でツイートしてた。目の前に私いるのに……」
「ずっとインスタ用の写真撮って画像加工してる友人。確かに撮る写真はかわいいけれど、あの人はインスタのために生きてるのかもしれないと思うことがある」
これもたまにいますね。お互いがそういう「ネット大好き!」ならまだしも、片方がネット大好き、片方がそうでもない……そんなときに、実際目の前で会っている人がいるのにも関わらず、ネットを見ることを優先してしまうと、「この人大丈夫かな……」と思われることがあるようです。私はお互いにネット大好きな友人と一緒にいると、お互い目の前にいるのにお互いTwitterに書き込んで、お互いにリツイートしあう、ということをしたりします。ネット依存かもしれません。
◆SNS>現実という価値観
「女子会をしたときに、何もかもが“SNSに掲載すること”を念頭に進められている会があった。店もメニューも美味しさとか食べたいものより、写真映えするか否かで選ぶとか、服も撮ったときにキレイに見えるようにドレスコードをしっかり決めるとか……それはそれで楽しかったけど、幹事の人があまりにも徹底しすぎていてすごかった」
「現実で遊ぶより、家でネットしてるほうが100倍楽しい……と言っている人がいた。人の楽しみはそれぞれだけど、ちょっと心配になった」
確かに、ネットは楽しいものです。(この記事が上がっているのもネット上ですしね!)
けれど、あまりにも「現実でどうか」よりも、ネットでの見映えやネット上の楽しさを優先しすぎてしまうと、「ネット依存」を心配されてしまいがち……。
ネット上はたくさんの情報が溢れていて、普通に暮らしていてはなかなか出会えないような、ものすごく趣味や気が合う人とコミュニケーションをとれる場でもあります。
ですが、ネットはあくまでも現実をより楽しくするために使う場。ネットに振り回されることがないよう、没入しすぎには、どうかご注意を……。(榎本麻衣子)
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